懐かしのコーラ色車両復刻 しなの鉄道、開業20年記念
更新 sty1803040015 しなの鉄道(長野県上田市)は4日、1987年から90年にかけて信越線を走った「コカ・コーラ」のロゴを掲げた赤色の復刻車両の運行を始めた。昨年10月の開業20周年を記念した事業の一環。戸倉駅(長野県千曲市)での出発式にはかつて走っていた懐かしい車体カラーを見ようと、鉄道ファンらが集まった。
塗装費用の捻出には、インターネットを通じて資金を募る「クラウドファンディング」を活用。この日は臨時列車が戸倉-軽井沢(長野県軽井沢町)間を走り、しなの鉄道の玉木淳社長は出発式で「このような記念すべき日を迎えられたのは、北海道から沖縄県まで519人の(クラウドファンディングに対して)支援してくれた皆さまのおかげだと思っている」と感謝の意を表明した。