ダレス国際空港に向かっていたウィスコンシン航空3833便が乱気流に巻き込まれて大変なことになったようです。そこで天気のあれこれは、この内容について取り上げたいと思います~
目次
- 1.ウィスコンシン航空3833便が乱気流に巻き込まれる!!
- 2.当時の米東部では寒波に見舞われており、最悪の気象条件だった!!
- 3.乱気流に巻き込まれた乗客はほぼ全員が嘔吐する事態に!!
- 4.ウィスコンシン航空3833便は無事着陸!!
- 5.ちなみに乱気流にはどんなものがある?
- 6.過去には乱気流に巻き込まれて墜落した事例も!!
- 7.まとめ
1.ウィスコンシン航空3833便が乱気流に巻き込まれる!!
米大手航空会社のユナイテッド航空がユナイテッド・エクスプレスとして運航にあたるウィスコンシン航空3833便が、2日朝乱気流に巻き込まれました!!激しい乱気流に巻き込まれた同機は、急降下を強いられました!!
2.当時の米東部では寒波に見舞われており、最悪の気象条件だった!!
当時の米東部では寒波に襲われており、大雨や強風・断続的な降雪などがあり、多くの地域で洪水も発生していました。気象条件はかなり悪く、ダレス国際空港でも一時閉鎖をしているくらいでした!!
3.乱気流に巻き込まれた乗客はほぼ全員が嘔吐する事態に!!
乱気流に巻き込まれたウィスコンシン航空3833便の乗客は、機内のほぼ全員が嘔吐する事態となりました。同機を操縦していた機長も航空気象センターに「私も吐く寸前だった」と報告しており、かなりの揺れだったようですね。
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4.ウィスコンシン航空3833便は無事着陸!!
乱気流に巻き込まれたウィスコンシン航空3833便ですが、無事着陸に成功し、乗客にも怪我等はありませんでした。着陸態勢の際には少数の乗客が病状を訴えていましたが、医療上の手当てまでは必要なかったようです!!
5.ちなみに乱気流にはどんなものがある?
乱気流とは航空機の航行に影響するような風速・風向が急激かつ不規則に変わっている流れのことを言います。乱気流には大きく分けて、以下の5種類があります。
☆建物や地形の影響によるもの
高層ビルや山などの障害物によって地表離隔の気流が乱された場合に発生する乱気流。
☆空気の対流によるもの
地表面の温度差による局地的な上昇気流や前線による上昇・下降気流などによって生じる乱気流。
☆ウィンドシアによるもの
水平または垂直方向に風向または風速の差が出来る事で、前線面やジェット気流の周囲に発生する乱気流。ジェット気流によって生じるのは晴天乱気流とも言う。
☆航空機の翼端渦によるもの
航空機の翼の上下面の圧力差によって発生する乱気流。
☆エアポケットによるもの
大気中に気流の変化で下向きの気流が生じる際に発生する乱気流。
6.過去には乱気流に巻き込まれて墜落した事例も!!
乱気流等の気象が起因とする航空機事故は年々減ってきているものの、日本でも年に数件程度は発生しています。特に小型飛行機が影響を受けやすく、航空機事故の半数程度を占めています。
過去にはアメリカン航空587便が2001年に乱気流に遭った後に墜落したケースもあり、265名の犠牲者も出ています。
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7.まとめ
ウィスコンシン航空3833便が乱気流に巻き込まれて急降下したことで、乗客のほとんどが嘔吐する事態になりました。幸い怪我人等は出ませんでしたが、過去には乱気流が原因で墜落事故なども起こっています。こればかりは乗客にはどうしようもないので、航空機に乗る際には、乱気流に遭わないように祈るくらいしか方法がないですね!!
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