昨夜、久し振りに足の三里に灸をした。
もちろん、千年灸のような温まるタイプではなく
百草を直接する昔ながらのスタイルだ。
お灸は鍼を打つよりも少々手間がかかる分、忙しい現代に置いては贅沢な療法かも知れない。
それに、縁のない人には想像もつかないかもしれないが、お灸はなかなか気持ちよいもので、燃え尽きる瞬間に、つーんと体の芯に熱が沁みてくる感覚が癖に成る。
因みに亀仙人は、この技を余りクライアントに見せない(笑)
何故なら、必ず次も「灸をして欲しい」とリクエストされるからだ。
最近は若い女性が自宅で温灸をすると聞く。
それ程お金も掛からず、冷え性にもプラスの効果が期待できるお灸は、手軽な家庭療法としてうってつけだと思う。
と、やはり前振りが長い・・・(苦笑)
今日のテーマはがんだ。
一昨年だか、厚生労働省が「日本人の2人に1人はがんに罹患する」と発表したのだが・・・
当選確率、何十万分の一の宝くじは買うが、確率二分の一のがんには「自分だけは罹らない」と信じる人は、ここから先は読む必要が無い。
本当は、夫婦であればそのどちらかが
子供が二人いるならそのどちらかが
家族4人なら、そのうち二人が
がんに罹患するという統計なのだが・・・
その時に、流石に無関心でいるわけには行かないと思うがどうだろう。
それが許されるのは家の古女房だけの筈(爆)
彼女だけは、「何があっても夫が何とかしてくれる」と盲信している(苦笑)
しかし、そんなに期待される亀仙人にも、出来る事と出来ない事がある。正直、がんが治るかどうかは五分五分だ。
なぜ五分五分かというと、その一番はがんに罹る人の気質にある。これは多くの臨床を経ての印象なので、もしこれを読んでいる人で違っていたら、ご容赦願いたい。
その気質とは、頑固と分離感
だから、がんに罹ったのか・・・それともがんに罹患するとそういう気質が表面化するのかは分からない。
よって、亀仙人はがんは診ないと決めている。
その代わり一つだけアドバイスをする。
「足の三里にお灸をするといい」と
すると、大抵が「なぜ?」と理由を聞いてくる。
兎に角、頭で納得しないとやらない(笑)
自分の狭い経験の中で、狭い判断力を使って物事を選り分けても、果たして、その答えは正しいのだろうか?
だから、こちらも無理にとは言わない(笑)
折角、立派な医療があるのだから、そこで定番の治療を受けた方がその人も幸せだと思う。
ただ、亀仙人は自分にはお灸をする。
古女房は普段はしないが、もしがんになれば、私のいう通りにするだろう。何故なら、普段から圧倒的な事実を見せているから(笑)
因みに、「なぜ?」と聞かずに「どうやって?」と聞いてくる人は、五分五分の明るい方に分類される。だから未だ未だ可能性はあると思っていい。
そして、やった人間にだけ亀仙人はその理由も教える。
だがまあ、本当は理屈は後付けで、長い人間の経験の中から出て来た知恵なのだけどね^^
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