真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
答えはNOだ。
機械を人間のように扱わないといけないなら、初めから機械なんて作らないほうがいいからだ。
逆に考えてみればいい。
各国の詳しい禁止令については勝手に調べてもらうとして、こういった歴史を顧みたとき導き出される答えは、「禁止しない」のではなく、「禁止できなかった」といったほうが正確だということだ。
今回、学ぶべき教訓は「一度与えたものは、そう簡単に奪えない」といったところか。
だから本当に禁止したいなら、そもそも普及させるべきじゃないってことだな。
つまり大麻が今よりも普及したり、使っている人間がどんどん出てきたり、巨大な組織があったり、大きな社会問題に発展したりすれば日本でも解禁される可能性はありえるだろうな。
或いは、日本が大麻吸わなきゃやってられないほど酷い社会になるか。
……え、「既になってる」?
私に法を選り好みする権利はない。
誤解している人間もいるが、自由軒のカレーは飯とルーを単純に混ぜて提供しているわけではない。
小さめのフライパンに飯とルーをなみなみと入れて、ヘラで混ぜながら「煮ている」。
レトルト版だとこのあたりの工程が短く、省略されていることもあるが、皿の上でただ混ぜているわけではないのである。
学ぶべき教訓は、「簡単に見えるものほど簡単だと思ってはいけない」だ。