天才伊藤浩士先生の末の世の憂鬱ブログ

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 ネットの中では、「プロ市民」「プロ土人」などという言葉が平気で使われています。プロ、つまりそれで生計を立てていることがもの凄い悪事のような印象でネトウヨたちは語っていますが、それで生計を立てることの大変さが全く分かっていない人間の、真面目に自分が今やっていることで生計を立てようと思ったことのない人間の、身勝手で増長した歪んだものの見方のように私には感じられます。

 原発反対運動をやっている者は、1日1万円の日当を中国からもらっていて、それで生計を立てているから「プロ市民」だ、沖縄で基地反対の座り込みをやっている者は、1日2万円の日当を中国からもらっていて、それで生計を立てているから「プロ土人」だと、ネトウヨは非難しているのですが、現実にデモや座り込みで中国から現金をもらっている人などいません。

 誰でもデモや座り込みをやれば、外国から現金をもらえて簡単にプロの政治活動家になれるとネトウヨは思っているようですが、現実は絶対にそんな甘いものではありません。

 原発の建設計画があって、地元で大きな反対運動が起きたような場合でも、反対派の専従事務局長になってみんなのカンパから月給が出るのは1名だけです。政党にしても、労働組合にしても、専従職員になれるのは何百人に1人くらいです。

 日本の場合に、政治的な主張を口にすると、それで飯が食えるのであれば言えとされる場合が多いので、専従活動家になりたい人は多いのですが、現実にはもの凄く狭き門になっています、ネトウヨはこの現実を知ることなく運動をやっている人たち全員をプロであるとして蔑んでいます。そしてアマチュアでやっている自分たちの方が上だとしています。

 それはネトウヨが四畳半に引きこもっていて、自分がネットのなかで喚き散らしている主張や情報で、本気で生計を立てようと試みたことがないからではないかと私は感じています。

 どんな仕事でもそれで生計を立てて行くのは大変なことです、ましてや政治活動や社会運動で生計を立てるのはとても狭き門なのですが、デモに出れば現金がもらえてプロ活動家として生計が立てられると考えているネトウヨには、社会経験がないと考えても良いのではないかと思います。

 他人のことをプロと罵るのであれば、自分が極右活動で生計が立てられるかどうかやってみればよいのです。自民党ネットサポーターズクラブでも15000人のメンバーのうち、手当を支給されて書き込みがやれるのは100人未満という現実に突き当たって、極右活動で生計を立てることの困難さに呆然とするに違いありません。


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