Twitterで回ってきたヴァーチャルSHOWROOMER 東雲めぐの動画に衝撃を受けました。
か、可愛い。。
声の可愛さも然ることながらヴァーチャル空間に生きて存在しているかのような映像。
コメントや投げ銭としてユーザーから送られたアイテムを触って動かしている様はさながらサマーウォーズの電脳空間が実現しているかのようです。
東雲めぐとは?
動画配信プラットフォームSHOWROOMで配信を行う3Dヴァーチャルアイドルです。
アニメVR/ARブランド Gugenkaが配信する3DCGアニメーション「うたって おんぷっコ♪」の主人公とのこと。
今のところアニメの配信はなくSHOWROOMでのライブ配信がメインの活動になっているようです。(2018.3.3現在)
声を演じるキャストはオーディションによってアマチュアのSHOWROOMユーザーの中から公募されました。
姿は3Dモデルで作られており実際の人の動きをキャプチャーすることでリアルな動作をしています。
下記は3DモデルSHOWROOMER東雲めぐを体験を体験している動画です。
体験者の手や体の動きに合わせてPC画面内の東雲めぐが動いていることがわかります。
またVRゴーグルをつけることで、目の前にあるだるまのアイテムに手を触れて動かすことができるようです。
用いているのはOculus RiftとOculus Touch。
OculusRiftはVRの先がけとなったVRゴーグル。
Oculus TouchはRift用のコントローラーで両手にもって操作します。
このTouch、手の大まかな動きだけでなく親指と人差し指の動きにも反応。
これにより多彩な手のモーションが可能となっています。
実際、東雲めぐの動画を見ても
「本当にこれリアルタイムで動く3Dモデル??」
と疑いたくなるような精細な動きをしています。
このような東雲めぐの配信システムは株式会社エクシヴィによるAniCast(アニキャスト)と呼ばれるものです。
このシステムにより、Oculus RiftとTouchを用いるだけで3DCGキャラクターになりきって配信することができます。
またこの東雲めぐの大きな特徴はSHOWROOMのギフティング機能に連動していることです。
SHOWROOMは双方向コミュニケーションを掲げており、閲覧ユーザーから配信者に対してギフトを送ることができます。
この機能を使うことで配信を閲覧しているユーザーは配信を行なっている3DCGキャラクターに対してバーチャルアイテムを送ることができます。
そしてそれは画面上に現れ、キャラクターが触れることも!
これは今までの3DCGキャラクターによる動画配信との大きな違いになると思います。
3DCGによる動画配信はヴァーチャルYoutuberという呼び名ですでにYoutube上にいくつか存在し盛り上がっています。
Youtubeの場合、閲覧しているユーザーはコメントを残し感想等を述べることしかできませんでした。
しかし、今回の東雲めぐではユーザーが配信者のキャラクターに対してリアルタイムでアイテムを送ることができ、それを(画面内で)具現化することができます。
単なる投げ銭で終わらないこのシステムによってユーザーの満足度は大幅に上昇するのではないでしょうか??
ヴァーチャルキャラクターによる動画配信のレベルを一段階引き上げた東雲めぐ。
アニメファンではない自分でもその存在に興奮してしまいました。
今後はSHOWROOM × AniCastでのコミュニケーションが取れるアニメキャラクターによる動画配信が盛り上がってくるのではないでしょうか。
コメント