「ゲームに集中できず負けて腹が立った」18歳父親、生後5か月の娘を殺害(米)

「ゲームに集中できず負けて腹が立った」18歳父親、生後5か月の娘を殺害(米)

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ゲームに夢中になっている脇で、お腹が空いた、オムツが濡れた、眠いと泣きじゃくるわが子。フィラデルフィアの西に位置するチェスター郡コーツヴィルで先月10日、ロザリー・フェイス・クロザーズ=ショックリーちゃんという生後5か月の女の子が父親であるズィオン・アイザイア・ショックリー(18)の手で殺された。

「オンラインゲームの『Call of Duty』に夢中だった。相手から“お前の負けだ!”と言われた瞬間、猛烈に腹が立った。」

「赤ちゃんがぐったりっとして動かない」との911番通報にコーツヴィル署の警察官が現場に急行したところ、ロザリーちゃんはすでに心肺停止の状態であった。ブランディワイン・ホスピタルを経て転院先のネマーズ/アルフレッド I.デュポン・ホスピタル・フォー・チルドレン(Nemours/Alfred I. duPont Hospital for Children)でも懸命な治療がなされたが、急性の頭蓋内出血および両側性網膜出血も確認されたロザリーちゃんは死亡。ゲームに集中できない、負けた、そんな苛立ちの矛先を幼いロザリーちゃんに向けたズィオンは第一級殺人罪で逮捕・起訴された。

ロザリーちゃんの体は、ズィオンにより少なくとも2回投げられて床のマットレスに顔から落ちていた。「1分間ほどロザリーの体を揺すぶってから階下に水を飲みに行き、戻ったらロザリーの様子がおかしく呼吸していないことに気づいた」と話している。ただし病院では古い傷痕も複数存在することが確認され、父親によるわが子への暴力は日常的に繰り返されていた可能性が高い。このあたりについて取り調べを受けると、ズィオンは警察に「クリスマスの少し後、プレイステーション4をやっていて負けた時、それが悔しくてロザリーの体を5分間ほど激しく揺さぶったことがある。その時は下ろしたら何ともなかった」と明かしたもよう。育児にあたる者なら激しい揺さぶり行為が赤ちゃんにとってどれほど危険なものか知らないはずはない。

「生後5か月の乳児では、自分を守ることも逃げ出すことも、そして助けを求めることもできない。誰かに自分の身に起きていることを伝えることがないまま亡くなったのです。私たちはこの子に代わって殺人鬼に必ずや正しい裁きを受けさせます」と共同で発表した郡検事当局とコーツヴィル警察は、この事件に関する情報提供の協力を市民に呼び掛けている。なお、ロザリーちゃんの親権は父母で共有されていたが、事件当時の一次的養育者はズィオンであった。身柄はチェスター郡拘置所に送られ、保釈保証金の設定はなされていないという。

画像は『CBS Philly 2018年2月22日付「18-Year-Old Man Accused Of Killing 5-Month-Old Daughter Over Video Game Frustrations」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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