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龍王の誘い
「なんと、サルマの王都ラリサに加えて、デルフレントの王都リオーネまで陥落していたとは!
ヒルク教国の侵攻を返せたのはこのノーザンの王都ソウリアのみか……クソッ!」
二国の王都陥落の報が齎された城内の会議場──その報告がなされるや一番に驚愕の声を声上げたのはサルマ王国の領主を務める男、ウェンドリ・ドゥ・ブラニエ辺境伯だ。
大柄でがっしりとした体格に少し後退した白髪、鋭い眼光を放つブラニエ辺境伯は、一般的な貴族領主とは違いどこか武人のような雰囲気を持っている。
そんな彼が声を荒げて睨み据えるのは、皆が視線を注ぐ卓上の一枚の地図だ。
その広げられた地図はノーザン王国の王都を中心とした周辺地図で、おおまかな地形図と共に隣国のデルフレント王国やサルマ王国の都市や王都の位置が記されており、先程の報告に上った二国の王都には黒い四角推の駒が置かれていた。
そしてその黒の駒の三つめがノーザン王国と西で国境を接するヒルク教国にも置かれている。
「時が経てばこの国は三方からヒルク教国に攻められる事になりそうだな」
白い顎鬚を弄りながらそう言って腕を組むのはファンガス大長老だ。
その彼の言葉にアスパルフ国王が大きな溜め息を吐いて頭を振り、横でそれを心配そうに見上げるリィル王女の姿が映る。
「アーク君がこの国に迫った西からの侵攻をたまたまとは言え食い止めた事の意味は大きいね。でなければこの王都も陥落して、今回のヒルク教国の侵攻の事実はもっと後に判明した筈だ」
そう言って眉根を寄せるのはアリアンの父、ディラン長老だ。
そんなディラン長老に同意を示したのはローデン王国から援軍を任されたセクト王子だった。
「そのおかげで我々がここに集まる猶予が出来たのですからね。しかし、まさかこの世に神話や伝説に登場するような一騎当千ともいうべき存在が実在しているとは、世界は広いですね」
セクト王子はそんな意見と共に、席に着く龍王のフェルフィヴィスロッテや頭の上にポンタを乗せている自分に意識を向けて喋る。
フェルフィヴィスロッテはそんな言葉にもただ瞳を閉じて周囲の会話を聞き流す風にして、先端に水晶の剣を持つ長い尻尾を悠々と振っては口元に笑みを浮かべていた。
「うちに言わせれば、人の住んどる領域なんて世界のほんの一部やけどなぁ……」
彼女が薄く瞳を開けると、そんな言葉と共に浮かべていた笑みに凄みが増して周囲の空気を変え、それを受けたセクト王子は思わず喉を鳴らして彼女を凝視する。
彼女の放った言葉と圧力、それは人が世界の中心であるという事が幻想である事を身をもって知らしめる──そんな意図が感じられる。
「きゅん!」
そんな彼女のただならぬ気配を受けて頭の上に乗っていたポンタは素早く此方の首元に下りて、そのまま首に襟巻のように巻き付いて耳を引っ込めた。
ポンタのそんな様子を見たフェルフィヴィスロッテはすぐに表情を戻して悪戯っぽく笑うと、視線を卓上へと向けて地図上に置かれたそれぞれ三つの黒駒を指し示した。
「あらあら、堪忍やでぇ。とりあえず三つの場所を占拠しとる奴らを一掃すればええんやろ? ほんならうちと、表に居るウィリはんと、そこの鎧騎士のアークはんとで各一箇所ずつ受け持って、後は討ち漏らしたのを他が片付ければ終いやないのぉ?」
彼女のそのあまりにもざっくりした作戦に人族陣営からは驚愕の表情をもって迎えらえるが、対してエルフ族陣営からは概ね妥当な案だとする雰囲気で地図上の駒に視線を落としていた。
龍王程の存在であればちまちまとした作戦など不要で、むしろ残りの者が彼らに合わせてどう動くかというのが主眼になってくるのだろう。
確かに自分やフェルフィヴィスロッテのような広域殲滅を本来得意とする者であれば、最初に突出してから敵を一掃して、あとは残敵を狩るのが一番効率的で被害も少ない。
しかし現状で敵のいる場所が問題だ。
自分は挙手をして皆の視線を集めると、その問題点を彼らに指摘した。
「敵は不死者、時が経てば経つほど街の住人を新たな不死者として増え続ける故、早めに叩くのが上策であるのは明白。しかし、我やフェルフィヴィスロッテ殿が敵の占拠する街で能力を使おうものなら、街に残っているかも知れぬ生存者も含めて全て吹き飛ばしかねない」
これは誇張でも自慢でもなく、自分の場合は天騎士の能力を使えば前例もある通り、不死者の大軍を一掃する事は可能だ。個人的にはあまり天騎士の能力を使いたくはないが、数の上で劣勢のこの局面で使わないという選択肢はない。
しかし威力が高い分、細かい制御はほぼ無理で、使えば周辺を更地にする事と同義だ。
それは龍王の二人も同じ事だろう。
その此方の指摘にディラン長老が頷いて、卓上の脇に置かれた白い四角柱の駒を手に取る。
「確かにそうだね。どちらも一国の中央都市であるなら、ここのようにそれなり大きな街だ。隠れ凌いでいる生存者は多くいるだろうけど、アーク君やフェルフィヴィスロッテ様が街を消し飛ばしてしまえばそんな彼らを救う事は出来ない」
ディラン長老がそこで一旦言葉を切ると、次いで口を開いたのはファンガス大長老だった。
「まぁ、これを機に隣国を地図から消すというなら、街ごと不死者を一掃すれば後腐れはないが」
そのファンガスの意味深な笑いにアスパルフ国王が慌てたように会話に入ってきた。
「そ、それは流石に後の禍根になる恐れがあり、承服しかねる! 今回の一件が無事に片付いたとしても、人族側にエルフ族への不信や、反感を抱かせる事になっては意味がないのではないか!?」
その国王の意見にファンガス大長老は凄惨な笑みを浮かべる。
しかしそんな彼を窘めるように隣に座るディラン長老が口を開いた。
「ファンガス大長老様、御戯れはその辺りで収めて下さい。今回のこれは我々の今後の良好な関係を構築していく為の作戦でもあるんですよ」
そう言って彼は苦言を呈した後、不安そうに両者を見つめていたリィル王女に笑みを向けた。
「本題に戻りますが、不死者をこれ以上増やさずに、出来るだけ速やかに、かつ街を残した状態でとなると、近隣に陣を敷いて敵を街の外へと誘い出すというのが妥当かと。誘い出せれば後は、こちらの最大戦力を当てて一掃するのが一番望ましい形でしょうか」
ディラン長老は己の考えを周囲に述べながら、先程手に取った白い四角柱の駒の二つを地図上のそれぞれデルフレントとサルマの王都手前へと置いて示す。
しかしディラン長老のその案に疑義を示したのはセクト王子だった。
「相手が意思を持たない不死者の大群であれば籠城の心配もなく、不死者の本能とでも言うべき衝動によって生者を追うでしょう。しかし、今回相手をする不死者は明確にヒルク教国の指示で動いていると聞きます。果たしてこちらの思惑通りに動いてくれるのでしょうかね?」
そんな彼の返しにもディラン長老は特に動揺した表情も見せず、地図上の黒駒を手にした。
「確かに不死者を意図的に生み出し、それを操る術はこの地上に暮らす者達からすれば相当な脅威です。しかし、私がここへ来て様々な人々から聞き取りして得た結論からすると、相手も不死者を完璧に御せる訳でもないようなのです」
ディラン長老はそこで一旦言葉を区切って周囲の反応を見るように視線を巡らせる。
席に着く全員の視線が彼に集まり、無言でその先を促がす気配が漂う。
「不死者は邪霊や悪霊の類が遺骸に憑依するその性質上、精霊の力が活発になる日中ではその力を弱め、それらが弱まる夜間に掛けて力が増すのは御承知でしょう」
その彼の発言に、エルフ族側はさも当然というべき雰囲気で相槌を打ち、獣人族側のゴエモンやチヨメも経験則からそれを把握しているのか、互いに小さく頷き合っている。
しかし、人族側の者達は一様に驚きの表情が見られた。
自分も彼らと同様の反応だったのだが、幸いな事に兜でそれを知られる事はなかった。
ディラン長老はそんなこちらの反応を敢えて流し、話を先へと進める。
「しかしこの王都を攻めていた不死者は、殆どが力の弱まる昼間に攻め、夜間は周辺を彷徨うような動きを見せていたと聞きます。これらの行動から判断して、力の強まる夜間は相手も制御出来なくなると考えてまず間違いないでしょう。数が多すぎるというのも、もしかすれば関係があるのかも知れませんが、結果はどちらにしても同じです」
彼の語る話に耳を傾けていたセクト王子は得心がいったという風に小さく頷く。
「成程、半日毎に制御を失う大軍となれば、ある程度の方向を示して動かす事は出来ても、秩序だった行動や作戦には向かない訳ですか……。彼らを一掃するなら弱体化し、纏まって動く昼間に誘い出せるのが最良、と」
セクト王子の言葉にディラン長老が同意を示して地図上に置かれた二つの白駒を指す。
「そうですね、時間を掛ければ敵がさらに増える事を考えれば、一日でも早く動くべきでしょう。部隊を二つに分けて、サルマ側とデルフレント側に向けて同時に叩きます」
そこで今まで黙って話を聞いていたアスパルフ国王が不安そうな顔で口を挟んだ。
「今ある戦力を二つに分けるという事は、この王都の守りはどうすれば?」
アスパルフ国王の立場からしてみればヒルク教国の打倒も重要であるが、国の中枢である王都を今の状態のままでは再侵攻の前に瓦解しかねないと不安なのだろう。
だがディラン長老は卓上の地図に視線を落として顎に手をやると、少しばかり思案した後に何かを結論づけたように深く頷いて見せた。
「それは今居る部隊だけでしばらくは大丈夫でしょう。西からの再侵攻があるとしても、そうすぐにはここまで到達する事は無い筈です。それに第一王子であるテルヴァ殿が周辺の領主軍を纏めてこちらに向かっているそうじゃないですか。籠城での防衛を前提に考えれば十分でしょう」
彼は王都ソウリアへの再侵攻には時間的余裕があるとして、大部分の戦力をデルフレントとサルマに割く事を進言して、周囲に同意を求めるように皆の顔を見渡す。
「私はそれで構いませんよ」
「儂らも特に異論はない」
「……ん」
三者の陣営の代表者がそれぞれ同意を示す返事をしてディランの意見が採用されると、彼は視線を此方へと向けてにこやかな笑みを浮かべた。
「では明日もアーク君には転移魔法での移動をお願いするよ」
その言葉は予想していたので驚きはない。
やると決めたからには地味な往復作業にも否やはないが、ただ一つそれに関しては問題があって自分はその事を彼に伝えた。
「我が転移魔法で部隊の展開をするのは構わぬのだが……我はサルマ王国にも、デルフレント王国にも転移目標となるような場所に覚えがないのだ。知っての通り我の転移魔法は我の見知った場所でなくては移動は出来んのでな」
自分のその指摘にディラン長老はうっかりしていたとばかりに大きく目を見開いた。
「部隊を二国の各王都近郊に展開させる為には、片道で済むとは言え、そこまでの移動に一日から二日、それを二国となれば最低でも二日から四日程の日数が転移の準備として必要になる」
卓上に広げられた地図に目を向けて、自身が今居る王都ソウリアからサルマ王国の王都ラリサへ至る道のりを指でなぞり、次いでデルフレント王国の王都リオーネの位置を確認する。
地図の上ではどちらもソウリアからの距離は同じぐらいで、見晴らしのいい場所を連続で転移移動すれば恐らく片道一日程で移動出来るだろうか。
「一日の余裕入れて準備に三日といった所ですかね? あまり敵に時間を与えたくはないですが」
此方の指先を視線で追っていたディラン長老は顔を上げておおよその日数を想定して、眉根を寄せ再び地図の上に置かれた黒駒を睨む。
そんな彼の様子を面白そうに眺めていたフェルフィヴィスロッテは、その場で立ち上がってその豊満な胸元を組んだ腕で強調するように寄せると口の端を持ち上げた。
「ほんなら一つ、ええ方法があるんやけど、のれへんか?」
彼女はそう言って優し気な微笑みを浮かべて、小首を可愛らしく傾げて見せた
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