太古は、ちょっと高級でオシャレを扱う新しい百貨店。20~30代がそこで買い物したい場所。洋服だけでなく家電も売れてた。
大昔は、ブランドブティックのデパート。お金のある20代が会社を休んだりしてもマルイのセールに行きたがった。
昔は、迷惑電話の発生源。カードを作ると、債権回収屋からなのか情報がだだ洩れで方々から迷惑電話がかかってきた。
ローンがなくても、時にはヤクザまがいの人からも電話が来るし、この時代の人は、マルイの印象はわるいだろう。
だいぶ前は、20代向けの値段は高いけど、モノはだめなものばかりのファッションデパート。原宿など路面の店にいったほうがよくなった。
スポーツ用品専門店や、インテリア専門店なんかができて、まあそれなりでもあったが、値段は高いので時間つぶしにみる程度。
一部の百貨店がまだがんばっていて、やっぱり高級百貨店のほうがいいねとなって、マルイにいくようなことはなくなる。
そのうちにデジタル家電とインターネットが登場して、買い物はネットが便利で、新しいデジタル家電は、大手量販店で一気にみてさわって買う流れ。
ファッションもユニクロ、GAPみたいに路面の自社店舗でやるところが多くなって、安くて手頃でたくさん買えて、百貨店に行く理由がなくなる。
おみやげやお菓子、食品の充実度は、今でもデパートの1階~地下でみるのが楽しいし、各デパートとも力は入ってていい。
でもマルイはそれじゃない。
ちょっとマニア向けのアート展みたいな路線は、きっとトレンドやファッション好きなマルイの路線なんだろうけど
ネットがこれだけ、時代の雰囲気を作り出すメディアになると、企業がこれがオシャレな文化ですよと発信したところで無駄だし
ネットが作り出してる雰囲気は、正しくありたい、善くありたいみたいな漠然としたもので、具体的な文化を牽引する人もいないし
歴史的にも憧れを作ってきた百貨店やデパートが、私的な趣味を取り扱っていくのは、厳しいだろうな。