4歳の息子は自閉症スペクトラムです。
最近の息子、
「1番がいい!」
「ぜったい負けたくない!」
がピークを迎えています。
闘争心は大切です。負けず嫌いは良いことです。しかし負けた時の癇癪がすごくて参ります・・トホホ・・
今回はそんな息子の勝負時の様子と、かんしゃくの解決策について書いていきます
ぜったい負けたくない
4歳くらいは「負けたくない!」という強い気持ちが芽生えてくるのは成長の証だと思います。闘争心や負けて悔しいという気持ちはとても大切です。
しかし息子の場合は、負けた後の癇癪がすごいです。
30分~1時間、ギャーギャー泣きます。その後、泣き疲れてか、気持ちの整理のためか、数分間放心状態・・・
ちょ・・・ゲームやん、遊びやん・・・と言いたくなります。
お友達との勝負(かけっこなど勝手に挑む)にも負けたくない。
私やパパとのカルタやビリヤードなどのゲームにも負けたくない。
※数字が大好きな息子のお気に入りビリヤードについて書いています↓
まあね、そりゃ負けたくないよね。
でも癇癪ひどすぎる・・・
息子の担任の先生や、療育時代の先生とお話する機会があり、この勝負事での癇癪について相談してみました。
わざと負けてあげる・・・?
勝つ喜びを知ることはいいことですよね。
時には勝たせてあげて、嬉しい楽しいという気持ちを感じてほしいです。
だけどじゃあ毎回わざと大人が負けてあげて、喜ばせるのも疑問に思います。またお友達相手だと「勝たせてもらう」は無理です。
負けて悔しい!次はがんばろうと思えるのが理想的ですが、息子の場合「次は頑張ろう」に繋げるのが非常に難しいです。
ここが大切なんだけど・・
もう挑戦しない・・・
担任の先生にも言われましたが、一番避けたいのはトライすら諦めることです。
【絶対負けたくない → 負けて癇癪 → 負けるのが嫌だからもうしない】
このループになりがちなのが息子の特性です。
もともと極端というか、0か100かという特性があります。だから得意なことはどんどん伸びますが、苦手なことを伸ばしてあげるのが難しいです。
不安感と警戒心も強くプライドが高いので、失敗を何よりも恐れるのです。
かんしゃくの解決方法
勝負事での癇癪どうしたら・・と先生と話した結果、やはり見通しを立ててあげることが大切とのこと。
勝負(ゲーム)前に、
- まず、勝負は負けることもあると教える
- 負けても大丈夫だと伝える
- 勝っても負けても最後はニコニコ握手で終わろうねと約束する
4歳~5歳くらいだとこの程度が理解できれば充分だそうです。
しかしこれもいきなりは無理です。少しずつ心の折り合いをつけるのが上手になるまで、気長に教えていこうと思います。
まとめ
勝って驕るな、負けて腐るな!と言いたいところですがまだ子ども。
挑戦することの面白さ、勝った時の嬉しさ、負けた時の悔しさ、負けたくないという闘争心を大切にしてあげたいですね。
「もうしない!!」とならないように、遊びでも息子の気持ちに寄り添ってあげたいです。
付き合うのはキツイけどね・・・・