2012/10/09更新
モニタスケーリングの遅延対策を追加しました
2014/4/16更新
記事の内容の細かい修正を行いました 変更点は以下のようになります
・NVIDIAドライバの0フレーム設定の基準を現行版の最低値「1フレーム」へ
・内容を分かりやすくするために一部画像とカラー文字を追加
・コメントより頂いた情報を追加しました
2015/4/4更新
・一部内容を現行ドライバ版に変更しました(2015/4/4現在)
NVIDIA→バーチャル リアリティ レンダリング前フレーム数の項目を追加
RADEON→スケーリングの設定が安定化していたので書き換えました
・RADEONの遅延設定の内容を別記事に移行させました
理由⇢公式ドライバでは設定不可なためと外部ツールの対応が不確定のため
ゲーマーの方なら既にご存知の方も多いかと思いますが、
Windows Vista や 7 は初期設定のままだと、
常に3フレームの遅延状態が起こるということ。
WIndowsXPも3フレーム遅延の設定になってはいるが、
それは〈
最大〉3フレームの遅延であり
Vista/Win7の場合、
Windows Aeroが組み合わさることにより
〈
常に〉3フレーム遅延する設定になっているらしい。
これはGPUによる遅延でありGPUが画面に映像を映すまでの速度として考えるよいでしょう
この3フレームというのが、垂直同期ONとOFFでは劇的にその長さが違います。
参考「音楽ゲームによる3フレームの遅延値」
・垂直同期ONで60Hz(=60fps):3フレーム=50ms
・垂直同期OFFで1000fps:3フレーム=3ms
ゲーミング時においてWinXPに比べ、
Win7/Vistaのほうがマウスやパッド操作に遅れがあると思うのは
これらが関係してるとのこと。
なお入力処理の問題上、垂直同期をOFFにすれば遅延を感じにくくなるのですが、
ゲームによっては強制的に垂直同期をかけられている場合もあるので重要な設定になります
以下、情報元
Windows7/Vistaがゲーマーから避けられる要因この内容はVista/Win7を使用してゲームをよくする人には無視出来るものではなく
ドンピシャが必要な音楽ゲームや、一瞬で勝負が決まるFPSゲームでは
特に重要視されると言ってもいいでしょう
今回は色々な情報元の記事を参考に、
若干ながら対策方の説明を改善させていただいていこうかと思います
■遅延対策の設定方法1.Windows Aeroを一時的に無効にする(デスクトップコンポジションを無効にする)
完全にWindows Aeroを止めてしまうと、
透明感ある鮮やかなデスクトップが見れなくなったり、
ゲームやアプリケーションによっては動作不可能と言った例も存在するため
(逆にAeroの動作を止めないと起動しない場合も)
アプリやゲームなどで起動中のみ一時的にWindows Aeroを無効にする方法として
「デスクトップコンポジションを無効にする」という方法が存在します
これを使用することで、ソフトやゲームの起動中はAeroを無効。
設定したソフトやゲームが終了するとAeroが有効になるといったことが可能になります
■やり方(1)アプリ、ゲームなどのショートカットアイコンを右クリックして「プロパティ」を選択します。デスクトップにない場合はスタートボタンから"すべてのプログラム"をたどって探すか
HDDなどにインストールしているファルダから直接、起動アイコンを右クリックして出す
(2)プロパティウィンドウ上の「互換性」タブをクリックして、
出てきたページの「デスクトップコンポジションを無効にする」にチェックを入れる。(3)「OK」 ボタンを押して完了。
これで設定は終了。
この設定方法は、設定したソフトのみAeroが切れるようになっているので
Aeroを動かしておくべくかおかないべきかを選択できるとも言っていいでしょう
そしてこの方法にはもうひとつの利点があり
Vista/Win7ではゲームやベンチマークのスクリーンショットを撮ると
真っ黒で何も写っていないことがある方はもいると思われますが。
これはデスクトップコンポジションが有効になっている為に起こる現象なので、
デスクトップコンポジションを無効にしてやることで
スクリーンショットが撮れるようになる
場合があります
つまりはこの設定により遅延対策に加え、
スクリーンショットの黒画対策にも繋がるわけです
〈ただし一部のソフトは無効にしても映らない物ありますので注意です〉
ベンチソフトやゲームを撮るって人は一度お試しあれ
※フルスクリーンでのゲームであってもAeroを無効にしないと大きな遅延が出るので注意
コメントより頂きました情報によりますと
windows7のAeroの遅延はタスクバーの右下にカーソルを合わせたときの
半透明処理(Aeroプレビュー)が主によるものらしいです。
対策方法としてまず Aeroを有効にする。
システムのプロパティ→詳細設定→パフォーマンス→視覚効果
からAeroプレビューを有効にする、のチェックを外すだけで
遅延がほぼ解消されたりするそうです
情報ありがとうございました!
2.ビデオカードドライバの設定で「レンダリング最大フレーム数」を「1」に設定する。VGAレンダリング表示機能自体を「1」に変えてしまえば描写遅延自体が少なくなります、
これはVista/Win7/XPなどの現在主要とされるOSで有効であり。
ゲームをよくする人には必須の項目と言えるでしょう
ただしこの設定は重大な欠点があり、
PCのスペック次第でゲーム等の動作の重さが変化します
これは数値を下げれば下げるほどゲーム全体の動作が重くなり
もし「1」にして動作が重かったら「2」にする、
それでも重いのならば標準の「3」にします
こうすることによって動作の調整が可能になります。
(3以上にしてしまうと意味が無くなってしまうのでその場合は変更はしないようにしましょう)
*なおこのレンダリングフレームはCPUの性能によって動作の負担率が変わります
数字を少なくすれば少なくなるほどCPUに負担が掛かるようになるので、
より高速処理が可能なCPUを搭載しているなら1フレームでも問題なく動作すると思います
■設定方法(GeForceの場合)(1)デスクトップ上で右クリックし、「NVIDIAコントロールパネル」を選択します。
またはコントロールパネルからやインストールフォルダからの起動も可能です
(2)左枠にある上から2つ目辺りにある、「3D設定の管理」をクリックする。
(3)出てきた「グローバル設定ページ」の「レンダリング前最大フレーム数」を「1」に設定する。
(4)コントロールパネル右下の「適用」を押して完了。
GeForceの場合はドライバインストール時に
この設定機能が搭載されているため比較的簡単に設定ができます
もちろんゲームを選んで設定を調整できるため

あのゲームは1、これは2などに設定することも可能です
ちなみに2015年4月現在の最新ドライバでは
バーチャル リアリティ レンダリング前フレーム数 と言うものが追加されてますが

こちらはVRヘッドセット向けの設定とのことで、
VRヘッドセット使用時のレイテンシを調整することが可能だそうです。
標準で1 の設定なのでそのままにしておくと良いかと思います
(RADEONの場合)2015年4月4日現在、公式ドライバでの遅延設定は現状不可能であり
外部ツール関係と最新のRADEONとの相性の問題上もあり
動作の確実性と、推奨されない内容のため別記事に格納しました。
http://whitacirno.blog45.fc2.com/blog-entry-103.html内容は以前のものをまとめただけとなっております。
現状ではRADEON利用での遅延設定は現状では難しいという判断でお願い致します。
■注意点この設定をすることで、CPUの負荷が多くなることもあり
フレームの生成が変わるため各種ゲーム系ベンチマークソフトの数値は下がります。
ただし、実際のゲームの操作感(スコア&楽しさ)は上がるかと思います。
ちなみに【デスクトップコンポジションを無効にする】はベンチに影響しないので
Vista/Win7使用者の方はこちらの設定が必須になるかもしれません
3.モニター側のスケーリングを回避して、表示の遅延を対策する。*3フレームとは別の内容になりますが遅延に関しての内容なので書いておきます。
意外と知られてないのがモニタ本体のスケーリング、実はコレも遅延の一つとなるのです
簡単に説明をいたしますと
1920x1080規格のモニタで例えば1024x768〈フルスクリーン〉の画質を映す場合等には
GPU→モニタ→スケーリング→表示 と、なり、コレが遅延になってしまう場合があるのです
それを回避するためにこの設定では、
GPU側で最初にスケーリングを行ってもらい表示遅延を回避する方法ということになります
例 GPUスケーリング→モニタ→表示
スケーリングによる遅延時間はモニタの性能に依存し
この設定をすることによって大きく効果が出る、出ないかはモニタ次第となります
ただモニター側でスケーリングするよりもGPU側でスケーリングするほうが圧倒的に速いので
出来る環境ならば、設定をしておいて損はないかと思います
■設定方法(GeForceの場合)(1)デスクトップ上で右クリックし、
「NVIDIAコントロールパネル」を選択します。
(2)左枠にある「デスクトップのサイズと位置の調整」をクリックする。

(3)スケーリングデバイスをGPUに設定する

4.3の映像を16;9サイズなどに引き伸ばしたくない場合は〈縦横比〉
どのモニタでも画面一杯に映像を表示したい場合は〈全画面表示〉
スケーリング自体を行わずオリジナルの映像を出す場合は〈スケーリングなし〉
スケーリングモードの上書きはドライバによる制御になります
ゲームによってはこれらのスケーリング設定を使用してない場合もあるので
その場合を考えてチェックを入れておいたほうが良いかもしれません
項目の設定後、適応のボタンを押して完了となります
(RADEONの場合)(1)デスクトップ上で右クリックし、
「Catalyst Control Center」を選択します。
(2)左枠にある「マイデジタルフラットパネル」をクリックする。

(3)イメージスケーリングのGPUスケーリングを有効するにチェックを入れる

こちらもNVIDIAの設定と同じく
映像の引き伸ばしたくない場合は〈アスペクト比の保持〉
画面一杯に映像を表示したい場合は〈イメージを全パネルサイズに合わせる〉
スケーリングを行わずに映す場合は〈中央に配置したタイミングを使用する〉
で調整が可能になってます
ちなみにRADEONのスケーリングはモニタとの相性や初期設定の差で
スケーリングイメージが小さくなったり大きくなったりする場合があります。
もしも表示されてる映像がモニタ全体に映らなかったり、はみ出してたりしたら
スケーリングオプションの項目を選んで調整してください

項目の設定後、適応のボタンを押して完了となります
以上で設定は終了です。お疲れ様でしたm--m
今回参考にさせていただいたサイト様に感謝を忘れずに
これからも楽しいゲームライフを送っていければいいかなと思います
情報元ブログ様のリンク
”Ootake”様 Windows7/Vistaがゲーマーから避けられる要因日々精進 様 スクリーンショットが真っ黒になる! そんなこと言われましても>< あどばんす 様 ATi Tray Tools - 入手とインストールk.t 様 何故ナニ!オーバークロック!?LR2遅延対策入門 alpha3版価格.com様 windows7ではGPUスケーリングが変更できない?株式会社アスク様 ATI RADEONシリーズでHDMI接続時に黒枠が表示される場合参考になる記事に感謝感謝(`・ω・´)
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では次回また(`・ω・´)ノシ
追伸、AVAのデスクトップコンポジションの無効の仕方
AVAインストールしてあるHDDまたはSSDを開き、
GameOnというフォルダを探す
その後
GameOn → Alliance of Valiant Arms → Binaries

とフォルダを開いていき
Binariesフォルダの中にある AVAの起動アプリケーションを右クリックする

するとタブがずらっと出るので一番下にあるプロパティを選ぶ
「プロパティ」から「互換性」タブを選択し 「デスクトップコンポジションを無効にする」に

チェックを入れてOKを押す、後は公式サイトからログインし起動をさせれば完了です
お疲れ様でしたm--m いざアバレまくれ!
*なおAVAの設定覧にある【フレーム安定化】は
CPUで前処理するフレーム枚数or時間で正しい様子。
http://neonia1st.blog8.fc2.com/blog-entry-224.html
こんな問題があったなんて知らなかった。
ゲームはするがスピードを要求しないモノばかりなので気づかなかった。
| 小沢えびぞう | 2011/01/22 03:16 | URL | ≫ EDIT