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境界迷宮と異界の魔術師 作者:小野崎えいじ
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番外634 老魔人との対面

「ではマスター。我らは後方でシリウス号を待機させている」
「どうかお気をつけて。何かあればアルファ殿に頼んで共に駆けつけます」

 と、ヴィアムスとアルクスが並んで俺達を見送ってくれる。

「二人とも戦い方や状況を見る目はしっかりしてるから、俺達としても安心できるよ」
「ありがとうございます」
「後方に関してはお任せを」

 俺の言葉に、二人は表情を真剣なものにして頷いていた。後方待機中はスレイブユニットではあるが、アルクスはティアーズを指揮する為に模擬戦闘の訓練を積んでいるし、そのあたりはヴィアムスも同じだ。
 魔光水脈の奥で実戦訓練を重ねつつ、深みの魚人族と連携できるように多人数での戦いを想定して訓練しているからな。

 だから戦況に応じた判断力というのはかなり高いし、そのあたりはスレイブユニットだからと影響しないので本体でなくても問題はない。
 後は中継役として改造したティアーズを一体連れていくだけだ。荒事になる可能性も否定はできないので、ハイダーとシーカーは今回留守番である。

「まあ……今回は我らの出番が無い方が良いのでしょうが」
「それは確かに」

 と、二人はそう言ってヴィンクルと共に頷き合う。まあ、そうだな。オズグリーヴとの話し合いが上手く行けば、これらの備えも杞憂に終わるし、それに越したことはあるまい。
 というわけで護符、呪符の確認をしつつも、平野に向かう面々が竜籠に乗り込む。

「俺はそのまま、竜籠の外で一緒に飛んでいくよ。索敵と護衛を行える面々が必要だから」

 そう言うとリンドブルムがこくんと頷く。

「移動中の俺達をどこかで見ているかも知れない。魔人と共存しようとしている話が本当の事だと、俺も姿を見せておいた方が良いだろう」
「目の良さにはそこそこ自信がありますので、竜籠周辺の護衛をお任せいただきたく」

 と、テスディロスが言うと、ウィンベルグも頷く。

「ん。私も外で監視する」
「それじゃあ私も一緒に索敵に加わるわ」

 と、シーラとイルムヒルトが言う。

「殿は――イグニスが適任かしらね」
「竜籠の直上は私が守ります。私の斧と闘気なら広範囲を纏めて防御できますから」

 ローズマリーがそう言って、グレイスも微笑む。コルリス、ティール、ベリウスにアステールと……竜籠に乗れない身体の大きな面々も、それぞれ飛竜を守るように随伴して飛ぶという寸法だ。
 アステールも……空中戦装備を見に付けてみっちり訓練を積んできているからな。当人もやる気満々といった様子である。

「なら私はそれ以外の方向からの防御に回ろうかしら。グロウフォニカで貰った結界の魔道具もあるし」

 クラウディアが言う。というわけで竜籠周りの布陣が決まった。
 先頭を俺が。その後方にシーラとイルムヒルトが続いて下方向の動きを警戒。竜籠の左右をテスディロスとウィンベルグが固め、竜籠の後方――殿はイグニスが務める。
 直上からの攻撃にはグレイスが備え、それ以外の方面からの攻撃にはクラウディアも防壁を張れるように準備。
 殿であるイグニスには魔法的な探知と防御が可能なように、バロールを付けておけば大丈夫だろう。

「攻撃を受けたらディフェンスフィールドを展開しながら即着陸かしらね」
「その後の防御陣地構築はお任せください」

 と、ステファニアとアシュレイ。ディフェンスフィールドと氷壁や土壁を展開できる二人は竜籠に乗っている。エレナも反射呪法を使えるので、攻撃を受ければ即座に防御を固めつつ迎撃態勢を整えられる、というわけだ。

「これで大体隊列の位置は良いね。移動中は、魔力溜まりの方向にだけ幻影を展開し、到着するまでは魔物を刺激しないように動いていこう。他の状況は想定した通りに」

 俺の言葉に、マルレーンはランタンを手にして真剣な表情で頷いた。マルレーンの召喚獣達はシリウス号で待機だ。いつでも召喚魔法で呼び出せるから、場合によっては伏兵のように機能させる事ができる。

「警戒網と防御の厚さは流石と言うべきか。儂も嗅覚か聴覚で何か感じ取った場合はすぐに知らせよう」
「私とアドリアーナ姫は射程距離の関係で遠距離の敵への牽制と反撃という役回りが良さそうですね」
「はい、オーレリア陛下。呼吸を合わせて参りましょう」
「妾もエレナと共に反射呪法の準備はしておこう。戦況を見て術を味方にかけると言う事で」

 と、イグナード王がにやりと笑う。オーレリア女王、アドリアーナ姫、パルテニアラも有事には援護に回ってくれるとの事で。

「私は結界関係の仕掛けがないかに注視しますね。ハルバロニスの流れを汲む術なら気付けると思いますので」

 フォルセトも専門分野で対応してくれるようだ。

「ありがとうございます。心強いものです」

 そう言うと、イグナード王達は笑顔で頷いていた。
 そうして決まった通りに隊列を組んで竜籠と共に飛び立つ。速度は竜籠にしては緩やかなものだ。念のためポーション類もローズマリーの魔法の鞄に詰めてあるし、随伴する俺達としても大した負担にはならない程度ではあるかな。

 そうして拠点を出て南西方向へと暫く飛んでいくと、やがて件の平野部が見えてきた。
 大きな川の上を横切り、平野部の向こう――真正面に見える森やその奥に広がる山々が魔力溜まり、というわけだ。

 前面に幻術を展開して魔力溜まり側からは目立たないようにしつつ、周囲の生命反応、魔力反応に異常がないかを見ていく。
 平野部には動物や魔物の反応が点在しているが……魔人であるとか魔法絡みの罠といった仕掛けは今の所目につかない。シーラやイルムヒルト達の索敵やコルリスの嗅覚にも、今の所引っかかるものはいない。

 魔人達が見ているとするなら……平野部の向こう――森の中に潜んでいる、という可能性もあるか。
 森の中は生命反応が多いし見通しが悪いからな。隠れて待つなら向こうだろうが。
 いずれにしても意図的に力を抑えているだとか、そういう能力を持つ者が同行しているとか……可能性を考え出せばきりがない話だ。
 そうして俺達は大体平野部の中心付近にゆっくりと着地した。

「一先ずは無事に到着、か」
「刻限には少し余裕を見ているし……このまま待っている形ね」
「そうですね。大体午前11の鐘の時刻と言っていましたが」

 アドリアーナ姫の言葉に頷く。鐘の時刻で指定してくるという事は……向こうも都市部に近隣まで行って鐘の音を聞くだとか、日時計等を基準に時刻合わせをしてくるものと思われるが。さて。
 少し高い位置に俺も留まり、背後はバロールに見て貰って……このまま周囲に警戒しつつ様子を見る。中継役の改造ティアーズも俺の隣に来て、高所から周囲の様子を見ているようだ。アルクスやヴィアムスもこちらの動きを注視しているという事だろう。

 テスディロスも俺と同じぐらいの高さに浮かんで、オズグリーヴ達の目につくように身体に軽く瘴気を纏ったりしていた。

 合図は到着し次第向こうが出すと言っていたから、俺達は魔物の動きに警戒しつつ、それを待っていればいい。
 オズグリーヴ達があまりに予定していた頃合いから遅れるような時は、魔法で花火のような信号弾を上げるか、ヒュージゴーレムを作り出すかして、向こうにもこちらの位置が分かりやすいよう合図を送れば良い。

「……弱い魔物達は――こっちに気付いてはいるようですが警戒しているようですね。近付いてくる様子はないかなと」

 俺の言葉にみんなも頷く。人数も多いし飛竜もいるからな。襲い掛かるにはゴブリンやコボルトぐらいでは手に余る。そうして緊張感の漂う空気の中で待っていると、それは来た。バロールと共に全周囲を見回していたが――。

「みんな、あれを」

 そう言って、山の方を指差す。みんながそちらを見やれば、森の上に何かが浮かびあがったの見える。
 光魔法で拡大してやれば――それは何というか、空飛ぶ絨毯のようなもので。その上に三人程の人影がいるのが見える。フード付きの外套を纏った者達だ。
 生命反応、魔力反応は――これは意図して抑えている、か? 魔人達が力を抑えて人間に化けている場合、結構判別しにくいからな。それでも至近で相対すれば反応の揺らぎ等から判別もつくのだが。

 空飛ぶ絨毯に乗った連中はそのままこちらを目指して飛んでくる。フードの下なので表情は分からないが、こっちを見据えているのは間違いない。

 テスディロスが応じるように浮かんでより濃い瘴気を纏うと、向こうもまた応じるように瘴気を纏った。但し、三人の内二人だけだ。先頭の人物に動きはない。
 少なくとも……後ろの二人が魔人であることは間違いないな。待ち合わせの相手なのか、それとも招かれざる客かは分からないが。

 三人の魔人達は、顔の判別がつく距離で一旦止まる。そうして絨毯の先頭に陣取る人物が立ち上がり、フードに手をかけて顔を晒した。
 白髪を無造作に後ろになでつけた威厳のある老人の顔がその下から現れる。目つきが鋭く、立ち居振る舞いにも隙がない。

 これは……相当腕が経つな。瘴気は見せていないが、この距離で魔力反応や生命反応に偽装の揺らぎが見られない。制御能力も相当な物であることが窺えるが……或いはそれを示すために瘴気を見せなかったのか。
 最古参の魔人も色々なのだろうが、ガルディニスやザラディと同世代と考えれば、姿にしても技量にしても納得が行くところだ。
 ……まだ名前は名乗っていないが、これだけの力量を持つ者を都合よく用意できるとも思えない。やはり、本人が出てきたか。

「その研ぎ澄まされた魔力と隙の無い所作。フォレスタニア境界公とお見受けするが」
「その通りです。初めまして。テオドール=ウィルクラウド=ガートナー=フォレスタニアと申します」
「お初にお目にかかる。私の名はオズグリーヴ。魔人達の住まう隠れ里の長をしている者だ」

 そう言って少し離れた距離からお互いに一礼をかわす。向こうの態度は……かなり理性的ではあるな。後ろの二人ももう瘴気を収めていて……これなら対話にも問題無さそうだ。


いつも拙作をお読み頂きありがとうございます!

お陰様で今回で1400話到達となりました!
ここまでお話を続けてこれたのも、ひとえに読者の皆様の応援のお陰です!
改めて感謝を申し上げます!

先日に引き続き活動報告にて、1350話までの簡易キャラ紹介の記事、
及び初期からのキャラ紹介まとめ記事を投稿しております。
キャラクターの名前等、分からなくなった時にお役に立てて頂けたら幸いです。

今後ともウェブ版、書籍版共に頑張っていきますので、どうかよろしくお願い致します!

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