たとえば,目立った難点としては以下の方に1年以上にもわたる長期の間,批難行為を続けられています。まったく知らない方なので,なぜこんなにも攻撃的なのかさっぱりわからず,大変困っています。
https://twitter.com/intent/user?user_id=4824995978
この方に限りませんが,もともと個人が趣味で作っているものなので,その根底は関わってくれた人や遊んでくれた人が楽しんでくれれば十分,程度の気持ちでしかありませんでした。当然,趣味ですので,合う合わないがあるのは当然です。今にして思えば,価値観の大きな相違によって,どこかの誰かを不快にさせてしまう事もきっとあったと思います。
不快感を覚えた方には申し訳ありませんが,人を不快にしようとする創作の何が楽しいのか,ぼくにわからない程度には楽しんで作っていたつもりです。しかしその人にとっては人生を賭けてでも叩き潰さねばならない相手として認知されてしまったようなのです。対話は出来ませんでしたから,彼の考えはわかりません。しばしばそういった攻撃的な攻撃はいただきます。
だからといって趣味に携わる人々に攻撃して回ったり,その事を追求すればまるで自分が言った事を忘れて被害者面するのに付き合っていられません。とはいえ放置していればコミュニティの瑕疵は無限に増長します。ぼく自身意味不明な暴言を吐き散らかされていたらめちゃくちゃ腹が立ちますし,何よりこの作品を好きでいてくれる人がそういった無自覚な悪意に触れて傷つくのがとても悲しいです。
本作に関わっている事を発端に,その一挙手一投足を延々注目され,発言のひとつひとつを根拠も論旨もないめちゃくちゃな暴言で攻撃され続けていることに関して,最初こそ笑って見ていられますが,それが半年,1年と続いた時に,その異常性の前にうんざりしてしまっても仕方ないのではないでしょうか。
何より今後も同じものを作り続けていくうち,関わった方々すべてにそういった攻撃が無差別に行くと思うと,もはやまともな神経でこの作品に取り組むことは出来ません。本当の意味で個人であればどうにでもなったかもしれませんが,ぼく一人では,情けないことに自分の身を何とかすることだけで精一杯です。誰かが被る被害をぼく一人ではケアしきれないというのが実情です。
これについて誤解しないでいただきたいのですが,作品を批判するな,常に誉めそやせ,などとめまいがするような自堕落な言動をしているわけではありません。攻撃的な態度をとる人々の多くは「都合の悪い意見を無視している」と仰りますが,では,都合の悪い意見とは何なのでしょうか。
作品の表現の不足は当然ぼくの落ち度です。能力や時間の不足から至らない部分も多くあります。ですがそんなものに再現なく付き合っていたら作品はいつまでたっても公開できませんから,適当なところで見切りをつけて作品はいつかリリースされるのです。その中には開発中には見逃してしまった問題も多くあることでしょう。そういったものが踏み倒されて,不確かな状態で公開されていること自体に義憤を抱く人もおられるでしょう。今回のことはそういう事象の極限に位置するものだと思います。
作品を公開しはじめてからわずかばかりの年月が経ちますが,その短い間にもいろいろなお言葉をいただきました。中には手厳しい意見や,ずばり作品の欠点を言い表されるお言葉も数多くありましたが,本作,あるいは次の作品を良くするために自らが受け止めるべき批判としてひとつひとつ大切に読ませていただきましたし,直接いただいた声は可能な限りメールなどにもお返事を書かせていただいております。そして作品にいただいた声は,現行のバージョンや将来公開されるであろう別の作品に対し多くのフィードバックを行ってきました。
そういった中で,「ぼくが耳にすると都合が悪いので,聞き入れられない意見」というのは,言い切ってしまえば,存在しません。作品に向けられたすべての言葉はぼくが聞き入れるべき評価で,理想的ではありますが現実的ではないのでどうにも出来なかったご意見などはありますが,それらも含めて作品の評判ですので,もみ消したりなどしませんし,聞く耳を持たないということはありません。そういった言葉がぼくに直接向けられた場合も,ちゃんと返答させていただいております。
あいまいな言い方では伝わらないのでこの際はっきり伝えさせていただきますが,ぼくらが無視しているのは都合が悪い意見ではなく,素行が悪い人です。説明しなければわからないことだとは思いませんが,リリースした作品は,数十や数百,場合によっては数千,数万というユーザーに遊ばれる事があります(これは誇張ではなく,ぼくクラスのしょぼいクリエイターでも,多くの創作の中で,数千人,万に届く人数に遊ばれています)。
その中において,遊んでくれた人たちは全員ありふれた1プレイヤーでしかありません。遊び方の優劣,貴賎など全く関係なく,ただゲームを遊んでくれた人を区別することなんて出来るはずがありません。たかがゲームに入れ込んでる程度で「ゲームをめっちゃやりこんで詳しいので特別視してくれ」とか,ちょっと口が悪くて「このゲームに関してめっちゃ批判的なのでVIP待遇してくれ」なんてわざわざ作者に言う人はいませんよね(この辺もなんか勘違いされちゃったみたいですが,つくづく日本語は難しい)。
友達づきあいと似ていると思います。わざわざ「俺たち友達だからな!」とか確認するようなやつにロクな奴はいません。友達づきあいに損得勘定はあまり割り込まないと言われますが現金に換算していないだけで確実に損得の計算は弾かれます。最近特定の知り合いからあんまり声をかけられなくなったことはありませんか?
それもわからず自分を特別扱いして欲しい人からの勘違いしたアピールに付き合いきれません。無茶苦茶です。言っている言葉の意味すら考えていないのかもしれません。だからあんなにも粗野で人を傷つける言葉を平気で並べたてることが出来る。そのことにぼくが1回でも文句を言おうものなら,作者が個人の意見にケチをつけてきたぞ,と鬼の首を取ったように叩き続けるわけです。なぜブロックされているのか理解していない。彼らの思想は「有名人に高圧的なリプライを送り,ブロックされたら自慢する」小学生と同程度でしかありません。特別にブロックしたりかかわりあいになりたくないのでミュートしたりさせていただいていますが,いかがですか? 自尊心は満たされたでしょうか?
創作物に対峙する以前の問題で,言葉の先には創作者本人や,他にも遊んでくれた人たちがいる。創作者は泥や霧で出来ているわけではないし,プレイヤーにいたっては何もかも同じ人間ですから,人間にぶつけてブチギレられる言葉は誰にぶつけようがブチギレられて当然です。ぼくだってキレます。当然でしょう。頭がおかしい,キチガイ,精神異常者,といった言葉でしか作品を評論できないような語彙の方々が,無自覚にどれだけの被害を周囲に与えていることかと胸が痛みます。
そういうわけで僕だってムカついたらムカつくって言いますし,いちいちそんなムカついたぐらいで相手してんじゃねえとプレイヤーの皆さんが言うのであれば,そのまま言葉をお返ししたい。ちょっと作品にムカついたぐらいで作者を論ずべきではない。作品は作者の性質の一部分は確かに映すかもしれませんが,作品に作者の主張や倫理観がすべて出ていると思ったら大恥かきます。
こういう話について,どっちが先に手を出したみたいな話は水掛け論ですが,少なくとも何も言われてないのにいきなりキレる作者はいないでしょう。いるかもしれないな。まあいいです。些事でしょう(これは都合の悪い意見を無視している例です)。
繰り返しますが,われわれは本質的に,個人の趣味でやっている活動でしかなく,さらにぼくらのようなものは所詮木っ端クリエイターですので,多くの日の目を浴びている作家さんの抱える苦しみとは比較しようもないほど平易な苦しみの中にいるのはわかりきっていますが,しかし辛苦というのは他人と比較するものではなく個人の苦痛ですし,限りあるリソースの中で創作したり心を痛めたりしているので,どっちにせよ耐え切れるはずもありません。どんなに好意を抱いてくれる人の声があっても,心無い人間一人が刃物を振り回せば人は簡単に死にます。これはあまりにも端的な事実です。死んでしまった人は何の活動もできません。
言うまでもなく,個人の自由な発露とは言え,そこには表現のリスクは付きまといます。自由と言うのは何をしてもいいという意味ではないからです。しかしそれは死ぬほどの事だったでしょうか。
個人の創作には後ろ盾もありませんし,続けることで得られるものも満足感以外,根本的にはありません。だからこそトラブルが発生したら自衛以外何も出来ないし,つまらなくなったら辞めざるを得ません。繰り返しになりますが,個人クリエイターは弱弱しい存在なので,なだめすかして大事にしろと言っているわけではありません。そういう部分が完全にないことは少なからず否定できませんが。
その点,金銭の力は絶対です。500円や1000円というほんのわずかな金銭の授受が,何千何万という言葉の代替となり,大きな意味を持つことが往々にしてあります。どんだけ文句を言われても,「でも1000円払ってくれたんだよな」と思うことで許せることが世の中には無限に存在します。
長らく離れていたので忘れていましたが,フリーゲームというのは,その聖域を守ることに必死な人間が,拝金主義を批判するかのように,自らの不真面目を正当化する場所に等しい場になったと考えています。"フリーゲームだから"出来る表現なんて存在しません。彼らは自分の居場所が特別であって欲しいからああいう言葉を使うだけです。
わけのわからん粘着質な行動を取ってくださった各々に恨み言を言いたい気持ちは山ほどありますが,しかしそんな事を言っても本人にはどうせ届かないことはわかりきっています。だからこれを公開することに本来意味などないのです。ただぼくが溜飲を下すことに全てが集約されている。愛されないゲームを作ったぼくが悪いのでしょうか。他人からの呪いによって忌み子にさせられてしまった作品を,ぼくは忌む必要が生まれてしまった。きっとそれで本望なのでしょう。そんな事を目的として活動している人がいる事に哀れみすら抱きます。
ぼくらが10年何前くらいに危惧したセンシティブな話題として,インターネットは色々なものの距離を近づけすぎてしまったというものがあります。きちんとしたゲームを作るのに,どこにも公開しない人がその当時から結構いました。そんな話知らないという人もいるかもしれませんが,そりゃ公開してないんだから知る由もありません。理由はネットに公開すると心無い言葉をもらうのが怖いというものがほとんどでした。
当時の無知なぼくらは「そういう批判も創作者なら受け止めなくてはならない部分なのでは」みたいなあいまいな感情を覚えていましたが,しかし彼らの恐怖は正しく,インターネットに公開すると,常に確率で意味不明な事を言われるリスクが付きまとう。意味不明な人に町の中で絡まれると結構怖くないですか? そういう感じに近いと思います。さらに運悪くターゲッティングされてしまったら何年もの間,無意味にバイタリティを削られてしまう。そんな中,創作をやっていける豪胆な人はほとんどいません。
「こんなことになるならゲームなんて作らなきゃ良かった」なんて悲しい言葉を残しながらネットから消えて行く知人を何人見たでしょうか。ゲームを作っていたことをまるで消し去るべき過去の記憶のような言い方をする知人を何人見たでしょうか。ひん曲がった正義にはもう飽き飽きです。特に昨今はあまりにも便利な消費のための攻撃的スラングが無数に増えました。ナーバスな意味を持つ単語が最初から含まれているような目にするのもおぞましいスラングたちです。ハイコンテクストに彩られた意味を持たない文章でつむがれる言葉は後からいくらでも言い訳が出来るものばかりになりました。もう付き合っていられません。疲れました。
ところで,全くの私事ですが,私は数年ほど前からゲームメーカーに勤務しています。これはささやかな努力が結実したものと言えると思います。それなりに忙殺される傍ら,空いた時間には趣味のゲーム製作を続けていました。それは別に「本当に作りたいものは個人の世界でしか作れない」みたいな世迷言を言うためではありません。ゲームをたくさん作りたいからです。ゲームを作るのが好きだからです。ゲームを通して表現したいからです。仕事でゲームを作ったら半年とか一年とかかかりますが,個人のゲーム製作はもっと早く,もっと細かい密度の部分で,もっとたくさんのゲームを作れます。
ぼくは賢くなく,つくるゲームも長年誰にも見向きもされませんでした。今も大してその環境に違いはありません。ぼくより優れたクリエイターは無数にいるし,ぼくは完全に時代に乗り遅れたまま年だけ食ったオッサンです。すべてを否定できません。
それでもゲームを作りたいから昼も夜もなく,公私なく出来ることを無限にやり続けるだけなのです。そうじゃなきゃ仕事でゲーム作りつつ,知り合いのゲームの制作を手伝いつつ,自分の趣味でゲーム作るなんてことやりますか? 四六時中ゲームのことしか考えられない,ゲーム以外に何のとりえもない人間だから,たとえ人より劣っていてもそのゲームという部分以外で戦う道を選べなかったんです。そしてそれがようやく,何とか人前に出られるレベルに結実した。その程度の努力のかたわら,趣味で作っているゲームもそこそこウケた。それに関してぼくがすべてのプレイヤーに対する責任まで負わなくてはならないのでしょうか? いったいぼくがあなたから何を奪いましたか? 命ですか?
けれど悲しいかな,年を食うと色々なものが守りに入っていきます。体力の限界はコストばかりかかる作業を自然と忌避します。交友関係の広がりはトラブルを小さく防ぐ為に様々な事から身を引く必要が生まれます。肩書きの重さは行動の自覚を求められます。そういった事情が重なって,ぼくの個人制作はもはや限界に来ています。認めたくありませんが,あまりにもインターネットは息苦しい世界でした。ぼくにとって色々逆風も多いけどなんやかや楽しく感じられていたのは,ぼくがあの頃後先を考える必要がない存在だったからでしょう。かといって今身軽になれば何でもできるかというとそうでもないと思います。ぼくの今の創作は今の交流関係において生まれているからです。
何度でも何度でも繰り返しますが,ぼくは本当に糞みたいな底辺クリエイターでした。今もそうです。SCE2こそまぁまぁ評価されましたが,こんなもんタダゲーだからたまたま当たっただけです。お金を払ってくれたり,10何年も芽が出ないぼくを追っかけてきてくれたユーザの方々には頭が上がりません。同じようなゲームは何十年も前からいくらでもありましたし,そもそもぼく自身がずっと同じようなゲームを作ってるのに見向きもされず,タダゲーで出した瞬間もみくちゃにされるのってかなり気分悪いと思いませんか? ぼくはなかなかです。
たしか10年ほど前にもぼくは同じことを言ってインターネットを公開の場として選択するのをやめたように思えます。10年も経てば忘れるということでしょうか。それとも今一度インターネットを作品公開の場として信じたかったということでしょうか。どっちにしてもあいまいな真実は2018年のインターネットミームのように「どうとでも取れる」形に収束していくのです。悲しいことばかりですね。インターネットの使い方なんて究極的には個人ルールの押し付け合いですから,相手のルールにこっちのルールが準じてないと感じたときに相手が納得するまで攻撃し続けるかどうかというのは,まあ,それもルールなんでしょう。
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*追記 もう寝るのでコメントは個別に後ほど返信させていただくのですが,悲壮感漂う語り口のせいで終わる終わらないみたいな話に誤解させてしまいつくづく申し訳ないんですが,どちらかというと「困っている」という苦境そのものを伝えたいだけですので,多分そういう話とは違います。別に今後も気分にあわせて出す場を選んでいくだけです。
お気持ちは痛いほど伝わってきました
しかし承知のこととは思いますが、ネットではこういった素行の悪い方が目立って見えてしまう一方、ファンの方も多くいるということを忘れないでいただけたらと思います
私は貴方の作品が好きで、貴方の作品を応援しております
このままゲーム制作から引退してしまわれると非常に悲しいです
事態が落ち着いた時にはまた再開して下さることを願っております
これも自分勝手な意見かもしれませんが、どうか創作をやめないでほしいです。
ただ、作者様の「SCE2」という世界を心から楽しみ、愛し、考察した、そういうプレイヤーも一定数いたということは忘れないでほしいです(わたしはXP購入して内部データ覗く程度にはハマりました
素晴らしい作品をありがとうございました
本人は「僕には合わなかった」と言っているだけのつもりなのか、それとも本当に「これは劣悪だ」と主張したいのかは知りませんけど、実際の表現として絶対的に劣悪であるかの如く作品を批判しているのだから、「個人の主観的意見だ」を逃げ道にすることはできませんよね。
にもかかわらず、それに対する批判には「主観的意見を否定するとはけしからん」と反撃する。
そういう人に絡まれて辟易した事があるので、記事を読んで既視感というか、共感に近いものがありました。
的外れな捉え方だとしたら申し訳ないですが、今回の記事に書かれていた事にも似たような面があると感じましたので。
好きだ!!!!!!!!!
君の作るゲームが好きだ!!!!!!!
君の表現する世界が好きだ!!!!!!!!!
終わってしまうのは寂しいです
もっと早く会いたかったと心から思ったのはあなたが初めてなんです。
でも終わってしまうんですね。悲しいです。すごく。とても。
ささやかに追記しておきましたので,個別のコメント返信はまた後ほどやっていこうと思います。
作るための勉強も、作ることも、出してからも全部簡単に行かなくて、そうまでして何がしたいのかって不明確だったりしません?
業の深い趣味ですよねコレ
でもたった1人の悪意ある存在に傷つけられたときのダメージはその後1000人の善良な部類に入る人間と触れ合っても回復しない場合が多いというのはとても悲しいことです。
私はSCE2というゲームが大好きで、多分殆どのファンもそうなんで、一部の悪意ある人の言うことなんて気にしないで下さい、と月並みな事を本心から思ってるんですが、その他大勢の中の一人でしかない私がそんなこといくら言っても多分あまり意味は無いんだと思います。
でも何も言わずにはいられずついコメントしてしまいました。なんか取りとめ無さ過ぎて怪文書みたいになってしまい申し訳ありません。
とにかく、モスーさんの生活に安らぎがあるといいなと思っています。
前僕のツウィートをRTして頭おかしいって喧嘩売ってきた人がいたので絡みに行ったら勝手に見に来て文句言ってくるとかキチガイだろ……みたいにぶつくさ言われてびっくりしました(隙あらば自分語り)
そのアンチの人、フォロワーたった7の、雑魚のような人間ではないですか。
(しかもどうせその7の中には、あなたのゲームのファンであり、つまりヲチ目的でその人をフォローしてる人もいると思われます)
一方
あなたのファンが一体世の中に何人いるか考えてみてください。
7人以上はどう考えてもいるはずです。
つまり、何の影響力もない少数のアンチ(ラウドマイノリティ)のために、大勢のファンが犠牲になっている構図でもあるかと思われます。
ファンの一人として、だからどうしろとか頑張れとかは言えませんが、
そこんところは認識しておいてほしいです。
一通りチェックしましたが,もしコメント飛ばしとかあったら指摘してもらえればと思います。
> yama さん
ありがとうございます。やさしい人,普通である人は,当たり前ですが,「俺は優しいよ」とか「俺は普通だよ」とか「俺は人の気持ちがちゃんとわかるよ」なんて急に言いだすわけありませんから,こういう形で皆さんの言葉をちゃんと聴く機会が得られたのはいいことなのかなと思います。
> 私はあなたの作品が好きで応援しています。
ありがとうございます。ここ最近の創作では,少しずつ皆さんの好意的な感想を目に入れる機会が増えて,自らの創作論が結実してきていたのかなと感じていました。
やめるやめない,みたいな話は結構大げさというか,ネトゲの引退みたいなモンだと思います。何かに中毒的であればやめようにもやめられません。僕にとってはそれがゲームを作るということです。
> 作者様の「SCE2」という世界を心から楽しみ、愛し、考察した、そういうプレイヤーも一定数いたということは忘れないでほしいです
ありがとうございます。色々な遊び方,色々な受け止め方,色々な深追いの仕方はありますので,私はとりあえず消費の形については良し悪しとやかく言わないようにしていますが,そこまで入れ込んでくださって嬉しく思います。
創作自体は続けますし,何よりここまで皆さんが好きでいてくれている事実は十分突き刺さっているので,SCE2もきちんとした形で完結したいとは思います。時間とやる気さえあればいけるのですが,やる気が削られてしまったという所が大きいので,そのうち何とかなると思います。あと,ツクールを買ったならついでにゲームを作ったりしましょう! 人によっては楽しいですよ。
> 記事を読んで既視感というか、共感に近いものがありました。
コメントありがとうございます。あれ……私かな!? と思ったけど皆さん似たような経験はされているものですね。そりゃそうですね。ただ,良し悪しが好みと混同するのは,理屈の上ではなんでやねんという感じですが,実際には非常に難しい問題になると思います。
エンタメの良し悪しが何らかのペルソナに合致する論理で作られる以上,感覚的な面白さが良し悪しになる部分はどうしても出てくるので……(もし過去に似たような話題で別のことを言っていたとしても,それは過去と今で考え方がちょっとかわっただけでしょう)。
> 終わってしまうのは寂しいです もっと早く会いたかったと心から思ったのはあなたが初めてなんです。
そんなに終わる終わるみたいな感じで書いたかなと思ったんですが,改めて読むと中々に自殺前の文章みたいになってて厳しいですね。別に消えてなくなったりPCを粉々に破壊したりとかはありませんが,公開の場は少し選んだり,形は縮小していったりすると思います。楽しんでくださって,あなたの心の中に残るひとつの作品に残れたこと,嬉しく思います。ありがとうございます。
> なんで創作って茨の道なんでしょうね 作るための勉強も、作ることも、出してからも全部簡単に行かなくて、そうまでして何がしたいのかって不明確だったりしません?
コメントありがとうございます。一人の創作は苦労が全部自分にあるので行き詰まってても本質的には気楽なんですけどね。他人との評価の中に板ばさみになると,主従が混乱することでものすごい葛藤を生み出すのだと思います。
出してからはコントロール出来ない,予測できないことがしばしば起こるので難しいです。言ってしまえばSCE2がここまで評価いただけるのも作っている段階では全く予想できませんでした。業が深いのは深いですが,他人と関わる趣味だからこそ色々なパラドクスの中にぶちこまれるのが面白いのかもな,と思うときはあります。
> 自分は貴方のゲーム好きだからほどほどに頑張ってくだされー
ほどほどにやっていきます。ある意味ではほどほどにやるよ宣言です。ここしばらくはゲームが全然出せてないので言い訳がてらブログをいっぱい書いていましたが,また急に数ヶ月とかブログ書かなくなっても,面倒くさくなったんだな,くらいで思ってもらえればと幸いです。気を使ってくださってありがとうございます。
> 何も言わずにはいられずついコメントしてしまいました。
好意的なコメントの全部が全部嬉しいかというと,創作というのは厄介なもので,必ずしもそうではないのですが(なんて上から目線な),とはいえ人を傷つける目的で放たれた言葉よりはずっと幸いなものだと思います。お気遣い,痛み入ります。ありがとうございます。
インターネットには無限に言葉があふれているので,目につく言葉の多くは自らに向けられたか,あるいは自分が見ようと思ってみた言葉になるのですが,それでも見てしまった人間が悪いというようなスタンスには染まらないようにしたいと思っています。
> (隙あらば自分語り)
自分の言葉がどう受け取られるか,というのはある程度気にしたい気持ちはありますが,突き詰めると何もいえなくなってしまうので,落とし所は考えたいですね。ただ自分が思っていない形で言葉が受け止められた時こそがもっとも考えるべき瞬間なのかもしれません。
しかし,皆さん似たような経験を色々なさっているみたいで,やはり僕一人ぎゃーすか癇癪まきちらしても仕方ないかもなという冷静さはどこかで生まれ始めています。コメントありがとうございました。
> 名無しさん
個人の発信力がどうのみたいな話になると,僕自身,人を悪く言い続けたり晒し上げたりできるほど立派な人間か? みたいな所も出てきますし,特定の個人を再起不能にするのが目的ではなく,なんか色々作品の出し方とか付き合い方はあるよね,みたいな話が中心なので,何にせよまあ程々がいいかなという感じです。とはいえ,仰りたいことは十全に伝わっております。ありがとうございます。
> プリコネ面白いね。
めちゃめちゃ面白いです。しかし2018年に要求されるスマホゲームのクオリティがこれで一段階上がった事実に震えが止まりません。
だからインターネットのキチガイは、
さっさとぶっころしていけと言ってるんだよ。
俺はおまえらがわかるまでやり続けるからな。
コメントありがとうございます。言ってしまえば楽になることはありますが,言ってはいけないことも多くあります。
私が今回言ってしまった言葉の中には,誰かにとっては一生をかけて絶対に聞きたくなかった言葉が含まれているかもしれません。それを考えるとおいそれと発信は出来なくなる面はあります。
> 礼門Zさん
ご無沙汰しております。創作の価値観は個々人によるものだと思います。それを他人のテリトリーに踏み込むレベルで押し付けてしまえば,やっている事が同じではないかなと思います。同じレベルに堕することが善いことであるとは残念ながら私には思えません。
何はともあれ、自分に出来る事を着々とこなしていくしか無いですな。
お互い進む道はだいぶ離れてしまったけれど、今後とも頑張っていきましょう