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あらすじ2
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★4Dr.Tと女たち(2000/独=米)顔貌が性欲の表象でしかないことで、性欲では対応できない事態がリチャード・ギアを不穏の源とする。その助平顔が助平顔でありながら仕事ができる然るべき場所に到達するところで、宿命を見失ったファラ・フォーセットの不安と男の不穏がリンクする。 [review][投票(1)]
★4ファニーとアレクサンデル(1982/独=仏=スウェーデン)初出のハスラー演技から始まって、人前で権威を損なわれる事態に当たって体面を繕おうとする悲痛な努力に至るまで、主教ヤン・マルムシェーが笑いを絶やさない。その性格の様式性の突出が絶えず筋を喜劇のような歩調にしようとする。 [review][投票]
★3皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015/伊)フィクションが感化を与えてほしいとする業界人の強迫観念は、フィクションの効用を期待できない不信の裏返しである。劇中劇に内実がなければないほど、そこに内実があると思わせるべく、感化だけは強大になっていく。 [review][投票]
★413/ザメッティ(2005/仏=グルジア)プロのオッサンらとの対比が、アマチュアの若者を貶めるのではなく、彼らの手練れが事に屠殺場のような機械的特性を与えることで、若者に当事者であることの誉れがもたらされる。 [review][投票]
★3チェ 39歳 別れの手紙(2008/米=仏=スペイン)群生する体毛の中心にデル・トロの顔が合成され鎮座している。われわれは、デル・トロという内面を展開しない顔貌の究極体であるこの不気味の谷との対峙を迫られながら、最後には内面不明な人物の視点に内包されてしまう不快な美的体験を被る。[投票]
★3チェ 28歳の革命(2008/米=仏=スペイン)そもそもが、どこから見てもデル・トロにしかならない代物を史劇の枠にはめ込もうという憤飯なのであり、ラテン気質との邂逅に際してデル・トロに世話焼き女房をやらせる違和感が持続する。 [review][投票(1)]
★3ベイビー・ドライバー(2017/米)そのままでは直視できそうもない文系の自己肥大むき出しの陳述を消費可能なロマンスにするのはアヴァンチュールに身を任せるかのような女性心理である。 [review][投票(1)]
★3ファーナス 訣別の朝(2013/米)ウディ・ハレルソンにケイシー・アフレックをぶつけてやろうという実験精神らしきものが、憎悪を誘ってやまない二人をその相互作用を通じて理解の射程に収める。 [review][投票(1)]
★4悪魔を見た(2010/韓国)キャラクターの力関係に応じて彼らの内面を開閉させる方策にここまで頓着しない作風も珍しい。結果、人々は常人とサイコパスの境界を激しく往来し、一貫した性格を失う。恩讐を超えるという課題が人格の脱落とセットで考えられているからだ。 [review][投票(2)]
★3絹の靴下(1957/米)アステアのステップを冷ややかに眺めるシドの半目がミュージカルを恥ずかしくする。ツンツンしながらもアステアのダンスに応対してしまう恥辱プレイへと恥が逆流することで、ミュージカルの根源的な恥ずかしさが正当性を得るのである。 [review][投票]