1ヵ月の外国人研修が今日で終了する。
受け入れは昨年に続いて2度目。
受け入れているのはフィリピン人。お国柄なのか天真爛漫でいつもニコニコしていてとっても楽しそうに生きている。

日本での研修もとても楽しみにしていたようで「こんなチャンスをもらえて本当にありがとう」と何度も繰り返し言っていた。
こんな子達が介護をしてくれたら利用者さんも絶対に喜ぶに違いない。
国なんて、肌の色なんて、言葉なんて関係ないと思った。

でも、ふと。
もし、僕が要介護状態になったら誰に看て欲しいか。

介護技術が優れている人?
介護経験が豊富な人?
可愛くて愛想のいい人?
たまたま入った施設の誰か?
外国人介護福祉士?

いやっ!経験、技術、外国人なんでもいい。
僕が大切にしたいのはきっと絶対『フィーリング』
『フィーリングッド』である。
悩める町で見つけたパラダイス!である。

人のは相性は必ずある。ブスかブサイクかなんて関係ない。
会ったり、見た瞬間だったり、話した瞬間だったり
『あっ!この人いい』ってのは人それぞれある。

どうせ介護してもらうならそんな人がいい。
その人がミスをしても全然許せる。いっくら美人でもフィーリングが合わなきゃムカついてくる。メイビー。

まぁとにかく今の世の中、要介護状態になったら施設を選択する。そして、どんな人かわからない人に介護をしてもらう。排泄、入浴などなど。
今も僕は、そぉゆう状況で利用者さんをみているんだけど、自分に置き換えたら『嫌じゃ!』
要介護になったら両手をあげて「はいっ降参」なんて嫌じゃ!

金払って施設に入るなら選ばせてくれよ!
なんなら、この施設にはこんな人いまーす!って教えてくれよ。
場内指名でもいいからさせてくれよ。
フィーリングの合わないやつに介護なんてされるの嫌じゃ。

時代はどんどん変わっていってる。
介護ももっと変わってみるか!ってか、変えてみるか!

誰が?

俺らが!

メイビー笑!

嘘つきは泥棒のはじまり!とは、ちょっと違って人に嘘をつくんではなくて
『自分に嘘をつく』自分への嘘つきということ。

社会不適合者と言われる。みんなと違うこと言うと「あいつやばくねっ」
空気を読まないと社会不適合者と言われる。
最近になってようやくそれでいいと思うようになれた。

みんなと違うこと言って笑われてバカにされて、素直に思ったことなのに多数決で少数なだけで「あいつやばくねっ」だ。
でも、一番ヤバイのは自分の意見もまともに言えず、多数決で多い方にいく人だと思う。社会から外されたくないから、嘘をつく。

そこに自分の考えや意思がなくたって、嫌われるよりましかってな具合だ。

そんな人がいじめを盛り上げる。
いじめをみても自分がいじめられるのが嫌だから、いじめている方の味方につく。
そして、正義のヒーローが現れて、いじめっ子を退治したら今度はヒーローにつく。
お前さんは何?
自分の意思はないの?
誰のために生きているの?あなたの人生は自分に嘘をつくための人生なの?

自分への嘘つきが一番ヤバイと思う。 

間違いでもいい。失敗してもいい。むしろ、しまくった方がいい。
失敗もしないで、みんなが言ってるからという、小学生の『みんなが言ってた』という統計学で判断すんな。

失敗することを怖がって、間違うことを怖がって、多い方の意見に合わせるのはよくねぇよ!
あなたの意見がたった一人の意見だったとしてもいいじゃん。
むしろ、あなたしか考えることができなかった超すげぇ意見なんだから。
恥ずかしくなんかないっ。
考えれなかった『みんな』よりよっぽどすごいよ。

僕はどんどん間違えたい。社会不適合者と言われても構わない。そんなもんはバッチコイ!だ。

そんなことよりみんなで花見しましよ🌸

利用者さんとのコミュニケーションこそ介護の仕事の醍醐味だと思っている。
ゆっくり腰かけて、お茶でも飲みながら縁側でお話ししているような時間。
利用者さんの昔話やこれからやってみたいこと、僕への説教などなど。
一緒に話をしているときは一番楽しい。
だから、僕はこの時間を作る。

利用者さんに直接関係のないような仕事は、速攻で終わるようにする。
たとえば記録。パソコンに向かう前に頭のなかで何を記録するか考えておく。そうすれば、さぁ記録するゾッ!ってならなくても考えなくてもすでに整理し終わっているから速攻で終わる。

速攻で終われば、利用者さんと話をする時間ができる。
でも、なんということでしょう。
僕が努力して作った時間でおしゃべりしているのにも関わらず「あの人サボってるね」雰囲気。
さりげなく聞こえる「働かざる者食うべからず」という言葉。

おいっ!おいっ!おいっ!おいっ!
さぼってねぇーし!
やり終えた上で、ゆっくりおしゃべりしてんだし。

そもそも、『介護』をどぉ捉えているのだろう。
未だに、食事排泄入浴介助だけが介護福祉士の仕事だと思っていないだろうか。
だとしたら、昭和過ぎてやばいっ!

同じ介護福祉士として危機感を感じなきゃいけない。
利用者さんとゆっくりお話しできる人がいない。『ゆっくり』が難しい人が多い。ゆっくり仕事をする人(サボっている)はいるけど、ゆっくり過ごせる人は少ない。

自分のペースに利用者さんを合わせさせないで、利用者さんのペースに自分が合わせれる介護福祉士になろうぜ🐢

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