東京オリンピック「近代五種」応援キャラのクセがすごすぎ
2020年の東京オリンピック正式種目「近代五種」をご存知ですか。
1人でフェンシング、水泳、馬術、射撃、ランニングの5競技を丸一日かけて行うことから「キング・オブ・スポーツ」とも呼ばれています。
こんなにもダイナミックで熱狂をもたらす近代五種ですが、なぜか日本ではマイナースポーツの域から抜け出せない。
そんな影なるヒーローたちを応援しようと、日清食品が近代五種の応援キャラクターを発表しました。
衝撃的ビジュアルの「ぺんたうるすくん」
近代五種の応援キャラクター発表会に現れたのは、筋肉質な人、いや、馬……いや、何者なのでしょうか。
日清食品「近代五種」応援キャラクターぺんたうるすくん
頭にフェンシングのマスク、手にはフェンシングの剣と射撃の銃器、競泳の水着を着て、足元は走りやすいスニーカー、そして馬の胴体がくっついています。
まさに5競技の特徴を捉えたキャラクター、それが「ぺんたうるすくん」なのです。
応援ソングに合わせてしなやかにダンス
近代五種ペラーズ(ゴスペラーズ)が歌う「近代五種」応援ソングの映像には、ぺんたうるすくんがリズムに合わせて踊る姿が。
見た目からは想像がつかないお茶目な一面を披露しています。
小学生の75%に「気持ち悪い」と言われてしまいました。
「ぺんたうるすくん」のことが気になりすぎる。日清食品に話を聞きました。
--ぺんたうるすくんって……何者ですか?
「フェンシング」「水泳」「馬術」「射撃」「ランニング」がすべて盛り込まれた、「キング・オブ・マイナースポーツ」近代五種の化身です。
現在確認されているペンタウルスは、世界中に1頭のみで絶滅が危惧されており、昨今、その生態の解明と保護の重要性が叫ばれていたところ、日清食品の近代五種応援キャラクターに就任しました。
東京2020オリンピック・パラリンピックのマスコットのように、子供たちからも愛されるキャラクターだと思っておりましたが、事前に行ったアンケートでは「小学生の75%」から「気持ち悪い」と言われてしまいました。
--ぺんたうるすくんの名前の由来は?
近代五種は、欧米では「modern pentathlon(モダンペンタスロン)」と呼ばれています。
modernは「近代」という意味ですが、「ペンタスロン」は、ギリシャ語で「5」を意味する「ペンタ」が由来です。「ペンタウルス」の「ペンタ」部分もここからきています。
「ウルス」部分については、「ケンタウルス」からきています。
--今後、どのような場所でぺんたうるすくんに会えますか。
今後、東京2020オリンピックに向けて、日清食品と近代五種のさまざまなコミュニケーション活動に登場する予定です。
東京2020オリンピック・パラリンピックの公式マスコットには人気の面で差をつけられている形ですが、 子供たちに親しまれるキャラクターになるために日々努力してまいります。
絶滅危惧種のペンタウルスに、日清食品が声をかけたことで応援キャラクターとなったぺんたうるすくん。
質問をしてみてもまだまだ謎は残るばかりですが、なんども姿を見たくなっちゃうクセになるキャラクターです。