シンプルでいい感じ。
フィットネストラッカー製品で名を馳せるFitbit。しかしFitbitはスマートウォッチ市場では、いまだ大きな成功を収めているとは言い難いのも事実。そんなFitbitが目下開発中と思われるスマートウォッチ製品の流出画像が、海外サイトのWareableにて公開されています。たぶん、今年前半には発売される…んじゃないでしょうか?
月曜日の業績発表の場にて、昨年リリースされたスマートウォッチ「Fitbit Ionic」はパフォーマンスを重視した製品だったと説明したFitbit。一方次のプロダクトは「一般向けの製品」になるそうです。残念ながらIonicはあまり好評とはいえず、また直近のプレスリリースでも「前年比売り上げは約20〜15%減少するだろう」と予測しているんですよね…はぁ…。なおApple(アップル)のスマートウォッチは好調で、前四半期ではスイス時計産業の合計よりも多くの腕時計を販売したそうですよ。
さて、リーク画像に話を戻しましょう。その見た目はIonicやBlazeよりも洗練されており、またPebbleの名作スマートウォッチ「Time Steel」にも似ています。またWareableによれば製品は水深50mまでの防水に対応し、「SpO2」センサー(GPSでなく)を搭載し、2016年後半に買収したPebbleをベースとしIonicにも搭載された「Fitbit OS」が利用されるそうです。
また情報によればこのスマートウォッチはIonicよりも小さく、女性にも似合うようにデザインされているんだとか。女性向け需要を掘り起こすのは、いい方針転換でしょう。またカラーバリエーションは3種類、バンドは5色が用意され、パープルとグレーのバンドはファブリック素材でできているようです。
この新型スマートウォッチの詳細は不明ですが、はたして多くの人にアピールできるような製品に仕上がるのか、今後の発表を楽しみにしたいですね。
Image: Wareable
Source: Wareable, Fitbit, Business Insider
Alex Cranz - Gizmodo US[原文]
(塚本直樹)