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東京の渋谷駅と品川駅で、5月から列車の運休を伴う線路切り替え工事が続々と始まる。渋谷は東京メトロ銀座線とJR線それぞれのホーム移設、品川は隣接する新駅建設に伴う工事だ。
■線路切り替えに伴う運休の日程
JR東日本と東京メトロの資料を基に日経コンストラクションが作成
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銀座線では線路の間隔を広げる
渋谷ではまず、東京メトロが5月3日から5日までの3日間の祝日に、銀座線の渋谷─表参道間と青山一丁目─溜池山王間を終日運休。渋谷駅の東側で浅草方面行きの線路を北側に、渋谷行きの線路を南側に移設する。2本の線路の間隔を広げて、島式ホームを新設するためのスペースを設ける。
東京メトロは銀座線のホームを約130m東に移す改良工事を進めており、今回の線路切り替えはその工程の1つだ。施工は、改良工事の4工区をそれぞれ受け持つ4組のJVが分担する。4JVはいずれも東急建設を代表とする。