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「裁量労働制」切り離し、経済界からは落胆の声
いまの国会の焦点である「働き方改革関連法案」について、安倍総理が「裁量労働制」の対象の拡大を切り離すことを決めたことを受け、経済界からは落胆の声が上がっています。
「率直に言って残念ですよね。一日も早く完全な形で働き方改革法案を完成させてもらいたい」（日本商工会議所 三村明夫会頭）
日本商工会議所の三村会頭は、「働き方改革関連法案」で安倍総理が「裁量労働制」の対象の拡大を切り離すこと決めたことについて「残念だ」と述べました。
また、経団連の榊原会長も「柔軟で多様な働き方の選択肢を広げる改正として期待していただけに残念に思う」と指摘。経済同友会の小林代表幹事も「多様な働き方の実現や世界と比べて低い生産性の向上が求められている中で、今回の事態は極めて遺憾である」として、経済３団体のトップがそろって落胆の声を上げる事態となっています。
