2018.03.01 Thu posted at 19:33 JST
ワシントン(CNN) 米ホワイトハウスと米航空機大手ボーイングは1日までに、トランプ米大統領とボーイングが新しい大統領専用機(エアフォースワン)2機について39億ドル(約4200億円)で購入することで合意したと発表した。トランプ氏は2021年に運用が開始できるよう求めているという。
トランプ大統領とボーイング幹部は2月27日、契約を最終的にまとめるために、ホワイトハウスで会談していた。
当局者2人よれば、トランプ氏は再選された場合の2期目の始まりとなる21年から新しいエアフォースワンを運用できるよう要請したという。当初予定は24年の運用開始だった。
ホワイトハウスは、当初試算していた50億ドルから10億ドル以上費用を削減できたとしている。
ホワイトハウスの広報担当はCNNの取材に対し、新しいエアフォースワンの価格について、トランプ大統領とボーイングとの間で合意に達したと説明。「大統領の交渉のおかげで、今回の契約で14億ドル以上の税金が節約される」と述べた。
コスト削減の全体像は不明。トランプ氏は16年の大統領選の勝利後、ツイートで、エアフォースワンについて費用が40億ドルかかるとしていた。
40億ドルという費用について、ホワイトハウスとボーイングは情報が間違っており、実際には50億ドルだったとしている。
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