ひつじのブログ

漫画家、鈴木信也のブログです。日常のことやゲーム感想など。

ボクがセールスマンと対話しなくなった訳

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常日頃、一日中暑い中スーツを着て汗をかき、足を棒にして靴底をすり減らし
一軒一軒家を周ってらっしゃる営業マンの方々には
こういう事を書いて非常に申し訳なく思っております。

きちんとした企業の営業マンさん達は本当に物腰がやわらかく
しつこくもなく、こちらに不快感を極力与えない営業術を心得ている方が
多いのですが、ちょっといかがわしい高額な商品のセールスマンは
セールスのやり方があざといイメージです。
まず、扱っている商品名や会社名を先にしっかり名乗らない事が多いです。
何を売ろうとしているのか最初にはっきりさせてしまうと断られてしまうから
そこを伏せておいたままトークを進めたり、肝心の商品の値段をなかなか
言わなかったりして… 今までいろんな方がおりました。


嫁はセールスを断るのが下手と書きましたが、幸い今の所契約には至っていませんが
そういえば実家暮らしの頃、母親もよくセールスに捕まっておりました。

ある時学校から帰ると、居間で母とその知人らしき女性、そして見知らぬ男性の3人で
何やら話し込んでおり…
その後、家族の承諾ナシに20万近くする怪しい浄水器を月賦で買わされていました。
当時の家計は正直火の車状態だったので、その浄水器の件で家族と大喧嘩になり
「家が大変なのにどうしてそんな要らない高価なものを買うんだ!!」と
皆で母に詰め寄りました。
母は「友達に頼まれたから」「体に良いと言われたから」と
全然悪い買い物じゃないことを主張していましたが、
素人目に見てもその浄水器はステンレス製の超シンプル構造で…
正直5000円でもどうかという残念クオリティで、使ってみるととにかく
水の出がチョロチョロと極端に悪くなるので
1か月もしないうちに誰も使わなくなりました……。


家が大変な時に、ボロい我が家まで押しかけて、2人がかりで
何も知らない母に売りつけたその悪徳業者が許せなかったですね…。
そういう輩は、物が売れれば買った家の経済状況なんて知った事じゃない、
払えないなら月賦で契約させる。
とにかく一括だろうがローンだろうが一度契約してしまえばこっちのもの
みたいな感じで売りつけていきましたからね…。

そのチョロチョロしか水の出ない、くっそ高い浄水器のローンの支払いは
その後当分続きました…。
もうとっくに使ってないのにローンの残額だけは返済していかなきゃ
いけないなんて、本当バカげていますよね…。
…と まだそんな経験が強く脳裏に焼き付いているから
セールスに対して頑なに、非情に徹するスタンスなんですね。
それでも最初は新聞をとらされたのだから、本当に彼らは巧妙なんです。

1回のチャイムで、その来訪したセールスマンが良識ある方なのか
悪徳業者かなんてわかりませんので、
自分に関わろうとしてくる全ての初対面の人にバリアを張らなきゃいけないなんて
本当に世知辛い世の中ですよね…。