こんにちは、ヒロです。
皆さんにとってマラソンはどんな競技でしょうか?
■長い距離を走り切る。
■苦しく耐え抜いた時のゴールがサイコー。
■忍耐の競技で、自分との戦い。
■走るだけで地味な競技。
などなど、ひとそれぞれ様々な考えがあると思います。
僕にとってマラソンは様々な競技の中で一番、
『限りなく技がある、奥の深い競技』だと思ってます。
皆さんの中には、普通の平地が得意や、下り坂でスピードにのって走るのが得意とかもあると思います。これもマラソンの一つの技です。
僕の場合は、
地形に合わせて決めたランニングフォームで走っています。
また、レースのペースに合わせてもランニングフォームを変えています。
自分のペースや体力をより楽に保持するために集団の位置取りをします。
相手のスタミナを削り落とす作戦もあります。
また、フォームも腕の角度、腕振りの大きさ、脚の回転の仕方、使用する筋肉の変化、脚の着地点の変化、一歩一歩のストライドの変化。などなど、、、
一つ一つ説明したらきりがないくらいです。
しかし、いきなり腕の角度を変えろとか、使う筋肉を変えろとか言われても意識しても絶対にできません。
でも、これを感じとる事が出来れば今までジョギングしていた方はレースなんかは色々な作戦が立てられ、100倍マラソンを楽しめる事が出来るでしょう。
そこで今回の記事では、皆さんに一番手に入れて頂きたい技をご紹介します。
それは、上り坂です。
上り坂は確かにキツイです。精神的ダメージも大きいです。そして一番タイムロスが大きいので他のランナーとの差が開きやすいです。
逆に上り坂が得意になれば、あなたのレースの順位は大きく伸びるでしょう。
そして、向かい風にもめっぽう強くなります。
ただし、技を習得して結果を出すには練習は不可欠です。
🔶どうしたら、上り坂に強くなれるのか?🔶
①ジョギングコースに上り坂を取り入れましょう。2キロ以上が好ましいです。近くに距離が無ければ往復でも構いません。
②上半身は前に倒します。これを支えようと脚が勝手に前に出ます。
③一歩一歩のストライドは小さめにして太腿の内側を使う感じです。
④腕は下げ気味に肘は後ろに大きく振ってください。
⑤呼吸は必ず上がりますので息を吐く方を意識してください。
⑥目線は坂の勾配によりますが10度あたりなら5m先です。
⑦上記を踏まえて、力を抜いて気持ちよく上れる感覚が掴めればオッケーです。
いきなり全てはできませんので、上記の項目を一つ一つ習得してください。
最後に僕は上り坂が好きになりました。それは周りがきつそうに走ってても僕はそれなりに余裕が持てるようになったので。
そして、今年の正月に愛知県の矢作川マラソンのハーフに出た時のラップタイムを載せます。
コースの地形はほぼフラットですが、当時は風速10mは超えているであろう暴風で過去最悪のコンディションでした。
※今年の矢作川マラソンの感想をネットで見ると、まず冒頭に風がヤバイと出てきます。
前の方にいるランナーは向かい風になると蛇行してしまい通常のペースよりもキロあたり+40秒はかかったと思いますが、上り坂練習を取り入れてる僕は向かい風に大きく崩れず安定して走れたなによりの証拠です。
皆さん頑張ってください👍