俺だって俺なりに

零細メーカーの経営企画。趣味は少額の株式投資。ファンダメンタルズ重視のバリュー投資をゼロから勉強中。仕事は経営の雑用。能力普通でそれなりに真面目。落ち込みやすく悩みがち。ガラスのハートのくせに実力以上に頑張って疲れたり。それでも俺だって俺なりに踏ん張ってます

残業が許可制なんてやってらんないよ。だから生産性を上げて早く帰るんだ俺は。

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生産的に仕事をすることをかなり意識している方だと思う。

効率的と書くと、何でもかんでも冷たく、かっ飛ばしていくイメージなのでニュアンスがちょっと異なる。生産性という意味は単なる効率以上にアウトプットを意識して何か変化なり成果を生み出すことを意識して使っている。


なんでそんなに生産性を意識して働いているかというのは残業をしたくないからだが、その理由を書いてみる。

残業は「させていただく」ものなのか

俺の会社では古い体質の会社であることから、生産性とか効率を求めるとネガティブな印象を与えることがおおい。

体質が古いとその姿勢がドライに取られたり、セカセカして余裕がないようにみえるとか、凄んで見えるとか言われることはあるがあまり気にしていない。ゆったりとしたムードに流されるつもりもないし効率的に仕事をしたい理由は1つ。

早く帰りたいだけだ。

残業するにも申請書と理由と上司の承認がいる。残量代を稼ぎたい気持ちはあるがはっきりいって面倒下さい。

「Xの件が発生していて、Y案件と会議が今日あるので、本日ZZ時間、残業させていただいてもよろしいでしょうか?」

というように承認が必要である。

事後報告だとさらなる説明が必要になる

さらに面倒くさいのが基本が事前申請であること。残業をする前に承認を得てご了承をいただく必要がある。上司が出張中だったらメールと電話で説明をして、許可をもらう。

もし事前申請が出来なかったら事後報告ということで、これまた理由を文書で作成して上司の承認が必要になる。

その文書にはさらに「改善策」という欄がある。

なぜ残業が発生したかと、今後その残業をしないために次回からどうするのかを説明する必要があるのだ。


ハッキリ言ってばかばかしい。


ダラダラ働く輩がいるからこういった承認プロセスが必要になるのであって、一生懸命効率的に働いているヤツがなぜそのようなことを、しかも会社のために働いているのにやらないといけないことに神木は怒りを通り越してあきらめを感じている。


本当に必要な仕事でアウトプットを意識して普段からがむしゃらに働いているヤツが「残業をさせていただいてもよろしいでしょうか」と聞かねばならないのだ。考えれば考えるほどやってられなくなる。

だから感情を完全にオフることにした

なので俺はある時からそういった感情を完全にオフにした。

へりくだって「させていただいてもいいでしょうか」というくらいならやりたくない。


徹底的に時間あたりの仕事の質と量を上げて猛烈に定時の時間に働く。


それからはとにかく人の2倍以上を同じ就業時間中に仕事する。


それで早く帰る。子どもと遊ぶ、奥さんと会話する。その時間を重視する。


残業代は惜しいが無駄遣いをしなければいいのだ。残業代に頼った家計など不安定すぎて永続的じゃない。

人と比べて割りに合わないと思わない

確かに対して仕事をしていない人と比べて倍の仕事をしているとしたら割に合わない。

「なんでこんなに仕事をしてあいつと同じ給料なんだ」と思う人もいるかもしれないが、俺は一切そんなことは考えない。水は低きを流れるが自分も同じく低く流れる必要はない。

馬鹿にされようが、なんでそんなに働くのかと言われようが気にする必要はない。


そういった愚痴的な感情をオフにしてメンタル保つために必要な考え方は一つだけだ。


同じ時間で倍の仕事をしたらそれは先々どれだけの差になるかということだけを考えるのだ。


毎日倍の仕事をしたら1年後は借金の複利計算のように大きな差になっている。



だからダラダラやっていたり、のんびりやる人はどうぞお好きにだ。人間的に好きな人もたくさんいるから悪感情はない。人は人なのだ。


そこに絶対にストレスは感じてはいけない。


みんなそれぞれ価値観が違うのだから何とも思わない。人それぞれでいいのだ。他人に一切期待をしてはいけない。

裏切られるだけだし、期待のレベルのアウトプットが相手から出てきて「ラッキー」くらいに思っておく必要がある。あなたが思っているアウトプットが相手から出てくる確率は非常に小さい。

ハブられても気にしてはいけない

それで万が一ハブられても気にするな。なんで一生懸命働いているヤツがはぶられなければならないのだ。

お互いなるべく仕事をしないで、まるで馬場抜きのように後輩にジョーカーを握らせて自分が守られれば良いなんていう連中がもし会社にいるのならば軍門に下ってはいけない。


高潔な精神で淡々と接する。しっかり仕事をする。


少なからず同じような連中が社内にいる。


彼らと仲良くする必要はないが、ゆるく付き合っておこう。深くつるむとあなたが嫌っている仲良しクラブをあなた自身が作り出し、「あいつら頭悪い」とか「仕事できない」とか「レベルが低い」とかいずれ愚痴を言い始めるだろう。



だからちょっとしたときに会話するくらいの付き合いをして、今している仕事を話したり仕事の悩みを話してみよう。

それだけでいいのだ。相手ももし同じことを考えているのであれば心のどこかでつながりが自然とできる。つるむ必要はない。いつか一緒に仕事をするときにタッグを組めばいいだけだ。


それでいこう。


今日も短時間で効率的に仕事をして早く帰るぞ俺は。