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失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~ 作者:進行諸島

第二章

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第176話 最強賢者、依頼を選ぶ

「ここがフリジアか……」

Bランク昇格試験の受験資格を得た翌日。
俺達は、フレディア領の中心都市、フリジアへと到着していた。

「なんか、王都みたいな感じだね」

「ここまで大きい都市って、なかなかないですよね……」

フリジアは領地の中心都市というより、小さめの国の王都のような都市だった。
中央には大きな城が立っており、道もよく整備されているようだ。
人も多くて、活気にあふれている。

まあ、国王のいないラジニア連合において、領主というのは、国のトップのうち一人ということになる。
その領主が住む場所であれば、王都のようになるのも不思議ではないのかもしれない。

そんな街の中を通り抜けて、俺達はギルドへと入る。
昇格試験を受ける手続きとかはよく分からないが……恐らく、窓口でいえば分かるだろう。

「Bランク昇格試験って、ここで受けられるのか?」

俺は空いていた窓口に行き、そう言いながらギルドカードを差し出す。

「これは……ちょっと待ってください」

受付嬢は俺からギルドカードを受け取ると、そこに書かれた内容と、何やら手元にある紙を見比べる。
それが終わると、受付嬢は俺のギルドカードを持ったまま、ギルドの奥へと入っていった。

数分後。
受付嬢が、初老の男とともに戻ってくる。
男の名札には『支部長 エイルス』と書かれていた。

「君が、例のマティアス一行か」

「……例の?」

「領主様から、可及的速やかに君達をAランクに上げてくれと頼まれてな」

すでにギルドにも話が通っていたのか。
恐らく、何らかの魔法通信手段を使っているのだろうが、今の技術だと魔法通信はかなり貴重なはずだ。
それだけ、フレディア領とエイス王国のつながりは強いという訳か。

「ということで、実力さえあれば10日ほどでCランクまで上がれるだけの依頼を用意して待っていたのだが……どうやら必要ないみたいだな。どんな手を使ったのかは分からんが、化け物という噂は間違っていないようだ」

そう言って支部長は、俺達のギルドカードに目をやる。
ランクの欄には『Cランク(昇格試験受験可能)』と書いてあった。

「Bランクへの昇格試験は、すぐに受けられるのか?」

「ああ。Bランク昇格試験は、いつでも実施しているからな。昇格試験は、監督付きの依頼遂行という形式で行われる訳だが……時間がかかるが比較的安全な依頼と、短時間で済むが危険な依頼、どっちがいい?」

「……短時間で済む方の依頼は、撤退が許されないとかいう訳じゃないよな?」

「もちろん撤退は可能だ。試験は不合格扱いになるが、撤退時の状況によっては試験監督の判断の下、再試験が認められる」

たとえ危険な依頼であっても、撤退が認められるなら、実質的な危険性はさほど高くない。
実際のところ、撤退さえ不可能な状況というのは、さほど多くないからだ。

アルマやルリイも、緊急時の撤退は最重要課題として、かなりの練習を積んでいるしな。
あと、緊急時という意味ではイリスの飛行で撤退という手があるので、離陸の時間さえ俺が稼げば問題はないだろう。

もちろん周囲への注意を怠る気はないので、そこまで危険な状況に陥る可能性は低いが。

「分かった。短時間で済む方で頼む。……異論はあるか?」

「ないよ! ……ヤバそうだったら、全力で逃げるけどね!」

アルマの言葉に、ルリイとイリスが頷く。
3人とも賛成のようだ。

「……エイス王国から聞いた通りだな。安心して任せられそうだ」

……国王やエデュアルト校長は、一体どんな話を吹き込んだのだろう。
まあ、話が通りやすくて助かるのだが。

「試験は今日受けるか? それとも、準備してからの方がいいか?」

「依頼の内容次第だな」

「これが依頼書だ」

そう言って支部長が、俺に依頼書を差し出す。

――――――――――――――――――――
特殊依頼 ランクB 
テストラ平原の平定

現在、テストラ平原において魔物が異常発生している。
中には強力な魔物もおり、周囲の街に被害が出る可能性がある。
そのため、テストラ平原に発生した中でも特に脅威と考えられる魔物を討伐し、テストラ平原の脅威を取り除くことを力ある冒険者に依頼したい。
――――――――――――――――――――

「……討伐数の指定がないみたいだが」

「報酬も書いてないね」

「……初めて見る形式の依頼ですね……」

依頼書には、達成条件も報酬も書かれていなかった。
これは……依頼と呼べるのだろうか。

「確かに、特殊な依頼であることは間違いない。難易度もBランクの依頼の中では最上位に入るだろう。だが今Bランク昇格試験に使える依頼の中で、所要時間が一番短いことは間違いない」

「……時間がかからないというのは本当か? 対象の種類は絞ってあるとはいえ、平原一つの魔物を全滅するとなると、けっこう時間がかかりそうだが」

確かに、依頼をまとめて達成したときに使ったような方法で魔物を集めれば、大量の魔物を討伐することができる。
だが、あれは魔物が弱く、魔物の通り道となる街に被害がでない状況でだけ使える魔法だ。いつでも使える手ではない。

『強制探知』によって魔物の意識は俺達に向けられているとはいえ、強い魔物であればただ通るだけでも災害だからな。

「そこは心配いらない。テストラ平原は狭いからな。マティアス達の実力に関してエイス王国から伝えられた情報が正しければ、3日もかからないはずだ」

「3日は短いのか?」

「ああ。普通Bランク昇格試験には、半月近く時間がかかるからな。その点、このくらいの範囲の魔物を狩るだけなら、3日で済む。……化け物じみた実力があればの話だが」

そう言って支部長が地図を取り出し、テストラ平原の場所を示す。
テストラ平原は、この街のすぐ近くにあった。

確かに、かなり狭い平野。魔物の数にもよるが、平定には3日もかからない気がする。
というか、1日もかからなさそうだ。

「達成条件は? 討伐対象は脅威となる魔物らしいが、基準が色々あると思うんだが」

「脅威となる魔物は、具体的に……Bランクの魔物だな。ブレードシュリンプとか、ヒュージツノタートルとかだ。それ以上に強い魔物がいた場合には撤退が許可されるし、倒したBランク魔物の数次第では試験も合格扱いになる」

ヒュージツノタートルか……。
なんというか、別に『強制探知』でかき集めてしまっても問題ない気がしてきたぞ。
それ以上に強い魔物がいる場合のことを考えて、一応やめておくが。

「分かった。すぐに受けよう」

とりあえず、テストラ平原がこの町から近くにある、狭いエリアだということは分かった。
比較的時間のかからない依頼だというのは、本当のことのようだ。

「受けてくれるか、ありがたい」

俺の返事を聞いて、支部長がほっとしたように答えた。
なぜ、試験を受けるだけで感謝されてしまうのだろうか。

……もしかして、誰も受けない不人気依頼か何かを、試験を盾に押しつけられたか?



それから、数十分後。
俺の予想は当たった。

今回の依頼はBランク昇格試験のため、ギルド直属の試験官がつくことになるのだが……。
試験官が、あからさまに気が進まなそうな顔で出てきたのだ。

「本当にこれを受けるんですか? こっちの依頼にしませんか? 俺、ついていきたくないんですが」

あまつさえ、俺に別の依頼を勧めてくる。

試験官は壮年の男で、戦い慣れた雰囲気だ。
ギルドにいた冒険者などと比べても間違いなく強いだろう。
その試験官が、ここまでして避けようとする依頼。

これは、明らかに何かあるな。
……聞いてみるか。

「この依頼、何か問題があるのか?」

「問題も何も……知らないのか?」

「……知らないって、何をだ?」

「テストラ平原の平定依頼、もう強いパーティーが3つも挑戦してますが、1つも帰ってきていないんだ! チームマティアスが強いという噂は聞いているが、この依頼は無謀だ! 他のにした方がいい!」

なるほど。
誰も成功しなかった依頼が、こういう形で回ってきた訳か。

「ちなみに、前のパーティーが挑戦してから何日経った?」

「10日だ」

「……なるほど、全滅だな」

こことテストラ平原は大して離れていないので、それだけの時間が経っているということは、先行パーティー全滅したとみてほぼ間違いないだろう。
上位のパーティーが、誰一人撤退することができなかった相手……。

「分かった」

「考え直してくれるか?」

俺の言葉を聞いて、試験官がほっとしたような答えを見せる。
だが、答えはもちろん否だ。

「いや、もちろん受ける。断る理由がない」

俺はそう言って、試験官に依頼書を渡す。
すると、試験官はあきらめたような顔で依頼書を受け取った。

「……危険と見たら、俺は真っ先に逃げるぞ?」

「危なければ逃げるのは俺達も同じだ」

俺の言葉に、ルリイ達3人が頷く。
こうして俺達は、テストラ平原の平定依頼を受注した。
今日から少しの間、毎日更新予定です。
『失格紋の最強賢者』3巻、発売しました!

もちろん、書き下ろしありです!

是非読んでください!

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