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レジェンド 作者:神無月 紅

秋に向けて

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1657/1657

1657話

 その人物を見た瞬間、タラニスの動きは止まった。
 エレーナの持つ美貌に目を奪われたというのもあるが、それだけではない。
 そもそも、エレーナ級の美貌ということであれば、レイの側にいるマリーナやヴィヘラの二人もいるのだから。
 問題だったのは、やはりそこにいたのがエレーナだったということだ。
 ……そう、貴族派の象徴とも呼ぶべき、姫将軍の異名を持つエレーナ・ケレベルが。
 エレーナの父親のケレベル公爵は、言うまでもなく貴族派を率いている人物だ。
 そして、サブルスタに代官を派遣している貴族が所属している派閥も、貴族派。
 つまり、現在タラニアの前にいる人物は、自分達のボスの娘と言っても間違いではない。
 エレーナにしてみれば、タラニアは父親の部下が雇った人物のそのまた部下という立場になる。
 とてもではないが、逆らっていい相手ではなかった。
 ましてや、タラニアまでは情報が下りてきていなかったが、ケレベル公爵からはギルムの増築工事を妨害するような真似をするなという通達すら出されている。
 だが、そんな事情を知っているのか、知らないのか、レイはタラニアの様子に全く気が付かないまま……いや、エレーナを見て身体を強張らせたタラニアを見て、寧ろこれが好機だと口を開く。

「こいつはタラニア。サブルスタの代官直属の部下らしい。で、俺達が捕らえた盗賊は実は偶然森の中にいた狩人とかそういうので、俺達は違法にそういう奴を捕らえて奴隷として売り払う……と、向こうはそう主張している」
「……ほう」

 レイの言葉を聞いたエレーナは、レイ達――正確には他の冒険者達――が捕らえた盗賊達の方を一瞥し、次にアーラが引っ張っている自分達の捕らえた盗賊達を一瞥し、それから最後にタラニアに視線を向ける。

「それでは、私が捕らえた盗賊達も狩人だと? そして私達が違法に奴隷とする為に捕らえていると、そう言うのか?」

 エレーナの言葉に、タラニアは言葉に詰まる。
 何を言っても、今の状況では自分にとっての墓穴にしかならない。
 そう理解している為だ。
 ……もっとも、捕らえられた盗賊達は事情を聞いた後は処罰され、何らかの特別な事情がない限りは大半が奴隷として売り払われることになる。
 実際、冒険者達が盗賊を捕らえているのも、盗賊の討伐依頼の報酬と盗賊が貯め込んでいたお宝の他に、盗賊を奴隷として売り払った金額を目当てにしてのものなのだから。
 そういう意味では、タラニアが言ってることは全てが完全に間違っている訳ではないのだが。
 だが、まさかその通りだとここで言うことが出来る筈もない。

「それは……その……」

 エレーナに視線で言葉の先を促されるも、タラニアは言葉を濁すだけだ。
 そんなタラニアの姿に、ようやく盗賊達を引き連れてエレーナの隣までやって来たアーラが強烈な視線を向ける。
 その視線の中にあるのは、不愉快さだ。
 多少離れていても、当然ながらエレーナとレイ、タラニアの話はアーラにも聞こえていた。
 敬愛しているエレーナに対し、違法奴隷商人扱いをするというのは、それこそアーラにとっては絶対に許せることではない。
 また、エレーナ程ではないにしろ、レイ達に対してもそのような疑いを持ったというのは、到底許せることではない。

「貴方、サブルスタの代官の直属の部下という話だったけど、今回の件はその代官も……ましてや、その上の人も知っているのかしら?」

 冷たい、それこそ人を見る目ではなく、物を見る目を向けられたタラニアは、何とかこの場を誤魔化す方法はないかと考える。

(何故エレーナ様がこのような場所に!)

 それが、タラニアにとって唯一にして最大の誤算だった。
 エレーナがギルムに滞在しているという情報は得ていたが、今回の一件で動いているのはあくまでも冒険者だけという情報だった。
 もっとも、タラニアが今回の件を知ったのは、あくまでも少し前にすぎない。
 それだけに、まさかエレーナがレイ達と一緒に行動しているというのは、完全に予想外だったのだろう。
 ……少し事情に詳しければ、エレーナがレイ達と共に行動しているというのは知ることも出来た筈だったが、生憎とタラニアの耳はそこまで良い訳ではなかったのだろう。

「キュ? キュキュ?」
「グルゥ」

 何かを喋ろうにも、喋ることが出来ない。
 そんなタラニアから少し離れた場所では、セトとイエロが愉快に言葉を交わしている。
 セトの周囲にいる者達は、そんな二匹のやり取りをほっこりとした気持ちで眺めていたのだが……タラニア達のいる場所とは完全に空気が、世界が、雰囲気が違っていた。

「アーラの問いに答えていないようだが? 今回の件はお前の上の者も知っているのか?」
「……私の、独断です」

 重ねて問い掛けたエレーナの言葉に、タラニアの口からは押し殺したかのような声が漏れた。
 一瞬上司に責任転嫁をしようと考えなかった訳ではない。
 だが、そうすれば上司という自分と直接的に近い存在に恨まれることになる。
 そうなれば、今はともかく将来的には間違いなく自分にとって致命傷に……場合によっては命の危機になると、そう判断したのだ。
 これから先のことを考えれば、自分が泥を被った方がいい、と。
 ……実際、今回の件で得た利益の多く……それこそ盗賊が貯め込んでいたお宝を冒険者達から奪った場合、半分がタラニアの物になることが決まっていたのだから、自分が主になって動いたという点では、その言葉も決して間違っている訳ではない。

「それはつまり、タラニアが自分の意思で私達の行動を妨害しようとしたと?」
「はい」

 これ以上誤魔化そうとしても、自分の立場が悪くなる。
 であれば、ここは大人しくエレーナの言葉に答えて、印象をよくしようと。そのように考えたが故の態度だった。

「では、何故そのような真似をしようとした?」
「それは……盗賊達が貯めていた財宝の類を奪おうかと思っての行動です」
「……ほう。私はてっきり、お前は盗賊と繋がっているのではないかと思っていたのだがな」
「そんなことはありません!」

 エレーナの言葉を、即座に否定するタラニア。
 盗賊の財宝を自分が横取りしようとしたということは認めても、盗賊と繋がっていたことは認める訳にはいかない。
 前者であれば、処罰されるにしても精々が閑職に回されるといった程度で済むだろうが、後者の場合は公になれば首を切られる可能性があった。
 それも、仕事を辞めさせるという意味での首ではなく、物理的に首を切られる……つまり、処刑だ。
 盗賊と繋がっていたということでの処刑となれば、それこそ名誉も何もない。
 それどころか、場合によっては家族にすら咎が及ぶ可能性があるのだ。
 だからこそ、盗賊と繋がっているということだけは絶対に知られる訳にはいかない。

「ほう? ……この者はこう言ってるが、本当なのか?」

 タラニアの言葉を聞いたエレーナは、冒険者達に捕らえられている盗賊に視線を向け、尋ねる。
 そんな盗賊達に向け、タラニアは必死に目配せを送る。
 自分についての話は言うなと。そのような意思を込めて。
 だが、そもそも盗賊達とタラニアは、あくまでも金のやり取りで繋がっていたにすぎない。
 タラニアからは、様々な理由を付けて盗賊の討伐をさせないようにギルドに働きかけ、もしく格好の獲物となるべき相手を見つけたら盗賊に知らせるといったように。
 盗賊からは、タラニアにとって邪魔な存在についての情報を貰えば、優先的にそちらを狙い。それで得た分け前の幾らかをタラニアに渡すといったように。
 信頼関係はない、お互いがお互いを利用する為のドライな関係であるが故に、タラニアに必死の目配せをされてもそれを理解出来た者は少ない。
 そして理解出来なかった者達は、自分がタラニアに切り捨てられたと判断し、その不満を口に出す。

「ふざけるな! 今まで散々俺達から金を貰っておいて、こういう時は真っ先に切るのか!?」
「そうだ、俺達を見捨てるってんなら、お前も道連れだ! おい、お前等! タラニアは俺達と手を組んで、自分に邪魔な奴を俺達に襲わせたりしてたぞ!」
「狙ってた女に男がいて邪魔だからって、その男を殺したこともある!」
「俺はタラニアと敵対していた相手を殺すように頼まれたぞ!」

 他にも何人もの盗賊から、今までタラニアにどのようなことを頼まれたのかが叫ばれていく。
 元々信頼も信用もない、それこそ金だけで繋がっていた関係でタラニアが自分を切り捨てたと判断したのだから、幾らタラニアが目配せをしてもその意味を理解出来ないのは当然だった。

「きっ、きっ、貴様らぁっ!」

 道連れにされたタラニアの方は、そんな盗賊達の言葉に何とか誤魔化そうと叫ぶ。

「自分が罪を犯したからといって、それに何の関係もない私まで巻き込むな! 出鱈目を言うんじゃない!」

 顔を真っ赤にしながら叫ぶタラニアだったが、その言動こそが盗賊達の言葉が信じるでると、そう示していた。
 そんなタラニアの様子に困ったのは、レイ達……ではなく、エレーナ達……でもなく、タラニアが率いてきた警備兵達だ。
 警備兵の中にはタラニアの私兵よ呼ぶべき存在もいるが、その殆どは普通の警備兵だ。
 つまり、もし盗賊達の言っている内容が真実であるのだとすれば、タラニアを捕らえなければならない立場にいる。
 だが、サブルスタでタラニアが持つ権力がどれだけのものであるのかを知っていれば、ここで迂闊に動くことも出来ない。
 もしここでタラニアを捕らえることが出来ても、もし何かの間違いで無罪ということになったらだおうなるのか。
 タラニアの性格を知っている者であれば、間違いなく自分の身の安全……そして家族の身の安全を心配するだろう。
 実際、今までタラニアに逆らって酷い目に遭った者はかなりの数になる。
 表沙汰になっていない者も含めれば、それがどれだけの数になるのかは、それこそ考えるまでもないだろう。だが……

「さて、盗賊達の言ってることが真実かどうかは、ギルムで取り調べをすればすぐに分かるだろう。当然、お前……タラニアだったな? お前の名前が盗賊達から出て来た以上、お前の身柄も一応拘束させて貰うが」
「なっ!? ちょっ、ま、待って下さいエレーナ様! 私はサブルスタで働いている身です。幾らエレーナ様でも、その私を……」

 勝手に拘束するような真似は許されない。
 そう叫ぼうとしたタラニアだったが、自分に向けられるエレーナの目を見た瞬間、その動きが止まってしまう。
 その凄まじい美貌に魅了された……という訳ではない。
 ただ、それだけの美貌を持っているにも関わらず、自分を見る目には一切の情というものが浮かんでいなかった。
 それこそ、怒りでも苛立ちでも浮かんでいれば、タラニアもまだ納得出来ただろう。
 だが、今エレーナの目に浮かんでいるのは、それこそ路傍の石でも見るかの如き視線。
 自分を見るエレーナの視線を見た瞬間、タラニアは完全に気圧され、それ以上は何も言うことが出来なくなる。
 黙り込んだタラニアを一瞥したエレーナは、その背後にいる警備兵に視線を向け、口を開く。

「お前達はサブルスタに戻って、この件を上司なり代官なりに報告するといい。それから、どのように動くのかがはっきりするだろう。ただし……その動きについては、嘘や誤魔化しなく父上に報告させて貰うと伝えるように」

 エレーナの言葉に警備兵達が出来るのは、ただ了承の返事をするのみだった。
 ここで迂闊な態度を示せば、それこそ自分もタラニアの仲間だと、そう判断されるのは間違いないと理解していたからだ。
 同時に、警備兵の中に混ざっていたタラニアの私兵と呼ぶべき者も、今の状況ではどうしようもないとして行動を起こすようなことはなかった。
 もっとも、何らかの手段があったとしても、姫将軍という相手を敵に回して行動を起こすというのは、恐らく有り得なかっただろうが。
 タラニアの私兵という立場ではあるが……いや、私兵だからこそと言うべきか、信頼や義理、ましてや忠誠といった行為で結びついている訳ではなく、純粋に金の関係にすぎない。
 そういう意味では、私兵も盗賊もタラニアとの繋がりという点では大差ないだろう。
 勿論私兵の方が盗賊よりも優遇されていたのは間違いないが、それはこの場で……そして後でどうにかする程のものではない。

「では、今回の件はこれで終わりとする。誰か、異議のある者は?」
「私は!」
「貴様には聞いていない。黙っていろ」

 エレーナに抗議しようとしたタラニアだったが、それは即座にエレーナに切り捨てられる。
 そうなれば、これ以上何も言うような者はおらず……この騒動は、無事に収まることになった。
 もっとも、このタラニアの上司である代官や、その代官を派遣した貴族については後々追求されることになるのは間違いなかったが。

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