1日夜にかけ暴風や高波に警戒を

発達した低気圧の影響で、近畿地方は風が強く波の高い状態が続いていて、1日夜にかけて暴風や高波に警戒が必要です。
南寄りの風で気温も上がり、気象台は、1日午前、「近畿地方で春一番が吹いた」と発表しました。
気象台によりますと、日本海にある発達した低気圧の影響で、近畿地方は南寄りの風が強まっています。
特に1日の未明から1日朝にかけて急激に風が強まり、▽和歌山市の友ヶ島灯台では36.2メートル、▽京都府京丹後市丹後では32.8メートル、▽大阪の関西空港では30.3メートルの最大瞬間風速を観測しました。
気温も上がり、気象台は、1日午前、「近畿地方で春一番が吹いた」と発表しました。
近畿地方の春一番の発表は、去年より9日遅くなっています。
近畿地方では、1日夜にかけて風の強い状態が続く見込みで、1日の最大風速は▽陸上で18メートルから20メートル、▽海上で20メートルから25メートル、▽最大瞬間風速は30メートルから35メートルと予想されています。
近畿北部や南部の海上は波の高い状態も続く見込みで、気象台は引き続き暴風や高波に警戒するよう呼びかけています。