「自動車保険に毎月5000円くらい払っているけど、他の人って月いくらぐらい払ってるいのかな?」
自分が払っている自動車保険料が、高いのか安いのか気になっている人はとても多いようです。
それは、自動車保険が「車種・年齢・条件・割引率(等級)」などによって保険料が大幅に変わるため、他人と比較しにくいところが理由でしょう。
今回は、参考までに最安値の保険料は月いくらになるのかを、軽自動車と小型乗用車で試算してみようと思います。
「最安値なら月にこのくらいの保険料になるんだな」と言った目安にしていただけたら幸いです。
なぜそんなに安くなるのかについても説明してあります。
自家用小型乗用車(日産セレナ)の最安値保険料は月いくら?
まずは、自家用小型乗用車の保険料を試算してみます。
エコノミーであればかなり安く車両保険を付保できるので、今回は車両保険ありで試算してみようと思います。
個人的に、車両保険はエコノミー型で構わないので付けることをお勧めしています。
相手が無保険などの場合も、車両保険さえついていれば何も心配することが無いからです。
※参考(無保険車にぶつけられたら 対応策まとめ)
※参考(一般車両保険とエコノミーを安くする裏ワザ?)
保険料の試算は、入力3分で色々な保険会社の一括見積もりが取れる「保険スクエアbang!」を使います。
試算する車と条件は以下です。
【日産セレナ 形式 HC26 初年度登録 平成25年】
対人 | 無制限 |
対物 | 無制限 |
人身傷害 | 3000万円 |
車両保険 | 135万(エコノミー型)免責5万円 2回目以降10万円 |
本人限定 | 20等級 |
今回の条件ではチューリッヒが14960円で最安値となっています。
上記は年払い保険料となり、月払いにすると5%の分割手数料を取られる保険会社が多いので、月額保険料は1310円になるでしょうか。
なお、通販型自動車保険の分割払いについての取り扱いは、各社それぞれ違いますので、以下を参考にしてください※参考(自動車保険を分割払い(月払い)にすると損?通販型各社の分割回数は?)
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今回のシミュレーションでは、日産セレナ(車両保険付き)の最安値月額保険料は1310円となりました。
車両保険付きでこの保険料に驚いている方も多いのではないでしょうか。
無事故割引が進んでいる方であれば、「通販型+エコノミー車両保険」の組み合わせでここまで保険料を削減することが出来ます。
毎年何となくで、継続している方も多いでしょうが、簡単ですから一度一括見積もりで保険料の確認をしておかれることを強くお勧めします。
軽自動車(ダイハツタント)の最安値保険料は月いくら?
試算の車種と条件です。
【ダイハツタント 型式L360S 初度登録 平成26年】
対人 | 無制限 |
対物 | 無制限 |
人身傷害 | 3000万円 |
車両保険 | 55万(エコノミー型)免責5万円 2回目以降10万円 |
本人限定 | 20等級 |
車両保険付きの見積もり依頼をしたのですが、ソニー損保以外は車両保険なしの見積もりが出ています。車両保険の引き受けをしていない条件なのかもしれません。
結果、車両保険付きのソニー損保が17810円となり、最安値ですが、意外なことに小型乗用車であるセレナより保険料が高くなってしまいました。
軽自動車は税金や自動車保険料が安いといったイメージがありますが、条件によっては、変わらないという結果になります。
ただし、軽自動車は車両クラス別保険料ではないため、例えばスポーツカーなどと比べた場合は相当安くなります。
逆に、小型乗用車は型式別で保険料が数倍変わることも珍しくありませんから、自動車購入前にチェックしておくと良いかもしれません。
※参考(自動車保険の車両料率クラスとは?車によって保険料が4.3倍も違う!)
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今回のシミュレーションでは、ダイハツタント(車両保険付き)の最安値月額保険料は1560円となりました。
自動車保険最安値は 月いくら? 実際に軽と普通車を計算してみた まとめ
今回の試算では、どちらも車両保険付き保険料が
ダイハツタント 1560円
となり、どちらも2000円以下という結果になりました。
もちろん、車両保険を付けないなど、条件を変更すれば、更に保険料を下げることは可能です。
あくまで、私個人がお勧めする最低限の補償における最安値として試算させていただきました。
それでも、十分な低価格ではないかと思います。 実際にこの金額より現在の保険料の方が安いという方は、少数ではないでしょうか。
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「家は毎月1万円くらい払っているのに何でこんなに安いの?」
と思う方もいると思います。
恐らくそういった方は、会社で加入されている方か、近所の代理店、ディーラーなどで加入している方だと思います。
現状、保険料重視で考えた場合、通販型自動車保険と代理店型保険料には、倍近い保険料差額があります。
また、通販型自動車保険を選んだとしても、加入初年度のみ、大きなインターネット割引を付与している会社もあります。
ですから、今の賢い自動車保険の選び方は、「通販型で毎年保険料を比較して、一番安いところの保険を購入する」これに尽きます。
自動車保険は継続するものではなく、毎年購入するものだと意識を変えましょう。
そうすれば、相当な保険料削減が可能になると思います。
自動車保険は、付保条件によって保険料が相当変わります。
以下を参考に、毎年保険料をチェックして加入しましょう。
※参考(10万円も安い? 自動車保険を最安値にする裏ワザ集)
※参考(自動車保険の年齢条件で知っておくべきこと ~勘違いされやすい年齢条件~)
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