新幹線の台車の強度不足問題で、川崎重工業の会見(後半)での一問一答は次の通り。
-新幹線の重大インシデント。経営への影響がないという根拠は。
金花芳則社長 丁寧に説明したい。(私自身)車両部門の出身。経営陣と現場の距離を近づける努力をしてきた。非常にショックを受けている。
-現場に納期のプレッシャーは。
金花氏 納期に迫られていたということはなかったと思っている。
-当該車両は川重として最初のN700だったのでは。設計上の難しさを発注者に問い合わせるべきだったのでは。
志磨貴司車両カンパニー品質保証本部長 この700系は量産としては最初の納入分。やりにくいところがあった。現場独自で改善し安定した製品ができてきた。現場が造りにくいときには、設計部門に対し変更依頼を出す仕組みがあるが、今回は現場で何とかしようとした。
-設計部門に伝わっていないのか。
志磨氏 伝わっていなかった。
-設計部門に言いにくい事情は。
志磨氏 ありません。
-問題をフィードバックしないのか。
小河原誠常務 造りやすくしようという視点だった。(設計部門など)前段階までさかのぼり、いろんな問題の究明を実施しなかった。
-現場ではうまくやったという解釈になっていたということか。
小河原氏 ご指摘のようなところは少なからずあった。
-(不良台車を)交換する費用の負担は。
金花氏 台車の製造に関して当社で全額負担する。
-引責辞任は。
金花氏 台車亀裂の本当の原因は分かっていない。私自身が社長として進めないといけない。
-一定の役割が終われば辞めるという風に取れるが。
金花氏 そういう意味ではありません。
-発生から3カ月での発表。タイミングは適切か。
金花氏 運輸安全員会やJR西日本と原因究明するまでに至っていない。分かっている範囲でご報告申し上げた。