洗顔は基本の基本。間違った洗顔方法は、肌トラブルの原因となります。
肌に悩みを抱えているという方は、洗顔方法が間違っているのかもしれません。
洗顔方法を見直して肌の悩みを解消しましょう。
ここでは洗顔方法について、目的から正しいやり方、1日の回数や効果的なタイミング、最適な温度など注意点まで見ていきます。
また肌質別の洗顔料の選び方に加え、人気のおすすめ洗顔フォームを厳選して紹介します。
目次 [表示]
洗顔の目的とは?
洗顔の正しいやり方に入って行く前に、洗顔を行う目的についてきちんと理解しましょう。
洗顔って何のために行うの?
そもそも洗顔とは何のために行うのでしょうか。
顔は常に外気にさらされています。
目には見えていなくても、空気中のチリやホコリが知らないうちに付着し、顔から分泌される汗や古い角質が混ざり合い肌の汚れとなるのです。
汚れを放置してしまうと菌が繁殖して、肌トラブルを引き起こしてしまいます。
肌を清潔に保つためにも、洗顔は毎日欠かすことができません。
また、汚れをしっかりと落とすことで、化粧水などの保湿成分を肌に浸透させることもできます。
美肌を作るためにも正しい洗顔方法をマスターしましょう。
洗顔の正しいやり方
洗顔の正しいやり方としては、
- 洗顔前に手を洗う
- 水で顔を洗う
- しっかりと泡立てる
- たっぷりの泡で優しく洗う
- 丁寧にすすぐ
これらのステップに分かれます。
1つずつ順に見ていきましょう。
洗顔前に手を洗う
洗顔前に手を洗っていますか?
まずは、洗顔をする前に手を洗って汚れをしっかり落としましょう。
手には目に見えない雑菌がいっぱい潜んでいます。
手を洗わずに洗顔をしてしまうと顔にも菌が広がり洗顔の意味がなくなってしまいます。
洗顔料が泡立たない原因にもなるので、洗顔前には手をしっかり洗うことが大切です。
水で顔を洗う
洗顔料で顔を洗う前に、水で顔を洗いましょう。
洗顔料には洗浄力のある成分が含まれているので、直接洗ってしまうと刺激となって肌が荒れることがあります。
手でゴシゴシと洗うのではなく、水を顔にかけるようにして優しく洗うのがポイントです。
水のみでも顔についたホコリを落とすことができるので、洗顔料を必要以上に使わなくて済みます。
しっかりと泡立てる
洗顔料を泡立てずに顔を洗うと、手の摩擦で肌に負担がかかってしまいます。
しかし、たっぷりの泡で顔を洗うことで手の摩擦が軽減され、肌への負担を軽くすることができます。
手のひらに洗顔料を出したら、水を数滴加えて空気を含ませるようにしっかりと泡立てましょう。
泡が大きくならない場合には、さらに水を数滴加えてみてください。
文字だとイメージがわきづらいという方は、以下の動画を参考にされると泡立て方のイメージが湧くと思います。
手のひらを下に向けても泡が落ちなければ泡が濃密な証です。
泡立てるのが苦手な方は、市販のネットを使うと簡単に泡立ちます。
たっぷりの泡で優しく洗う
泡を肌にのせるだけで汚れが浮かび上がるので、こする必要はありません。
顔に泡をのせたら、円を描くようにして泡をころがすイメージで優しく洗いましょう。
皮脂の多いTゾーンを最初に、皮脂の少ない目もとや口もとは最後に洗います。
気になる部分は、指の腹を使って優しく洗ってくださいね。
丁寧にすすぐ
目に見えていなくも実は洗顔料が残っている場合があります。
せっかく顔を洗っても、洗顔料が顔に残っていては、肌を刺激し肌荒れを招いてしまいます。
すすぎは30回を目安に時間をかけて丁寧に行いましょう。
特にすすぎ残しの多い生え際や耳周りは、念入りにすすいでくださいね。
洗顔の回数や効果的なタイミングは?
洗顔は、行うタイミングや回数も重要です。
肌に最適なタイミングで、更なる美肌を目指しましょう。
洗顔の回数は1日2回まで
洗顔のタイミングは、朝と夜の2回が理想的です。
洗顔のしすぎは、かえって肌に負担をかけ乾燥を招いてしまいます。
美肌を保つために洗顔は大切ですが、必要以上に洗顔を行わないようにしましょう。
洗顔後に顔がつっぱるという方は、洗いすぎが原因かもしれませんよ。
入浴前より入浴中
顔を洗ってから湯船にゆっくりつかるという方も多いのではないでしょうか?
湯船につかる前に顔を洗うのは、あまりおすすめできません。
最初に洗顔をしてしまうと、水分が蒸発し、肌が乾燥しやすくなります。
入浴中に洗顔を済ませたいという方は、お風呂に上がる前に顔を洗うのがおすすめです。
湯船につかることで毛穴が開き、汚れが落ちやすくなるというメリットもありますよ。
洗顔する際の注意点!やってしまいがちなNG行為
普段の洗顔時に何気なくやってしまいがちなNG行為をまとめました。
当てはまるものがないかチェックしてみてくださいね。
冷水やお湯で洗顔
冷水で顔を洗うと毛穴が引き締まり、汚れを落とすことができません。
また、熱いお湯で顔を洗うと、必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥の原因となります。
洗顔に最適な温度は30℃~34℃、少し冷たいと感じるくらいの温度がベストです。
ぬるま湯で洗うことでほどよく毛穴が開き、肌に必要な皮脂を残すことができます。
シャワーで洗顔
意外とやってしまいがちなのが、シャワーでの洗顔です。
シャワーは水圧が高く、直接顔に当てると肌を傷めてしまいます。
バスルームで顔を洗う時には、洗面器を使用して顔を洗いましょう。
洗顔の時間が長い
長く洗顔料をつけた状態でいると肌に必要な皮脂まで落としてしまい、肌荒れになることも・・・。
また、洗っているうちに泡が小さくなるので、肌を傷める原因にもなります。
洗顔にかける時間は、1分程度が理想です。
肌を傷めないうちに、すぐにすすぐようにしましょう。
肌質別で見る洗顔料の選び方
正しい洗顔方法ができていても、乾燥肌や敏感肌など肌の状態は人それぞれです。
ご自身の肌の状態に合わせて洗顔料を選びましょう。
普通肌
普通肌は、水分・油分ともにバランスの良い理想的な肌です。
ニキビができにくいのも普通肌の特徴といえます。
洗顔料は基本的に自分好みのもので大丈夫ですが、もともとバランスが取れているので洗浄力が強いものは避けた方がよいでしょう。
乾燥肌
乾燥肌は、肌の水分量が低下している状態です。
皮脂の分泌量が少ないので、肌にやさしいものを選ぶようにしましょう。
肌に馴染みやすいアミノ酸系洗浄成分の洗顔料を使用するのがおすすめです。
低刺激で、肌への負担を抑えることができます。
敏感肌
外からの刺激に弱いのが敏感肌の特徴。
洗顔料選びに苦労している方も多いのでないでしょうか?
とてもデリケートな肌で、人によっては赤みやかゆみ、かぶれなどの症状が起きます。
低刺激なことはもちろんですが、天然由来の洗浄成分を使用している洗顔石鹸を使用すると肌に負担をかけることなく、汚れをしっかりと落とすことができます。
オイリー肌
オイリー肌は、皮脂量・水分量ともに多いので、皮脂汚れがしっかり落とせるものを選ぶようにしましょう。
泡立ちの良いものなら毛穴の奥まで入り込むので、汚れをすっきりかきだしてくれます。
皮脂を落としすぎるとかえって悪化するので、適度に洗浄力があるものを選ぶのがポイントです。
ニキビ肌
ニキビができやすい人は、顔にできるだけ手が触れないように泡立ちの良いものを選びましょう。
泡がクッションの役割をしてくれるので、優しく洗うことができます。
また、肌に負担がかからない低刺激のものを選ぶようにしましょう。
合成界面活性剤が含まれているものは、刺激が強いのでおすすめできません。
人気のおすすめ洗顔フォーム&洗顔石鹸
毎日使用するものだからこそ、洗顔料もこだわりたいですよね。
しかし、いろいろな商品がありすぎて、どれを選べば良いのか分からない・・・という状態の方もいることでしょう。
今、多くの人から人気を集めるおすすめ洗顔フォーム&洗顔石鹸を厳選してご紹介します。
どろあわわ
毛穴の奥の汚れや黒ずみまでしっかり落とせるどろあわわシリーズ。
濃密な泡が毛穴の奥まで入り込み、汚れをごっそりかきだしてくれます。
泡がきめ細かいのがどろあわわの特徴。
手のひらを下に向けても泡が落ちないのはもちろん、10円玉をのせても沈まないほど泡が濃密なんです。
コラーゲン・ヒアルロン酸・黒砂糖エキスの3種類の保湿成分で、汚れを落とすだけでなく、肌にしっとりうるおいを与えてくれます。
毛穴汚れが気になる方にはもちろん、ニキビや肌荒れに悩んでいる方におすすめです。
モッチスキン
植物由来の洗浄&美容成分を使用しているモッチスキン。
低刺激なので、敏感肌や乾燥肌の方も安心して使うことができます。
また、市販のネットを使用しなくても簡単にもっちりとした泡をつくることができるので、忙しくてあまり洗顔に時間をかけられないという方にもおすすめです。
のびるほどきめ細かい泡が肌に付着した汚れを絡めとり、本来の肌を取り戻すことができます。
さらに、保湿効果が高いはちみつを配合しているので、洗い上がりは肌がしっとり、うるおいが持続するんです。
これなら肌の乾燥を防ぐことができますね。
ホワイトヴェール
プラセンタエキス・ヒアルロン酸・コラーゲンの3大保湿成分を配合しているホワイトヴェール。
美容成分をたっぷり配合しているから、乾燥肌の方におすすめです。
クッションのようなもちもち泡が汚れを吸着し、肌の透明感がぐんとアップします。
天然ベルガモットの香りで、毎日の洗顔タイムに癒しを与えてくれますよ。
ノンエー
ニキビ肌に悩んでいる方に真っ先におすすめしたいのがノンエーの洗顔石鹸です。
誰でも簡単に弾力のあるきめ細かい泡をたくさんつくることができるので、洗顔中にお肌を傷めつけてしまうという心配がありません。
通常の石鹸と比べても泡の弾力は約4倍。
毛穴の奥までしっかり洗浄し、ニキビができにくい肌へと導いてくれます。
美肌を作る鍵は洗顔にあり
正しい洗顔方法は、その後のスキンケアやメイクにも影響します。
普段の洗顔方法を見直して、すっぴん美人を目指しましょう。
洗顔を見直すことが美肌への第一歩
洗顔後のスキンケアも大切ですが、丁寧な洗顔方法なら洗顔後の化粧水が浸透しやすくなり、メイクの仕上がりも変わります。
また、ご自身の肌質に合わせて洗顔料を選ぶことも大切です。
毎日行う洗顔だからこそ、正しいやり方で美肌を手に入れてくださいね。
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