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第9話 王都の占い師とメインクエスト〜ともside〜
シルフの風に乗って王都に着く頃には、夕空は漆黒の闇へと姿を変えていた。星々が宝石の様に光輝いて美しい。幻想的な夜空に見惚れながら、地上へと降下して行く。
「母ちゃん、人目に付かない場所に降りるから、王都まではちょっと歩くぜ。」
「分かったよ〜。飛ばしてくれて、ありがとね。」
「へへっ、俺って役に立つっしょ?」
えっへんと自慢気に胸を張るミニサイズシルフ。か、か、かわいい…!キュンキュンする!私は決してショタ好きではない(はずだ)が、これは悶えて転がっても許される!
着地した途端地面をゴロゴロして「か〜わ〜いい〜!」と転がり始めた私に召喚獣たちがドン引き気味だ。
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴンッ!
城壁にぶつかる。どうやら高速で転がって王都に辿り着いたらしい。引きつった笑顔のウンディーネに「遊んでないで行きますわよ。」と立たされ、門へと向かった。途端に、大柄な2人の騎士に槍を突き付けられる。
「そこの女止まれ!何故泥だらけなのだ!額の怪我はどうした?」
「はい!精神攻撃を受けて地面に倒れ、頭を打ち付けました!」
「何だと?!敵の特徴は?!どんな強者だ!」
「手のひらサイズで悶え死ぬ可愛さです!」
「…ギルドカードを提出して通っていい。」
そのまま門を潜り王都に入ると、後ろから「大方野ラビットにでもヤられたんだろう。」「弱い冒険者はこれだから。」とブツブツ聞こえてきた。イフリートが炎をチリチリとさせて怒り出す。
「失敬な!母よ、言わせておいて良いのか?!」
「ホントだよね!ムカつく!シルフは野ラビットより何倍も可愛いのに!」
「いや、そこでは無くて…。」
イフリートががっくりと肩を落とす。私と一緒に怒ってくれるなんて、いい奴だ。
道なりにしばらく歩いて行くと、綺麗なネオンの光が見えてきた。高級そうな服屋や、武器屋、魔法具のお店が並んでいる。賑やかな街並みが眩しい。だが、私たちの目的はここではない。
キラキラとした大通りを抜けて、薄暗い裏路地に入り込む。雰囲気が一変し、怪し気な露店が立ち並ぶ。酒臭い男が路地に座り込み、妖艶な女性が道行く男性を誘っている。
「母よ、我らの傍を離れるな。」
「イフは心配性だなぁ。あっ!あの壺良さそう!」
「あんな明から様に怪しい物に引っかからないでくださいまし!お母様!」
イフリートに睨まれ、ウンディーネに叱られる。痛っ!さらにシルフまでぺちぺち叩いてくる!ひどいじゃないか。
むーっと頬を膨らませていると、ふいに、先頭を浮かんでいたイフリートが立ち止まった。
「領主殿に貰った地図によると、あの天蓋だ。」
紫色の天蓋から、ユラユラと蝋燭の光が漏れている。入り口を覗くと、むわっとしたお香の匂いの先に、水晶を撫でる褐色の肌の女性がいた。服装はアラビアンで、口元を薄い布で覆っている。美しい涼しげな目に見惚れていると、ちょいちょいと手招きをされた。誘われるまま、机の手前に置かれた椅子に腰掛ける。
「占いの館へようこそ。私はルーン。」
ハスキーボイスで囁く様に言われた、その瞬間。聞き慣れた電子音と共に、メニュー画面が開いた。
〜サブクエスト〜
王都の占い師の占いを受けよう!
(1日1回限定)
報酬…ランダムボーナス
(例 経験値2倍、アイテム獲得2倍etc…)
おおっ…!思わず声が漏れる。ゲームの時に、王都にあったクエストと一緒だ。レベル上げの為に毎日挑戦していたのが懐かしい。図鑑埋めの時も随分とお世話になった。確か獲得ゴールド2倍もあって、お金貯めたりしたなぁ。ニマニマと思い出に浸っていると、淡々とした占い師の声に意識を引き戻された。
「何について占いますか?1日1回限定です。」
「夫、ユタとの相性で!」
痛っ!即答した私の頭をスパーン!と景気良くシルフが叩く。
「母ちゃん!もっと大事なことがあるだろーっ!」
「そうですわ!ラブラブのくせに今更何を占うんです?!」
「レアアイテムを探す等、もっと己の精進の為に使うべきだ。」
シルフとウンディーネに叱られ、イフリートに最もなことを言われてしまう。くすん。涙目で、占い内容を変えてもらおうと顔を上げると、水晶の色が変化した。
「占い結果が出ました。」
遅かったか!1日1回限定なのに、と召喚獣たちが頭を抱える。私だけはホクホク顔でいたが、続いた言葉に体が硬直した。
「占い対象にGMを確認しました。これよりメインクエスト「地球への帰還」を開始します。このクエストは途中破棄はできません。」
あ、あ、あああ、ヤバイ!
夫不在でなんか重要っぽいクエスト始まっちゃった!ちょっ、まっ、待って!メモ!メモはどこだ!
焦りながらアイテムボックスを漁る私に構わず、占い師が流暢に続ける。
「時空の歪みにより壊れたこの世界が正された時、異世界の勇者達を戻すゲートは開かれるでしょう。」
唖然とする私の目の前に、容赦無くメインクエスト画面が開く。
〜メインクエスト〜
時空の歪みを直そう!その1
王都の女騎士ケディにアイテム「七色ドラゴンの鱗」を渡そう。アイテムを手に入れる為に、まずは王都のパン屋の娘メアリーの悩みを聞こう。
報酬…祝福された羽
おおっ…!報酬の豪華さに声が飛び出る。HPゲージを拡張するアイテムだ。夫がGMという名のチートである私も、さすがにこう言った種類のアイテムを付与して貰ったことは無い。簡単に上がっちゃったら、やりがい無いしね。
さて、クエストのことはよく分かったが、肝心な事は聞いていない。黙ってしまった占い師に、もう一度話しかける。
「で、夫との相性は?」
「メインクエスト進行中です。」
「相性…。」
「メインクエスト進行中です。」
くっ…!NPCめっ!イフたちの言う通り、夫のことじゃ無くて、別の事を占って貰えば良かった…!
今更悔しがっても後の祭り。召喚獣たちに慰められながら、占い師の天蓋を後にする。
「母よ、疲れたであろう。今日は宿を探そう。」
「イフ…。優しいね…。」
「宿で食べれる様に屋台のサンドイッチを買いましょう。」
「俺はあっちの串買ってくるぜ〜!」
ウンディーネとシルフが気を遣ってくれる。そんなに落ち込んでるのバレバレかなぁ。いかんいかん、シャキッとせねば。
2人が戻って来た後、手頃な宿を見つけ、部屋を取る。少し遅い夕飯を食べながら、ユタに連絡をする為メニュー画面を開いていると、真っ赤に炎を揺らしながらイフリートがユラユラ近付いて来た。
「ん?なぁに、イフ〜。」
「ユ、ユ、ユタ殿に連絡をささされ…いっいや何でも無い!」
途中で動揺してイフリートが壁に頭を打ち付ける。やめて!燃えてる!燃えてるから!
シルフに羽交い締めにされながら、イフリートがフーッフーッと息を吐く。ウンディーネの消火が終わると、少し落ち着いた様だ。刺激しない様に、おそるおそる声をかける。
「大丈夫だから、ゆっくり言ってみて。」
「…と…をしたい。」
小さく呟かれた声は、彼を羽交い締めにしていたシルフにだけ聞こえた様で、シルフが「ぶはっ」と吹き出す。その様子に、さらに真っ赤に燃え上がったイフリートが怒り出す。「コロス!コロス!」とジタバタ暴れる彼を抑えながら、シルフが涙目で教えてくれた。
「ぷぷっ、こいつ、愛しのサラマンダー姐さんとお話がしたいんだってさ!」
「き、貴様…!愛しのなどとは言っておらん!」
なるほど理解した!いい、いいね、青春だね。ニヤける顔を抑えながらイフリートに優しく話しかける。
「じゃあ、先に話していいから、終わったら交代してね。」
「…母よ、思いっ切りニヤけておるぞ。」
真っ赤なイフリートに睨まれながら、ユタにコールすると、彼から1秒と待たずに返事が来た。
「は!今度こそトモ!?」
「早っ!出るの早っ!」
「そりゃトモのコールだもんビビッときたよ!」
「あはは、ところでサラマンダーいる?」
「へ?」
「私ですか?」
私の問い掛けに、サラマンダーのしっとりとした艶やかな声が返ってくる。すかさず、イフリートに代わってあげる。がんばれ!がんばれイフ!
「わっ、わっ、我だ!そ、その…。」
「何かしら?」
真っ赤なイフリートがさらに真っ赤に燃え上がっている。面白いぞ。ニヤニヤとウンディーネとシルフと共に見守る。イフリートは目をぐるぐると回しながら、唐突に言い放った。
「我に味噌汁を作ってくれっ!」
あがっと顎が外れる。い、いきなりプロポーズきたー?!いやいや先に告白とか交際とか!目を見開いて唖然とする私たちとは対照的に、冷静な姐さんの声がするりと返事をした。
「えっと、家政婦なら他を当たって。」
「ちっ、違っ!一生側に居て欲しいと言う意味で…!」
「いや、奴隷になんてなりたくないわ。」
「いっ、否っ!其方の最期の記憶に残りたいのだ!」
「それって、私にシねってこと?」
渾身の叫びがスルスルと交わされて行く。うーん、これは姐さん分かってて言ってるな?可哀想なイフはしょんぼりして通信を終えた。去り際にサラマンダー姐さんがぽつりと「まぁ、もう少しいい男に成長してからね。」と呟く。ありゃーこれは姐さんが上手だ。がんばれイフ。
「通話ありがと。ユタ、報告があるんだけど。」
「報告?また怪我でもしたとか?だ、大丈夫?」
んー、何て言ったらいいのかな?説明苦手なんだよねぇ。えーと、えーと。
「ユタのメインクエスト見つけたんだけど、勝手にやっていい?」
「…メインクエスト?うーん、たぶん大丈夫…だとは思うけど。」
「了解。帰るの楽しみだね〜!」
「帰る?まぁ何かあったらまた連絡して。」
許可も得たことだし、明日から進めて行こう。適当におやすみを言って通信を切った後、満足気な私にウンディーネが言った。
「大切な何かが抜けていた気がしますわ。」
「えっ?どこが?」
ちゃんと(GMである)ユタ(専用)のメインクエストだと伝えたけどなぁ?
(クリアしたら地球に)帰るの楽しみだねとも言ったし。
「ユタも返事してたし、ちゃんと伝わったよ〜。」
「…まあ、お2人は夫婦ですし、大丈夫ですわよね。」
さあ、明日からメインクエストがんばって行こう!落ち込むイフリートをからかい…いや、慰めた後、私たちは束の間の休息を摂るのだった。
この重大なすれ違いに気付くのは、まだ先の話である。
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