登壇者枠です。
Infrastructure as Code/mrubyなどによるConfiguration as Codeの話をしました。
もともとこの倍の分量のスライドが発生して笹田さんにご心配をかけてしまいましたが、なんとか時間通り? 話せました...。
当スライドで後半でいった内容だったり、僕が最近やっているようなことについて、本当に純粋に「なんでやっているの?」という質問が何人かからありました。Kubernetesの「Railに乗って」コンテナをオーケストレーションしてビジネスをドリブンする、そういうのも確かにエンジニアとして生きるにあたり有力な選択肢だと思います。
でも僕にとって興味のあることは、そもそもKubernetesとか、コンテナとか、それを支えるLinux自体とかがどうなっているかというところであり、興味を持った分野に関しては 世界の本当のこと を知りたいので、そのアプローチとしてまず自分で手を動かす、ということを選んでいるにすぎません。
どんな技術であっても、その本当のところを知っている人というのはとても少なく、少ない側の人間になりたいと常々考えているのでした。
ここでRubyの話に繋がるんですが、世界の本当のことを知るための道具として10年間使い込んできたRubyという道具(あるいは「ブキ」)は、僕にとっては本当に便利です。
プログラマにとっては、何かを理解する最大の方法は、その何かを実装することだと思いますが、僕にとっては自分の考えたことと現実の実装をインピーダンスミスマッチなくつなぐことができる最大の道具は、Rubyなのであります。
エンジニアとして駆け出しの頃にRubyに出会えて、ここまで、曲がりなりにも一緒に歩め、25周年という大きな節目でお話をできたことは非常に幸運だと思います。
これからも、Rubyとそしてmruby(その結果としてのC言語...)を書いて、世界について詳しくなっていこうと思っています。
素晴らしい場を企画してくださった笹田さんをはじめ、関係する皆様ありがとうございました!