マンタ、それは触角のように動く頭ヒレと大きく広がる胸ビレを持つ海の人気者。
大きな身体で優雅に泳ぐエイの一種です。
ダイビングしないと見れないと思われがちな生き物ですが、ハワイ島では『シーズンなど関係なしに』』『泳げない人でも』『めっちゃ近くで』見ることができてしまいます。
そこで今日は、誰でも簡単にマンタが見ることができるナイトツアーについて記していきますね。
ハワイ島・ナイトマンタツアーの流れ。
まずは飛行機でハワイ島へ。
夜のツアーなので、午後4時〜6時頃と集合時間はかなり遅めになっています。
成田からの直行便だけでなく、昼間にホノルルから乗り継ぎした人でも参加できるのがうれしいですね。
送迎の車が来る前に、服の下に水着を着込んで海に入る準備をしておきましょう。
船酔いが心配な方は酔い止めも飲んでおいた方が無難です。
そして大切なのが、寒さ対策。
いくらハワイ島が暖かいとはいえ、夜の海から上がると身体が冷えます。
水が付いたまま船で移動すると体調不良になるので、
タオルや濡れてもいい服などの用意をしていきましょう。
港に着いたらウェットスーツに着替えて船に乗り込みます。
刻々と陽が落ちて行く中での移動。
サンセット・クルーズもかねていてお得ですね。
ポイントまでは30分ほどで到着します。
コナ空港近くとシェラトンホテル横、別々の場所にポイントがあるので、風や波があってもツアー中止になりにくいですよ。
タイトなスケジュールで来ている身にはありがたいですね。
当たっちゃうくらい近い‼マンタとの遭遇。
マンタの呼び方は簡単です。
ポイントに着いたら船を停止。
LED電球が付いた特殊なSAPを海に浮かべて、ライトを点灯させます。
(SAP:スタンドアップパドルの略。大きめのサーフボードのようなもの。)
光に集まってきたプランクトンを食べにくるマンタを見学する......という仕組みです。
私たちはただ、顔を水につけてプカプカ浮いているだけ。
波の静かな場所なので、シュノーケル内に水が入ってくることもないでしょう。
あとはひたすら、おなかがすいたマンタが来るのを待つのみです。
プランクトンが逃げないよう、すくい上げるような感じでマンタが浮上してきます。
プランクトンを食べようと、大きな口を開けて急接近してくるマンタたち。
思った以上にデカいし、早いです。
ヒトは食べないと分かっているのに、思わずおびえてしまうほどの迫力ですね。
石垣島では何度かマンタを見ていますが、あちらの見学スタイルとはまったく別物。
マンタが来そうな岩場にしがみつき、遠目でぐるぐる泳ぐ姿を見るだけなので......ここまで至近距離で見れる事はありません。
ハワイ島まで行く手間はかかりますが、マンタ目当ての旅行なら石垣島よりもオススメですよー。
今回使ったオプショナルツアー業者。
ホテルへの送迎・日本語ガイド付き。
マンタ大学 ・ 夜学部
HISやVeltraなどでも頼む事ができます。
何件かツアー業者がいるので、料金体系など気に入ったお店を選んでくださいね。
イルカ/マンタ/クジラ | ハワイ(ハワイ島)の観光・オプショナルツアー専門 VELTRA(ベルトラ)
激ムズ!ナイトマンタを撮りたい方へのアドバイス。
ポイントが複数あるのでツアー中止になりにくい・近くで見れる・泳げなくても参加可能なハワイ島のマンタツアー。
唯一難点と言えるのが、撮影の難しさでしょうか。
マンタがあらわれるのは夜の海。
暗い中での撮影となるので、当然ですがピント合わせにくいです。
しかも海中がプランクトンでいっぱいになっているので、フラッシュ焚くと光が反射して上手く撮れません(>_<)
波に揺られSAPにつかまりながら撮影するのは至難の業。
反省もこめて書くのですが......写真よりも動画で撮った方がよいと思います。
海に入ってマンタを見るのは1時間弱。
フル充電してあるカメラなら、ずっと録画していても十分バッテリー保つ時間ですね。
1万円で買える防水アクションカメラ。
30mまで潜れてこの値段はお手頃ですね。
水中用プロテクターなしで15mまで潜れるダイバー御用達カメラ・TG-5。
写真メインに思われがちですが、4Kでムービー撮れたりもしますよ。
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マンタに食べられそうなほど近づける、ハワイ島のナイトマンタツアー。
みなさんも1度行ってみてはいかがでしょうか?
では、今日はこのあたりで。