明日は高校の卒業式ですか。あれから何年経ったんだ?
・・・考えるのはやめとこう。
まいにち、平成29年秋の問題を解いていきます。
問題の解き方や考え方をわかりやすく、解説してみる
連載です。今回も3問!
24問/100問、25問/100問
26問/100問です。
問24
営業担当者の情報リテラシを向上させるための研修内
容として、最も適切なものはどれか。
ア 業務で扱われる営業実績データの構造を分析して
データベースの設計をする方法。
イ 情報システムに保存されている過去の営業実績デ
ータを分析して業務に活用する方法。
ウ 販売システムの開発作業の進捗管理データを分析
してプロジェクト管理標準を改善する方法。
エ 販売システムの満足度を調査してシステム改善の
ロードマップを描く方法。
問25
次の事例が該当する、最も適切な用語はどれか。
「継続的成長を達成するために、売上が低迷している
事業領域Aから撤退し、その経営資源を事業領域Bを
強化するために投入する。」
ア 経営環境
イ 経営戦略
ウ 経営ビジョン
エ 経営理念
問26
情報システム戦略の立案に当たり、必ず考慮すべき事
項はどれか。
ア 開発期間の短縮方法を検討する。
イ 経営戦略との整合性を図る。
ウ コストの削減方法を検討する。
エ 最新技術の導入を計画する。
(解答と解説)
問24
情報リテラシとは情報活用能力のことをいいます。そ
れは単にパソコンができる!能力のことではなく、情
報を場面に応じて、適切に活用できることを指します。
ア 業務で扱われる営業実績データの構造を分析して
データベースの設計をする方法。
凄いですけど、凄すぎて違います。
ウ 販売システムの開発作業の進捗管理データを分析
してプロジェクト管理標準を改善する方法。
プロジェクトの管理標準?違いますねー。
エ 販売システムの満足度を調査してシステム改善の
ロードマップを描く方法。
これも違います。
よって、正解は「イ」となります。
問25
経営理念・・・企業の基本姿勢
経営ビジョン・・・企業の理想の姿。
経営戦略・・・それを実現するための戦略。
経営環境・・・経営を取り巻く周囲の状況。
となりますので、正解は「イ」です。
問26
情報システム戦略は経営戦略を実現するために立案さ
れます。なので、経営戦略とのミスマッチは避けなけ
ればなりません。よって、
イ 経営戦略との整合性を図る。
これが正解になります。
次回もよろしくお願いします!