JR九州社長、日田彦山線復旧は「鉄道が大前提」
福岡・大分県に「一緒に議論」求める

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九州・沖縄
2018/2/28 21:21
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 JR九州の青柳俊彦社長は28日、昨年7月の九州北部豪雨で被災し不通区間が残る日田彦山線について「鉄道での復旧が大前提」だとの考えを示した。2月中旬に福岡、大分の両県知事を訪ねて鉄道で復旧する方針を伝えた上で、県の支援や「(復旧方法や復旧後の継続的な路線運営について)一緒に議論する場への参加」を要請した。

 同日の定例記者会見で明らかにした。JR九州は日田彦山線の復旧について、利用者が低迷する現状などを念頭に復旧方法や路線維持について「白紙」で検討するとしていた。

 福岡市の博多駅前に建設する複合ビルの開発計画も明らかにした。地上14階地下1階建てで、4階から14階にJR九州運営の高級ホテルが入る。1、2階は飲食店や地場食材などの物販店舗とする。開発地は2016年に新社屋建設を断念した対話アプリのLINEから取得した。総事業費は数十億円。

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