漫画「よつばと!」の14巻が2018年4月28日に出ます!わーい!!
2015年11月以来の続巻です。某冨樫さんの某ハンターハンター並みの休載頻度ですね。
面白いから問題ないですけど!!!
そんな「よつばと!」は少年漫画でも少女漫画でもない「万人向け ほのぼの日常漫画」です。
現在、特設サイトが開設されていて、無料で読めるので、知らない方も是非一度読んでみてほしいです!
こどもがいる方は特にハマるかもしれません。
なお「すげぇたのしい!!感動した!!!」という方向の漫画ではありません。
「あぁ、懐かしいし、楽しいなあ・・・」という、センチメンタルに、癒される時間があなたを待っています。
さて、そんな「よつばと!」を久々に読んだので、何がそんなに面白かったのか、自分のために振り返ってみます。
魅力1:純粋なこどもの心、見方を思い出す
主人公の「よつば」は ちょっと変わった5歳の女の子です。
彼女は利害を意識せず、悪意を持たず、エゴもない、ただただ純粋な存在。
誰もが子供のころは、そうでした。
「よつば」は、毎回色々な「初めての体験」に遭遇します。
我々大人からすればありふれた出来事、普段気にも留めない些細な日常。
そういったものを「好奇心」を持って切り取るだけで、世界はこうも輝いて見えるのだ、と「よつば」は教えてくれます。
余談ですが、学生の頃にこの作品を読んでいた私も今や社会人。利害に揉まれ、社会の厳しさを知り、目が濁ってきているなー、と実感しました。昔読んでいた漫画を再読するのは、自分を見つめ直す良いきっかけになりますね。
魅力2:キャッチコピー「いつでも今日が、いちばん楽しい日。」がまさにその通り
この作品の楽しさは2つあります。
1つは「よつばの予想外の言動・行動」です。これは単純に「ボケ」ですね。思ってもいなかったことをされると、人はつい笑ってしまいます。
そんなコメディ展開多めなので、飽きずに読み進められます。
もう1つの楽しさは、キャッチコピー「いつでも今日が、いちばん楽しい日。」というテーマです。
これは、特別なイベントや、非日常がくることが楽しいという発想とは逆です。
毎日どんな日だって、好奇心を持っていれば、必ず新しい出会いや発見がある。
そういった「生き方」をしていれば楽しくなるということ。
子供の頃の視座や感性を取り戻した時、漫画から離れてもなお、日常は楽しくなるはず。
それがもう1つの、ある意味漫画を超えた楽しみ方です。
魅力3:キャラの個性が強い
個性の強いキャラがよつばの周りに集まっています。
- よつばのとーちゃん 家では翻訳家やパンツマンとしての仕事をこなす
- ジャンボ 2mを越す巨漢。とーちゃんの親友。精神年齢が子供
- 綾瀬あさぎ 3姉妹長女。大学生。常識人。よつばの家族ジュラルミンを修復
- 綾瀬風香 3姉妹次女。高校生。いじられキャラ
- 綾瀬恵那 3姉妹三女。小学生。しっかりもの。流されやすい
他にも魅力的なキャラはたくさんいます。ぜひ読んでみてください。
それぞれのキャラに言えるのは、「よつば」という存在への無心の愛情と優しさでしょう。
全員が「よつば」より年上で、世話する役目です。「よつば」自身は奔放な振る舞いしかしませんが、それをみんなで支えます。
この「見返りを求めずに世話をする」感覚って楽しくないですか?
そんな感覚を擬似的に経験できるのが、この漫画の特徴です。
また、みんながよつばのために本気で遊ぶ、というシーンを見るたびに、「ああ、愛されているなあ、微笑ましい」と感じます。
まとめ
以上、『【よつばと!】14巻が2018年4月28日に出ます。過去の話が無料で読めるので、未読の方も是非。』というお話でした。
とにかく一度読んでみてください。
気にいる方はすごい気にいると思います。
ちなみに13巻までは、単行本がもう出ていますので。