AKBが一日献血ルーム所長に
若い世代の献血が大幅に減っていることから、人気アイドルグループ「AKB48」の熊本県出身のメンバーが、「一日献血ルーム所長」に任命され、献血を呼びかけました。
「一日献血ルーム所長」に任命されたのは、熊本県出身で「AKB48」の「Team8」に所属する倉野尾成美さん(17)です。
26日、熊本市東区の熊本県赤十字血液センターで任命式が行われ、献血に訪れた人たちが見守る中、井清司所長から倉野尾さんに委嘱状が手渡されました。
倉野尾さんは「献血は、自分には関係ないというイメージを持っている若い人たちは多いと思うので、私たちの世代でも協力できるということを伝えていきたいと思います」と話していました。
日本赤十字社熊本県支部によりますと、献血は16歳以上ができますが、県内で献血をした30歳未満の人は、平成28年度でおよそ1万3000人にとどまり、ここ10年で半減しているということです。
会場を訪れた大学4年の男子学生は「献血には初めて来ましたが、気軽にできるので、友達も誘ってみようと思います」と話していました。