ではキャラクタの登場シーンを作ってみます。具体的には足元から顔に向けてカメラが上がっていくという演出です。

まず、「画像挿入」ボタンをクリックし、表示させるキャラクタの画像ファイルを選択します。

そして、トラックの上でクリックし、クリップを配置します。

次はプロパティの設定です。最初は足元を表示したいので、「開始時-Y」を -800 に設定します。

そして、ゆっくり移動させるために、クリップを右に伸ばして長さを4秒にします。

画面が狭い場合は、ズームレベルを調節してください。

移動後に少し間を持たせたいので、最後の状態のまま3秒間静止させましょう。
トラック上のクリップを右クリックし、
「連結」を選択して、同じ画像ファイルを指定してください。

このように最初のクリップに新しいクリップが連結されます。
連結すると、前のクリップの状態を引き継くので、終了時の値を設定するだけで済みます。ここでは前の状態を維持するだけなので、プロパティは変更しません。
では、連結された画像の時間が3秒になるまで、つまりタイムが
00:07:00の位置までクリップを伸ばしてください。