この記事は日経 xTECH登録会員限定ですが、2018年3月1日9時まではどなたでもご覧いただけます。
具体的は、10bitの色深度、放送規格の「BT.2020」、ソニーの4K HDRハンディカムも採用するHLG(Hybrid Log-Gamma)に対応。メモリー積層型イメージセンサーにより実現しているという。
毎秒960フレームのスーパースロー撮影も進化し、これまで要望が多かったフルHDでの撮影に対応した。イメージセンサーのメモリー容量は変わらないため、HD撮影時の「0.2秒を6秒で表現」からフルHD撮影時は「0.1秒を3秒で表現」に短縮することで実現したという。
自分の顔から3Dアバターを生成する「3Dクリエーター」機能では、新たにフロントカメラでの自撮りによる生成にも対応。サーバー側の処理能力を活用することで、撮影した情報をより綺麗にまとめているとした。
「X-reality for mobile」も進化。一般的なSDRコンテンツをHDR相当の画質で表示する機能を搭載した。実際に、Xperia XZ2では同じSDRコンテンツを表示しても、従来機よりHDRに近い印象で表現されることをデモで示した(写真13)。
映像コンテンツを楽しむ機能としては、新たに「ダイナミックバイブレーションシステム」を搭載。音楽や映像に含まれる音の波形を解析し、新たに搭載した大型のアクチュエーターによりスマホ本体を振動させる機能だ。映画の爆発のシーンなどで臨場感を得られるほか、自分で撮影した動画でも撮影時の記憶が蘇る効果を狙ったという。