SONYは毎回やってくれますよね…
衝撃的だったα7R IIIの熱も冷めやらぬうちに、惜しみのないフルサイズミラーレススタンダード機 α7 IIIを出してきました。
事実上、あれほど欲しくてたまらなかったα7R IIIの画素数を普通にしただけ(と言っても2420万画素)もしくは、α9のブラックアウトフリー秒間20コマ連写をなくしただけな感じな気がするので、ちょっとスペックを調べてみました。
新開発裏面照射型センサー
裏面照射になって、α7R IIIより画素数が少ない分、より高感度耐性は高いと思われますよね。
ISO感度は標準で51,200まで。拡張ISO感度は最高204,800にもできるようです。α9と同等です。
なんというかベーシックモデルと言いつつISO 20万とか無敵ですね😅
693のAF測距点
もう、頭おかしいでしょう。位相差の測距点数。
α7R IIIでも399点です。
399が素数じゃないことにびっくりしたのも記憶に新しいのですが、
今度はなんと693点。
フラッグシップのα9と同じ測距点数になりました。
それに加えてコントラストAF測距点も425だそうで、α9の25点を大きく上回ります(コントラストのAFエリアが多いからどういう時にいいのかわかってませんが(^^;)
メカシャッターで秒10コマ
AF追従で、しかもメカシャッターで10コマ撮影できるようになりました。
大概の場合は10コマも撮れれば十分でしょう。
しかもあのα9の動体予測アルゴリズムを引き継いでいるとかで、動き物にも期待大です。
5軸5.0段分の手振れ補正
これもα7R IIIに並びました。
さすがにマイクロフォーサーズのような超強力さはないものの、フルサイズで全てのレンズが5段分の補正をできるというのは魅力的ですね。
カードスロットが2つに
デュアルカードスロットをスタンダード機に持ってきちゃいましたね。
確かに2つあると安心感は全く違います。
自分の場合はデータの冗長性よりカード忘れ対策として安心ですが(笑)
さすがソニー、基準を変えていくなぁと感心しましたね。
もちろんあの食いつき抜群の瞳AF
ソニーで一番魅力的とも言える、あのくらいついたら二度と離さない瞳AF。
もちろんα7R IIIやα9と変わらぬ具合で食らいつくようです。
めっちゃ魅力的だなぁ。
親指AFボタンとジョイスティックも搭載
これが搭載されてからのαは操作性にも一定の評価があるので、続けて搭載されてよかったです。
くそ電池持ちのいい大型バッテリー
α9から搭載されている大型バッテリーはめっちゃ電池持ちがいいみたいですね。
電池容量が多いこともあるのですが、本体の省電力化も見事なもので、ミラーレスが電池持ちが悪いなんて過去の話にしてしまっているようです。
バッテリー1本で710枚撮影可能だそうです。
ちなみに、そんなに悪くない(むしろ持つ)と思ってたE-M1 markIIでも440枚です。
そしてびっくりするのはその価格
なんとボディ単体23万円だそうです。
現在のというか発売前の店頭予想価格ですから、発売後の価格コム最安値はいくらになることでしょう。
E-M1 markIIとさほど変わりませんよね(^^;
余談ですが、そう思って他のフルサイズ機の価格を調べていましたら EOS 5D mark IVとかめちゃくちゃ無慈悲に安くなってるじゃないですか(^^;
6Dmark2もかなり安くなってる…
ただ、α7 IIIのスペックを考えると、もはや買わない理由は「先立つものがない」だけのような気もしてしまいます。
ああ、300mm F4の支払いがぁー
動画もすごい
4K 30Pで撮影可能。S-Log3や HDR対応。Proxy動画の同時記録も。
(動画に関しては詳しくわかってないけどなんだかすごそうです(^^;)
トドメを刺すようなシグマの追い打ち
それで最後はシグマ怒涛のフルサイズEマウントレンズ攻撃ですよ。
サッカーボールキックどころじゃなくハイジャンプニースタンプですよ(バーチャファイター2でジャッキー使いだったもので。古。)
なんか単焦点だけで良くない?って気にもさせます。
しかも、ソニーからちゃんとライセンスを受けての開発製造だそうで、もうソニー純正みたいなもんじゃないですか?
というわけで、本当やばいです。
さすがにE-M1 markIIもそのレンズ群もかなり気に入っているので、リプレースはないと思いますが、やばいです。実売20切ったりしたらどうなるかわかりません。
だってレンズ3つくらい売ったらなんとかなるじゃないですか?!
あーやばいよーやばいよー