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Client Packager を使用したクライアントのインストール方法

Solution ID
1308789
対象製品 
ウイルスバスター コーポレートエディション - 10.0, 10.5, 10.6, 11.0, XG; 
対象OS 
Windows - すべて 
公開日 
2009/08/04 7:57 午前 
最終更新日 
2017/01/30 9:30 午後 

クライアントPCがサーバへ接続できない場合や、ネットワークトラフィックの発生を避けたい場合のウイルスバスター コーポレートエディション クライアントをインストールする方法を教えてください。

Client Packager は、クライアントPCがサーバへ接続できない、あるいはネットワーク帯域幅が十分でない場合に使用するインストール方法です。

詳細については下記をご確認ください。
 

Client Packagerの特徴

 
 
  • ウイルスバスター Corp.のセットアップファイルおよび、アップデートファイルを圧縮し、1つの自己解凍ファイルを作成することのできるツールです。
     
    このツールにより、メールまたは、CD-ROM などの記録媒体を使用してインストールパッケージを配布することが簡単にできます。
     
  • 作成したClient Packagerを実行するPCでは、下記環境が必要です。  
     ・Windows Installer 2.0 (MSI パッケージを実行)
     ・ハードディスク空き容量  
      -10.6 環境の場合:350MB 以上  
      -11.0 環境の場合:450MB 以上  
      -XG 環境の場合:800MB 以上
     
  • クライアントパッケージャでのインストール後、[グローバルクライアント設定]の設定は自動で反映されます。
    [クライアント管理] で設定したクライアント個々の内容については、ウイルスバスター Corp.サーバに接続することで反映されます。

実施手順

 
 
    1. ウイルスバスター Corp. サーバがインストールされているコンピュータで、エクスプローラーを開き、下記のファイルをダブルクリックします。

<サーバのインストールフォルダ>\PCCSRV\Admin\Utility\ClientPackager\ClnPack.exe
 
 
※<サーバのインストールフォルダ>は初期設定の場合、下記の通りです。
 
 32bit版のOSの場合: <C:\Program Files\Trend Micro\OfficeScan>
 64bit版のOSの場合: <C:\Program Files (x86)\Trend Micro\OfficeScan\>


 
  
 
 
    1. Client Packager のコンソール(操作画面) が開きます。 
       
       
       
       
    2. [作成するパッケージの種類](Package type)で、「Setup」を選択します。
        

       
        
      Setup:クライアントプログラムをインストールする場合に選択します。
      Update:クライアントコンポーネントをアップデートする場合に選択します。
      MSI:Microsoft Installer Package 形式に準拠するパッケージを作成し、インストールする場合に選択します。
       
       
    3. [対象OS](Windows operation system type)で、パッケージの対象OSを選択します。
        

       
       
       32-bit:32-bit OS対象
       64-bit:64-bit OS対象
       
        
    4. [検索方法](Scan Method)で、次のいずれかを選択します。
       
        
       
       
      ConventionalScan:従来型スキャン
      Smart Scan:スマートスキャン 
      クライアントが属するクライアントツリードメインの検索方法とパッケージの検索方法は、一致している必要があります。
      設定方法については、こちらのページより入手できる管理者ガイドの「Client Packagerを使用したインストール」項目の「検索方法」のページをご参照ください。
        
      また、Corp 11.0, XG をご利用の場合、[ドメイン]の設定項目で次のいずれかを選択します。
       
      クライアントによるドメインの自動報告を許可する:
      ウイルスバスター Corp.クライアントのインストール後、クライアントはウイルスバスター Corp.サーバデータベースにクエリを送信し、そのドメイン設定をサーバに報告します。
         
      リスト内の任意のドメイン:
      クライアントパッケージャがウイルスバスター Corp.サーバと同期し、クライアントツリーで現在使用されているドメインを表示します。
        
    5. [オプション](option)で、次のインストールオプションの必要な項目を選択します。
      不要であれば次項へ進んでください
        
      Silent Mode(サイレントモード)
      バックグラウンドでクライアントにインストールされるパッケージを作成します。 クライアント側ではインストールが実行されていることは認識されず、インストール状況ウィンドウは表示されません。
         
      Disable Prescan(インストール前のウイルス検索の無効化):
      セットアップ開始前にウイルスバスターCorpクライアントが実行する通常のファイル検索を無効にします。
        
      Force Overwrite with Latest Version
      本項目はアップデート用パッケージの作成時に使用します。
          
          
    6. [アップデートエージェント機能](Update Agent Capabilities)で、対象のコンピュータをアップデートエージェントとして使用する場合に選択します。
       
      また、クライアントユーティリティ(Client utilities)で、outlookのメール検索機能やSecure Clientの機能について選択します。
       
       
      ※各詳細については、こちらのページより入手できる管理者ガイドの
      「Client Packagerを使用したインストール」項目の「Update Agent Capabilities」、「Outlook メール検索」、「Check Point SecureClient Support」をご参照ください。
        
        
    7. [コンポーネント](components)に表示されている項目は、全てグレーアウトしている事を確認します。(本項目はアップデート用パッケージの作成時に使用します)
       
       
    8. [ソースファイル](Source file)の横に表示されている、ofcscan.ini ファイルの場所が正しいことを確認します。
       
      パスを変更するには、 をクリックしてofcscan.iniファイルを参照します。
       

       
      ※ofcscan.iniは、<インストール先フォルダ>\PCCSRV\ フォルダ内にあります。
       
      例)C:\Program Files\Trend Micro\Office Scan\PCCSRV\ofcscan.ini
       
       
    9. [アウトプットファイル](Outout file)で、保存先およびファイル名を指定します。
       
      保存先を指定には、 をクリックします。
       
        

       
       
      保存先の選択ならびにファイル名の入力を実施後、[保存]をクリックします。
      (下図例では、デスクトップ上にファイル名「クライアントパッケージャ」、ファイルの種類をEXE形式で作成しています。)
       

       
        
    10. 先ほど指定したパスとファイル名が表示されます。(日本語の場合、文字コードの影響で文字化けする場合がございますが、以降の作業に支障はありません。)
      問題なければ、[Create]ボタンをクリックします。
       
       
       
       
    11. パッケージが作成されます。
       

       
        
    12. パッケージ作成が完了しましたら、以下の画面が表示されます。
       

       
        
    13. 画面の[Close]ボタンをクリックし、作業を終了します。
       

       
       
    14. 以下のようなパッケージが作成されます。これをCD-Rに焼くなどして、インストールさせたいコンピュータ上でダブルクリックで実行してください。
      ※Vista 以降のOSは、パッケージを右クリックし、「管理者として実行」を
       選択します。
      

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