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松坂、4・5巨人戦登板が有力 初実戦143キロ2K完ぺき

2018年2月27日 紙面から

中日-ハンファ 2番手で登板し1イニングを3者凡退に抑えた松坂=北谷球場で(中森麻未撮影)

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 完全復活ロードが見えた!! 中日・松坂大輔投手(37)が26日、移籍後初めての実戦デビューを飾った。練習試合の韓国・ハンファ戦(北谷)で3回から2番手でマウンドに上がり、1イニングを無安打無失点2奪三振と上々の内容。今後は15年に手術した右肩の状態を見ながらになるが、天候に左右されないナゴヤドーム限定調整を経て、本拠地開幕カードの4・5巨人戦登板の青写真を描く。

 開幕ローテ入りへの第一関門を突破した。首脳陣に直訴して前日25日に決まった今キャンプ初の実戦。ソフトバンク時代の昨年3月25日オープン戦の広島戦(ヤフオクドーム、7イニング無失点)以来、338日ぶりとなるマウンド。1イニング限定、わずか6分の計11球も投げられたことが何よりの喜びだった。

 「この時期にしっかりゲームに普通に投げられて良かった。久しぶりだったので、どういう時間で動いてたかなとか測りながらやっていた」

 セットポジションからテンポ良く自信を持って投げ込んだ。「どんなカウントでもストライクを取れるんじゃないかという状態だった」というスライダーを外角低めに制球して、先頭のジョン・バムモを空振り三振。続く昨季の韓国リーグで11本塁打を放ったハ・ジュソクには、この日最速タイの143キロ直球で見逃し三振に仕留めた。立ち上がりからDice-「K」ショーを披露。最後は、松坂が日の丸を背負った2009年WBCで韓国代表だったイ・ヨンギュを、内角の真っすぐで詰まらせた。

 復活ロードの青写真も出来上がった。「天候に左右されないところで、とは言われている。言われたところでしっかり準備ができるように」と松坂。右肩の状態を見極めながら3月4日の楽天戦を皮切りに中9日で14日の西武戦、中10日で25日のロッテ戦とナゴヤドーム限定登板で調整。そして中10日で本拠地開幕カード4月5日、巨人戦での先発登板が有力だ。

 

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