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268 魔 物 1
「……感謝する」
第2次採掘場奪還部隊の、ドワーフ隊隊長が『赤き誓い』に向かって頭を下げた。
このドワーフは、負傷して寝込んでいた者のひとりであったが、今は、折れた左足も腹の深手も完全に治り、戦線に復帰している。
ドワーフが他の種族、特にエルフや人間に頭を下げることなど、まず考えられない。それを知らない『赤き誓い』の面々は、いえいえ、とか言いながら軽く手を振っているが、他の2パーティや商人達は、驚きに眼を剥いていた。
「出発!」
隊長の指示で、部隊が移動を開始した。
ドワーフ28名、『赤き誓い』4名。合計32名の精鋭部隊である。
第1次奪還作戦の時は、30名丁度だったらしい。そしてその中の6名は帰らぬ人となり、3名は手足や指等を失い、戦線への復帰は叶わなかった。
マイルが本気で全力を出せば、部位欠損も何とかなったかも知れない。しかし、それはこの世界で認識されている『治癒魔法』の領域を超えていた。さすがのマイルも、部位欠損の修復を行う治癒魔法は、余程のことがない限り、部外者に対して行使するつもりはなかった。たとえ、悲嘆に暮れる者がいたとしても。
全ての人々を完全に救うことは不可能であり、また、そのような力の存在を知った権力者達が何を考えるかくらいは、マイルであっても察することができたのである。
そして今回は、それらの9名の代わりに新たに志願した7名と、『赤き誓い』を含めての、32名での出撃である。
命を失った者。手や指を失い、職人としての未来を絶たれた者。それらの、参加が叶わなかった9名の想いも背負っての、村人達の全力出撃であった。
そして出発してすぐに、レーナが文句を言いだした。
「どうして、私達が真ん中なのよ!」
「いや、それは勿論、女子供や弱い者は中央に配置するのが当然……」
「誰が『弱い者』よ! それに、探索能力があるマイルを先頭にするのが当たり前でしょうが!」
吠えるレーナと、困ったような顔の、ドワーフの若者。
そこに、隊長が声を掛けた。
「もし酒屋の嬢ちゃんの身に何かあったら、俺達全員、じじぃ共に殺されるわ! おとなしく、その位置にいてくれよ!」
そして、それに同調して、必死に懇願するドワーフ達。
……まさかの、酒の供給者保護を重視した配置であった。
確かに、マイルの身に何かあり、それが原因で今回のような酒の大量輸送が二度とできなくなったら。そしてその原因が、この連中の不始末であったとすれば。その場合、もし魔物の討伐に成功したとしても、この連中の、以後の村での立場は最低最悪のものになるであろう。
その、彼らのあまりの必死さに、何も言えなくなって引き下がるレーナであった。
「大丈夫ですよ、レーナさん。この位置からでも、探索魔法は充分届きますから」
「それに、中央部にいれば、前後左右、どちらの方向から襲われてもすぐに駆け付けられる。そう悪い位置じゃないよ」
マイルとメーヴィスにそう言われ、それもそうかと納得するレーナ。
杖で敵を殴るのも結構得意なレーナは忘れがちであるが、普通、魔術師はチームが少人数の時には後衛であり、大人数の時には中央部に位置して敵の奇襲や近接戦闘から護られるのが普通であった。
それに、ドワーフ達は『赤き誓い』の戦闘能力を全く知らないし、いくらCランクハンターだと聞かされてはいても、自分達から見れば全員が未成年の子供に見える上、丸々とした健康なドワーフの少女達に較べて、明らかにひょろひょろのガリガリ、ひ弱な虚弱体質児童にしか見えなかったのである。
なので、『赤き誓い』には回復魔術師としての役割を期待しており、剣士であるメーヴィスと攻撃魔術師であるレーナには、回復魔術師であるふたりの護衛役を任せ、魔物達との戦闘はドワーフ達だけで行うつもりであった。
そして、その判断の妥当性を疑う者はいなかった。『赤き誓い』自身と、『邪神の理想郷』、そして『炎の友情』の、護衛ハンターパーティの面々を除いて。
「そろそろ、住み着いた魔物の縄張りだ。注意して……」
「魔物の反応です、前方300メートル!」
隊長が言い終わらないうちに、マイルが探知報告を行った。
300メートルは、戦闘態勢にはいるには、まだ少し遠い。障害物が無く見通しの良い平地での300メートルと、山岳部や森の中での300メートルは、その距離が意味するところが全く違うのである。なので、山岳部であり、かつ木々がかなり生えているこの場所での300メートルは、まだかなりの距離である。……但し、油断するには近過ぎるという、微妙な距離。
「数や種類は分かるか?」
マイル達にとっていつもお馴染みの反応である、『なぜ分かる!』などという無駄な言葉で時間を浪費することなく、最低限の言葉で必要とする情報を確認する隊長。どうやら、『デキる男』のようであった。
しかし、それに対するマイルの返事が、いつになく歯切れが悪かった。
「ええと、その……、普段なら分かるんですけど、何か、反応がおかしくて……。
この辺り、珍しい魔物とかはいますか?」
「いや、ありふれた、どこにでもいる普通のやつばかりだが。オークにオーガ、ゴブリン、コボルト、角ウサギに吸血コウモリ、どばどばミミズに山岳狼とか……」
隊長が名前を挙げた魔物は、勿論マイルも知っている。そして、探索魔法によるその魔物達の探知反応の特徴も……。
「おかしいなぁ……。あ、数は8頭です」
とりあえず、分かっていることを報告するマイル。
大型の魔物であることは分かるので、『匹』ではなく『頭』で表している。マイル的には、人間が抱えられるものは『匹』、抱えられないものは『頭』で区別している。『人間が』としているのは、マイルがその気になれば馬でも持ち上げられそうな気がしたため、『マイルが』としたのでは判定基準が難しくなるし、そんな基準は到底世間に受け入れられるとは思えないからであった。
今回は、討伐が目的である。魔物を避けたり逃げたりするわけではない。なので、そのまま真っ直ぐに進む。マイルが距離をカウントしてくれるので、早くから武器を構えて警戒する必要がないため、精神的な疲労が少なくて済むのは、ドワーフ達にとってはありがたい。
先程までは、突然魔物と出くわしたり奇襲されたりするのを警戒して、皆、周囲にかなり気を配っていたが、探索魔法が使える者がいるならば、精神的にかなり楽になる。
レーナが、マイルには探索能力がある、と言ってはいたが、剣士の恰好をしているマイルの『探索能力』と言われれば、せいぜい気配察知程度だろうと思っていたらしい。それが、300メートル先の魔物を探知できる魔法だとは思ってもいなかったようである。
斯くして、万全の態勢で8頭の魔物達に向かう奪回部隊であった。
「発見! オークです、数は8!」
先頭の者が手で後ろの者達に停止の合図を送りながら、小声でそう報告した。
こちらが風下なのか、まだオーク達には気付かれていないらしい。
これくらいの数の差であれば、オークが最初から逃げ出すという心配はないので、包囲戦ではなく、普通に正面からぶつかるための隊形に組み替えるよう身振りと小声で指示を出す隊長。
そしてマイルは、頭を捻っていた。
(オーク? でも、この反応は……)
「何、ぼ~っとしてんのよ! 行くわよ!」
そう言ってレーナに肩を叩かれ、慌てて剣を抜くマイル。
突入時も『赤き誓い』は最前面ではなく2段目に配置されているが、この戦いの主役はドワーフ達であり、『赤き誓い』はあくまでもお手伝いである。それに、危ない者を助け、怪我をした者に治癒魔法を掛けるためには、この位置取りの方がやりやすいため、レーナ達には不満はなかった。
それに、そもそも相手はオークである。オーガならばともかく、オーク相手で、長年村や採掘員達を護ってきた屈強なドワーフ達がそうそう後れを取るとも思えない。また、相手を舐めて油断しているような様子は全くない。なので、大した心配もなく、安心して戦いの推移を眺め、不測の事態に備えて治癒魔法や攻撃魔法の事前詠唱をしていたレーナ達であるが……。
どごっ!
ばしぃっ!
どしゃああぁ!
悲鳴と共に、3人のドワーフが吹き飛んだ。戦闘開始とほぼ同時に。
「なっ! よ、弱い!」
「見かけ倒しです、ドワーフ達!!」
レーナとポーリンから、ドワーフ達の心をへし折るような罵声が放たれた。
それに対して、メーヴィスが叫んだ。
「馬鹿、わざわざ味方の士気を下げてどうする! それに、村の人達が弱いんじゃない!」
そして、それにマイルの言葉が続けられた。
「強過ぎます! こいつら、オークのレベルじゃないですよ! 探索魔法での反応も、普通のオークとは違います。見た目も、筋肉質で、脂肪の多い普通のオークとは違います。
オーガ相手、もしくはそれ以上の魔物と戦うつもりでないと、討伐どころか、こっちが全滅します!!」
マイル達は、ようやく理解した。
なぜ、長年に亘り村や採掘員達を魔物から護り続けていた屈強なドワーフ達が、今回は手痛い敗北を喫したのかという疑問の、その答えを。
「相手が普通じゃないことくらい、どうして前回戦った時に分からなかったのよ!」
レーナが怒ってそう叫ぶが、メーヴィスとマイルは、怖い考えが頭に浮かんでおり、それどころではなかった。
((オークで、この強さ。まさか、オーガも同様、などということはないだろうな……))
お知らせ
3日前は、私の誕生日でした。
2年前の誕生日に、本作、『私、能力は平均値でって言ったよね!』の書籍化の御報告を致しました。
そして、今年の誕生日後の最初の更新日である今日、再び皆さんに御報告することがあります。
『私、能力は平均値でって言ったよね!』、アニメ化企画がスタート致しました!
追って、Amazon掲載の書影(帯)、そしてアース・スターノベルのブログ等で詳細が発表される予定です。
私だと、どこまで公表しても良いのかがはっきり分かりませんので、情報は、そちらの方で……。(^^ゞ
しかし、アニメ化……。
夢見たことはあるけれど、まさか、本当にこの日がやってくるなんて……。
今はただ、読者の皆さんへの感謝でいっぱいです。
そして、今、私に言える言葉は、これだけです。
『また一歩、野望に近付いた……』
発表後にポシャった作品もあるので、まだまだ安心はできないけれど、読者の皆さんと一緒に、もうしばらく、楽しい異世界の夢を。
マイル達と共に……。(^^)/
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