先日、仙台で人気のゲストハウスに泊まりました。
そこで自分独自の仕事を作ることの大切さを感じた話。
雪で飛行機が飛ばず
僕が仙台から帰ろうとした日に、大雪が降りました。
滑走路の除雪が間に合わず、僕の便は翌日へと振り替えられることに。
予定が狂って大変でしたが、良いこともありました。
人気でずっと予約の取れなかったゲストハウスが、その日だけ開いていたのです!!
僕はさっそくそこに予約を取り、空港から仙台へと戻りました。
夕ごはんが評判
僕が向かったのは、「ゲストハウス梅鉢」というところ。
2011年に新築でオープンした、きれいな宿です。
口コミを見ると、「+700円で食べられる夕食が絶品」と評判だったので・・・
普段は外で食べる僕も、今回は内で食べることにしました。
たしかにおいしく量もあって、お値段以上の価値あり!!
しかしなにより、みんなでワイワイ食べる雰囲気が最高でした!!
ゲストやスタッフさんだけでなく、近所の人たちも集まって食卓を囲みます。
ごはんのあとはみんなでお酒を飲みながら、オリンピックを応援しましたよ。
東北なので実際にウインタースポーツをしている方が多く、応援にも熱が入ります。笑
料理を断念したオーナー
その夕ごはんに時間に、ゲストハウスのオーナーである加賀さんとお話しする機会があったので・・・
このゲストハウスができた経緯を、ちょっと聞いてみました。
加賀さんはもともと料理人になりたくて、5年ほど板前修業をしていたとのこと!!
しかしそこで飲食業を続けることの難しさを知り、料理の道を断念したみたいです。
「飲食の世界は、はやりすたりが激しいんだよ」
レシピ通りに作る料理に流行なんてあるのかと、疑問に思った僕でしたが・・・
料理はもちろんのこと、店舗のスタイルも時代とともにドンドン変わっているのだとか!!
たとえば居酒屋だと、個室・立ち飲み・大衆型と次々にブームが来ては去っていきます。
料理メニューなら勉強して変えることができますが、お店の内装なんてそう簡単には変えられません。
これが飲食業をする上で一番難しいところだと、修行する中で気づいた加賀さん・・・
自分でお店を持つのはムリだと感じ、料理の道をあきらめることにしました。
旅で新たな道を発見
しかしそれまで目指していた道をあきらめたことで、加賀さんはどこに向かうべきか分からなくなりました。
そこで長期の休みを取り、奥さんと一緒に世界中を旅することにしたのです!!
予算に限りがあったので、安いゲストハウスに泊まり続ける日々を送ったところ・・・
少しづつ、以下のような考えを持つようになりました。
「ゲストハウスの食事はあまりおいしくないな」
「こんなもの食べ続けてたら体を壊してしまいそう」
「おいしくて健康的なご飯を食べられる宿はないのか」
そこで、「おいしいご飯が食べられるゲストハウス」というコンセプトを思いついたのだとか!!
3年の準備期間を経て、奥さんと一緒に仙台初のゲストハウスを作りました。
今では、おいしいごはんが食べられると大好評!!
ゲストだけでなく、近所の人たちまで夕食を食べにくるようになっています。
ここで、5年間の修行の日々が見事に実ったのです。
自分独自の仕事を作る
加賀さんの話を聞いて、自分独自の仕事を作る事の大切さをあらためて感じました。
「自分独自の仕事」って聞くと、とてもハードルが高そうな感じですが・・・
自分の得意分野にちょっと別のものを掛け合わせるだけで、それは簡単にできるのです!!
たとえば以前、僕はゲストハウス×看護という事例を見たことがあります。
参考:凡才でも天才に勝てる新しい生き方を若い看護婦さんに教わる
また自分自身のブログも、トレード×旅という独自ジャンルで勝負していますよ!!
参考:人と違う生き方をしよう!特別な才能がない君への人生戦略論
新たなジャンルを作り出せば、そこは自分だけの独壇場になります。
したがってライバルとの不毛な競争がなくなり、生存率が格段に上がるのです!!
うまくやっている人の多くは、これを上手に実践している印象ですね~