恒例になってまいりましたレンズ1本縛り練習。
今回は広角レンズのみで一眼レフカメラの練習をしてきました。
広角レンズはとても広い範囲を写すレンズで、景色の撮影などを得意とします。
パース効果などをうまく使えばダイナミックで面白い写真が撮れる。
そんな広角レンズですが、お家で眠っちゃってたりしませんか?
雄大な景色や迫力ある風景、私たちサラリーマンは日頃そういったものになかなか出会う機会がありません。
広角レンズ活躍の場がなく寂しい思いをしている方も少なくないと思います。
そんな状況に一石投じ、さらに一眼レフカメラの練習になれば言うことなし。
ということで今回は、あえて景色や風景といった広い空間は撮影せず、室内、特にテーブルフォトで広角レンズを練習してきたのでご報告します。
《過去記事のご紹介》
単焦点縛り
マクロレンズ縛り
標準ズーム縛り
目次
ランチで一眼レフカメラ練習!テーブルフォトで広角レンズは使えるか?
以前広角レンズの特徴をまとめさせていただきました。
その特徴を活かした撮影をしていけばいいわけです。
撮影機器紹介
今回使用したレンズをご紹介します。
SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
こちらのレンズはAPS-C専用、35mm換算で15-30mmの焦点距離となります。
APS-Cでも超広角〜広角までを楽しむことができる素敵なレンズです。
F値3.5と、十分に明るいわけではありませんが、焦点距離が短い特性上、問題ないシャッター速度を保つことができる。
解像度も高く、そしてなにより安い。この焦点距離、この明るさでなんとお値段3万円台! オススメです。
撮影地紹介
鶏の店 かしわ屋
お店のホームページに飛びます。
兵庫県加古郡稲美町にある鶏専門店。卵と鶏肉こだわりのお店です。
親子丼と焼き鳥が絶品でした。
結構混んでいたので、次回は予約していきましょう。
ケーキ屋 プロップ 播磨店
ランチの後は軽くドライブし、こちらのお店でティータイムです。
素朴なケーキとコーヒー、居心地のいい店内に癒されてきました。
いざ、撮影
今回は景色抜きで広角レンズをいかに活かそうかというお話です。
そうなるといつも通りまずはランチですね。
広角レンズの特徴は画角が広いことと、遠近感が強調されること。
主役を強調するには、これでもかと被写体に近付いて撮影しましょう。
そうすることで主役と背景の距離感が生まれ、インパクトのある写真になります。
広角レンズを使う場合、F値をあげて隅々まで解像させる方法がよく使われます。
しかし今回は混み合う店内での撮影。ゴチャゴチャした印象を抑えるため、F値開放で撮影してみました。
焼き鳥はしっかり写りながらも、背景がボケた仕上がりに。
これはF値3.5の明るさがあるからこその方法です。
個人的にはお気に入りですが、どうでしょうか?
この焼き鳥がまた美味しいんですよ。
しっかりと噛み応えがあり、シンプルに鶏の味がいい。
続いてはこちら、親子丼。
これは20mm、換算30mmで撮影。
さすがに10mmでは背景が入り過ぎると判断しました。
つやっつやの卵と熱々の湯気がもう、、、堪らん。
薄々分かってたんですが、超広角はテーブルフォトには難しいorz
最短撮影距離まで寄ったとしても、テーブル上にある被写体サイズだとインパクトが出にくいんですよね。
35mm換算で20mmくらいの焦点距離はさすがに必要かもしれません。
おまけ
最近のiPhoneって本当に綺麗に写りますね。
ちなみに真上から撮る方法がインスタで流行っているのだとか。
2枚目の写真は焼き鳥丼。
上に乗ってるカリカリの鶏皮がもう、、、ビール持ってこーい!
ビールの誘惑を振り切り、次へいきましょう。
稲美町からブラッと車で30分。甘いものが食べたいということでケーキ屋さんへやってきました。
イートインできるケーキ屋さんって珍しいんですか? 昔はそこそこにあったイメージなんですが、探すと意外に見つかりませんでした。
さっきの焼き鳥屋さんで懲りたので、店内は超広角、テーブル上は広角で挑戦です。
広角レンズを使うと室内が広く写ります。実際にはここまで広くない。
しかしあれですね。やはり前景になにか置く方がよかった気がします。インパクトに欠けるかも。
料理が来てからそれを配置し室内撮影する方がよかったか、、、。反省、、、。
最後は盛り合わせです。
2段のお皿だったので上段から思い切り見下ろす構図でいってみました。
これは結構好き。
まとめ
さて今回は広角ズームレンズで一眼レフカメラの練習をしてきました。
結論として、テーブルフォトでは超広角はさすがに難しかったです。
広角域がダメなわけじゃないんですよ。テーブル上のものを撮ろうと換算25mm前後にするのであれば、正直標準ズームのワイド端でいいじゃないかという気がします。
しかしその反面、室内風景や街中スナップで使うのならば、超広角もかなり楽しいレンズであることを再確認しました。
次はテーブルフォトではなく、お散歩撮影にこのレンズを持っていこうと思います。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました:)