- 出演者
- 野々村真 小杉竜一(ブラックマヨネーズ) 坂上忍 吉田敬(ブラックマヨネーズ) 榎並大二郎 IKKO ガダルカナル・タカ アンミカ
きのう平昌オリンピックが閉幕。坂上忍は日本勢がスピードスケートマススタートで金メダル、カーリング女子は史上初の銅メダルを獲得したことなど伝えた。また、相撲では新番付発表で横綱・白鵬が緊急会見。
きのう平昌オリンピックが閉幕。新種目のスピードスケート女子マススタートでは女子団体パシュートで金メダルを取った高木菜那選手が大会2つ目の金メダルを狙った。妹の美帆選手やチームメイトが見守る決勝。オランダ選手の後ろにつき、様子を伺う菜那選手。ラスト1周では内側から一気に抜け出し、力強いスケートで逃げ切った菜那選手が大会2個目の金メダルに輝いた。女子選手が五輪の同大会で2つの金獲得は夏冬合わせても日本人初。妹の美帆選手と一緒に出場するのは初めてだった菜那選手。さらに、カーリング女子チームも史上初の快挙。聞くと和む北海道弁「そだね~」や、休憩時間におやつを頬張るもぐもぐタイムも注目された。先週金曜日開催の準決勝では通称メガネ先輩・キム・ウンジョン選手率いる韓国。両者譲らぬ接戦は第10エンドを終えても決着がつかずに延長線に。結果は韓国のスーパーショットが決まり、日本は決勝進出ならず。翌日の3位決定戦ではソチ五輪銅メダルのイギリスと対戦。同点で迎えた第9エンドでは相手のミスショットで日本はこの試合で初めてリード。最終第10エンドでは日本は不利な先行でイギリスの赤ストーンのすぐ内側を狙う。藤澤五月選手のメダルをかけたラストショットの狙いはわずかに外れ、逆転の大ピンチに。しかし、逆転を狙った相手にミスショットで日本が勝利。悲願の銅メダルを獲得した。今回リザーブに回りチームを支えた本橋麻里選手は「いい仲間と世界中のカーラーとプレイできて感無量」など述べていた。
こうして幕を閉じた平昌オリンピック。このあとのエキシビションでは羽生結弦選手が登場。女性陣が頑張った平昌オリンピックにアンミカは「一生懸命打ち込む選手の姿って純粋に感動しかない」など述べた。2個目の金メダルを獲得した高木菜那選手に山本博は「レースが始まる前は2個目の金メダルを予想している人は少なかったみたいですね。人よりもすごい記録を持っていても五輪に強い選手っているんですね」など述べた。
きのうの平昌五輪閉会式ではフィギュアスケート各種目の上位選手らによるエキシビションが開催。男子シングル銀メダルの宇野昌磨選手は得意技のクリムキンイーグルやトリプルアクセルなど次々披露。女子シングル4位の宮原知子選手は白地に赤のアクセントがついた衣装を身にまとい、情感たっぷりに氷上を舞った。全身虎柄の衣装で登場したのは女子シングル金メダルのアリーナ・ザギトワ選手。15歳とは思えぬ妖艷な演技を披露。大トリを飾ったのはソチ・平昌と66年ぶりに2連覇を達成した羽生結弦選手。「みなさんが震災から立ち直り、元気になれば」と思いを込めて演技をする羽生選手。圧倒的演技で観客を魅了。最後までリンクに残った羽生は韓国語で感謝の言葉を述べ、リンクを後にした。閉会式で日本人の旗手を務めたのはスピードスケート女子500mで五輪新記録を出し金メダルを獲得した小平奈緒選手。さらに、姉妹でメダルを5つ獲得した高木姉妹、羽生選手の姿も。日本勢は過去最多の金4、銀5、銅4の計13個のメダルを獲得した。
パシュートに続き女子マススタートでも高木茉那選手が金メダルを獲得した。タカさんは「マススタートという競技がよくわからずどう応援していいかわからないところはあったけど、最後のすっと抜けた瞬間からテンションは上がる」などと話した。坂上さんは「ギャンブル性が高くて競輪に似てる。本来決勝に進むと思われていた佐藤選手が転び、お姉ちゃんも作戦を変えざるをえなかった。それでの金は見事」などと話した。IKKOさんは「今までオリンピックって金を取ることが中心だったけど、チームプレーを今回見せられて嬉しかった」などと話した。
高木菜那選手のマススタートの試合について。山本さんは「オランダ選手が前を行ってくれた。彼女にしたら後ろに高木さんがいるのがわかってても先に行かすわけにはいかない。ああいったところも良かったでしょうし、最終コーナーで一瞬のチャンスを物にできたのが、何年も氷の上でトレーニングしてきた結果が実ってよかった」などと話した。山本さんは「IOCはスピードスケートでも満足していない。視聴率を上げないと収益が下がるので。すると今回皆さんの声がどうだったか検証する。次の大会に活かしてくる」などと話した。坂上さんは「あれは面白い。ルールさえ浸透すればもっと盛り上がると思う」などと話した。
高木菜那選手の金メダル獲得の裏には姉妹としての切磋琢磨の他宮原知子選手との出会いもあった。高木選手は身長155センチで世界の強豪の中では小柄。宮原選手との出会いは故障した膝のリハビリの場。宮原選手は151センチ、自分と同じく小さな体で再起を目指す姿が高木選手の原動力の1つになったという。野々村さんは「姉妹の関係がいいライバルとして原動力になるのは良かった」などと話した。
カーリング女子は銅メダルを獲得した。坂上さんは「藤澤さんの最後の一投でああっと思った。自力はなくなった」などと話すとアンミカさんは「相手のミスを願いたくはないけれども、またかという気持ちがあったからびっくりした」などと話した。山本さんは「最後ストーン投げる人のストーンと手が離れる瞬間、あの指先を関心持って見る。あそこにその人のメンタル的部分が表現される。人は一瞬自分の心に変化があった瞬間体が思い通りに動かなくなる。それがあの世界だったらほんの少し変わるだけで滑りが変わる。そんな時にいいプレーができる人はまず腹が座れる人。あとは欲を無くすことができる人」などと話した。タカさんは「あの前の一投がいいとこに行っていたらイギリスの選手はもっとすごいことやったかもしれない」などと話した。五輪での試合について山本さんは「世界の皆さんがテレビが見てる中ゲームになっているのはそれだけのことを今までやってきているからで、中途半端な方が舞台に立ったらプレーどころにもならない」などと話した。
- キーワード
- 藤澤五月
本橋麻里選手について山本さんは「うちの大学の卒業生で真面目。彼女の場合一度卒業後間をおいてうちの大学に来た。日体大は体育の先生を養成したりする学校で、スポーツ全体を勉強して将来の自分を作り出していきたいという志で受験し卒業した」などと話した。本橋選手はトリノ五輪・バンクーバー五輪に出場、マリリンの愛称で女子カーリング界を牽引してきた。今回平昌五輪では主将だがリザーブだった。試合前日には深夜に1人で使う石の滑り具合をチェック、負けた日は取材を一手に引き受け選手の負担を減らした。もぐもぐタイム時はリンゴの皮むきをするなどカー娘の母としてチームを支えた。坂上さんは「本橋選手がスキップやっていた頃からファン」などと話した。
吉田知那美選手は本橋選手について「麻里ちゃんがコーチボックスにいるかいないかで負けちゃうなってくらい変わる」などと話している。山本さんは「本橋さんが今まで五輪を経験してきた中で、リザーブに回った選手がこういう選手だったら最高に良いだろうというものを思い描いてきたと思う。今回リザーブに回ったときに自身が思ってきたリザーブをプレーしようと思ってやられたと思う」などと話した。坂上さんは「チームスポーツ、ドラマがある」などと話した。タカさんは「なかなか自分が思い描く通りにできるかできないかはある」などと話した。
カーリング女子の「そだね~」が流行語大賞候補と言われる。菊池さんは「緊迫した試合の中で笑顔で『そだね~』というのが可愛いと話題。ある意味今年の候補第1号」などと話した。アンミカさんは「やってることは凛々しいのに途中で『そだね~』って。北海道の可愛い感じが女性としてもキュンときた」などと話した。選手のマイクは前大会からついているという。坂上さんは「良いですね。どういう状態にあるのか、こうやって相談しながら決めてるんだって伝わってくるから感情移入しやすい」などと話した。菊池さんは「カーリングは上半身のアップが多く美しさに注目されている」などと話した。坂上さんは「他の競技は格好とかで見えない。より名前と顔が一致する」などと話した。平昌オリンピックの日本勢メダルは金4個銀5個銅4個で冬季五輪最多13個となった。坂上さんは「選手の皆さんありがとうございました。感動をたくさんいただきました」などと話した。
大相撲春場所の番付が発表された。先場所優勝の栃ノ心は関脇に昇格し、十両では貴公俊が十両に昇進したことで貴源治との双子での十両となった。また、貴ノ岩も休場しながら特例で十両に留まっている。貴ノ岩は稽古はしているものの精神面をクリアすることができれば問題ないと横野レイコさんは話していて、大見信昭さんは栃ノ心と白鵬・貴ノ岩に注目したいと話した。
白鵬はこの春場所で横綱在位が64場所となり、単独での1位となったがこれについては去年から思っていたが、3年前にドイツの友人から在位記録が北の湖関の63場所を上回ると聞かされていて、これだけ長い間横綱となっていることについては食べ物・考え方・生活が結果となっていると話した。足の親指は右側は完治していて左側もいい状態といい、取り口についての影響については減らしていきたいと話した。平昌五輪について聞かれると、カーリング高木姉妹・羽生結弦選手が印象に残っていて、おめでとうございますと言葉を贈りたいと話した。
タカさん他の力士が相撲を取ると会見で話すのに対して、モチベーションには記録がありそれを超えることが強くなっていると話したが、横綱には品格が問われる行動は取ってほしくないと話していて、協会事態の問題がはっきりしておらず、誰も責任を取っていないとコメントした。横野さんは相撲協会の問題については白鵬は感じていて、白鵬は家族とキュリオスを見に行ったがこの時にバイキングがあるというと警戒されたと話していた。また、白鵬は張り手やかちあげを辞めることについてはわかっているのだが、苦しい中で編み出したものを辞めさせられてしまったため、リズムが取れなくなり苦戦すると予想した。大見さんは張りて等をやってはいけない風潮ができていたが、これが緩くなっているように見えていて、解禁すると見ていて11勝までは出来ると見ていた。坂上さんは張りてかち上げをやらないと優勝できないと思われるのもだめと話したが、白鵬は「癖」と話していたが、くせになるまで放置した方にも罪があると話した。
平昌五輪が閉幕となったが、日本は13個のメダルを獲得し。感動の渦を巻き起こした。その一方で惜しくもメダルに届かなかった選手たちがいた。郷亜里砂選手はこのオリンピックの舞台で全力を出し切れたと話し、鬼塚雅選手は自分の実力も出せぬまま終わったと話した、大江光選手は決められなくて申し訳ないと話し、岩渕麗楽選手は次はベストが出来るように頑張ると話し、母の恵里香さんはおつかれさまと声をかけていた。堀島行真選手は次は絶対に結果を出したいと話し、両親はここまで連れてきてくれたのはありがたいと話した。遠藤尚選手は悔しいですけど僕の最後のランになったと話し、父はこれで一安心と話していた。菊池姉妹は悠希選手・純礼選手・彩花選手の3人で出場し、彩花選手が妹たちの雪辱を晴らす金メダルを獲得した。西伸幸選手は失速してしまうと、試合の後には亡き友と祖父の写真を見せ、友達が死んだ時に葬式でおまえの分まで走ると約束したが、それができなかったと嘆いた。宮原知子選手は演技を成功させて自己ベストを更新するが、メダルには届かずやれることはやったと話し、坂本花織選手も初めての五輪舞台で6位となるが、ノーミスで出来なかったのは悔しいと話した。そして舞台は4年後の北京五輪へと向かう。
名脇役であった左とん平さんがおととい心不全のため都内の病院で死去した。1970年代ドラマ「時間ですよ」や「ムー一族」などに出演した。昨年6月に心筋梗塞で倒れ闘病生活となっており、復帰は叶わなかった。後日お別れの会を行う予定としているとのこと。
名脇役であった左とん平の死去における紹介。左とんぺいさんが死去したことについて、芸能リポーターの菊池真由子は「闘病生活を頑張っており、最後まで復帰することを夢見ていた」等と語った。また、坂上忍は左とん平さんにおけるお酒を呑んだりして出演していたエピソードを語り、対してガダルカナル・タカからは「だから真似してたのか」等とツッコミを入れた。
左とんぺいさん死去におけるスタジオトーク。坂上忍らは当時の思い出について語り、一緒にお酒を呑んでいて楽しい人であったことを語った。また、清水アキラさんからの「私の尊敬する少ない芸人の一人。(中略)日常は真を立てるワキ役でしたが、舞台の上ではいつもワキ役だとは思っていなかったと思います。心おりご冥福をお祈り申し上げます」等とのコメントが紹介された。