まもなく震災7年 災害ボランティア講座/岩手・大船渡市
2018年02月26日 19:00 更新
東日本大震災の発生からまもなく7年となる中、26日、岩手県大船渡市で災害ボランティアの養成講座が開かれました。
この講座は大船渡市と市の社会福祉協議会が開いたもので、市民16人が参加しました。講師は東日本大震災の発生直後に大船渡でボランティアセンターの立ちあげなどに携わった、栃木県の桑原誠さんです。桑原さんは大地震での倒壊も想定して1階ではなく2階で寝るなど自分の身を守る行動の重要性や災害ボランティアにおける自主的な活動と協調性の大切さを訴えました。また大船渡消防署の協力で土のう作り体験も行われ、参加者は土のう袋の口をしっかりしめる方法や浸水を防ぐための土のうの積み方などを実際に学びました。
(参加者)「やっぱりボランティアってね、実践大事だと思うんだけどね、協調性みんなで一緒に仲良くやっていくということが大事だと思いました。大いに参考になりました」
(桑原誠さん)「まず自分の身の回りのことを始めて自分がまず安全に地震を抜けられて、それから人助けっていうのがあると思うので、そういったことを普段から心がけていただければなと思っています」
参加者は講座を通して災害時の支援活動と防災への意識を新たにしていました。