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レジェンド 作者:神無月 紅

秋に向けて

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1654話

「へぇ……盗賊にしてはなかなかの腕前ね。これだけの腕前があるなら、それこそ盗賊なんかしてないで普通に冒険者でもしてればよかったのに……ね!」

 盗賊が放つ、短剣を使っての連続攻撃。
 突き、刺し、それをフェイントにしての蹴り。
 そんな攻撃をしてきた盗賊の攻撃を回避しつつ、最後の蹴りに対してカウンターの一撃を放つと、盗賊はそれを回避出来ずまともに食らい、手甲の一撃によりそのまま地面に崩れ落ちる。
 ヴィヘラの目から見て、そこそこの腕を持つその男は、本当に何故盗賊をしていたのかが分からなかった。
 もっとも、これだけの腕を持っていて盗賊をやっていたのを見れば、何らか訳ありだというのははっきりしていたが。
 ともあれ、最後まで残っていた盗賊が意識を失ったことで、この盗賊団の壊滅は確定した。

「はい、これ。喉が渇いたでしょ?」
「ありがとう」

 マリーナが差し出してきたコップには、冷えた水が入っている。
 それこそ、この夏にどうやってこれだけ冷やしたのかと言いたくなるくらいに冷えているのは、マジックアイテム……ではなく、単純にマリーナの精霊魔法を使っての効果だ。

「それにしても、全員生きてるわね」

 若干からかいのニュアンスが混ざったマリーナの言葉に、ヴィヘラは少し不満そうな表情を浮かべ、口を開く。

「私が好きなのは、あくまでも戦うことよ。別に殺人快楽者って訳じゃないわ」
「分かってる。冗談よ、冗談。……これがレイなら、ちょっと冗談じゃなくなるんだけど」
「まぁ、レイは盗賊に容赦しないしね。でも、この盗賊団なら、レイもそこまで本格的にどうこうしようとは思わなかったんじゃないかしら」

 そう言いながら、マリーナは周囲に倒れている盗賊達を眺める。
 この盗賊団は商隊を襲いはするが、出来るだけ護衛や商人を殺さないようにしていた。
 勿論そのような真似をすれば、警備兵達に報告されることになり、討伐隊を向けられる可能性が高くなる。
 それを承知の上でそのような真似をしているのだから、相応に腕に自信はあり……実際、その戦闘力はヴィヘラの目から見ても納得出来るものがあった。

「ん!」

 ヴィヘラが冷たい水を飲んでゆっくりしていると、やがて盗賊達の拠点から姿を現したビューネが、幾つかの袋を持ってくる。
 その袋の中身は、盗賊達が拠点に溜め込んでいたお宝だ。

「あら、嬉しそうね。そんなに高そうな物があったの?」
「ん!」

 ヴィヘラの言葉に答えるビューネだったが、それを見たマリーナは、ただ首を傾げるだけだ。
 とてもではないが、マリーナの目から見て、ビューネがそこまで嬉しそうにしているようには思えなかったからだ。
 いつものように表情をを変えず、言葉も一言だけ。
 とてもではないが、そんなビューネの姿を見て嬉しそうにしているとは思えなかった。
 だが、ヴィヘラはそれを見抜き、嬉しそうにしていると言い、ビューネはそんなヴィヘラの言葉に頷きを返した。
 それを見れば、二人が明らかにきちんと意思のやり取りが出来ているというのは間違いない。

「へぇ……非道な真似はしていないけど、それでも相応に貯め込んでいたのね」

 ビューネが持って来た袋の中に入っている宝石の類を見ながら、ヴィヘラが感心したように言う。

「当然でしょ。もし襲った商隊を皆殺しにするような連中なら、それこそ商隊だって死にものぐるいで抵抗するわ。けど、荷物は奪われても命は助かるというのを知っていれば、死にものぐるいで抵抗するような人はいないわ」
「なるほど。……そうなると、別にこの盗賊達も、人を殺したくないからそういう風に襲ってるんじゃなくて、あくまでも仕事として襲ってるってことなのね」
「そうなるわ。勿論盗賊の中には、人を殺すのが好きだという集団もいるけど。当然サブルスタの周辺にもそういう盗賊団はいる筈よ。……可能なら、そういう盗賊団を優先して叩きたいんだけど」
「でしょうね。そういう厄介な相手は出来るだけ早く倒した方がいいのは間違いないもの。……もっとも、そういう連中程運が悪かったりするのを思えば、レイ達と戦っているかもしれないわね」
「……だとしたら、色々と酷いことになると思うわ。レイは、ああ見えて自分の気に入らない相手には容赦しないもの。それこそ、貴族であっても平気で手を上げるのよ? それが盗賊なら、余計に躊躇しないでしょうね」

 マリーナの言葉に、ヴィヘラはうわぁ……といった表情を浮かべる。
 実際、その光景を思い浮かべることが容易に出来たからだ。
 それこそ、盗賊達の皆殺しという光景が。
 ……実はその予想が極めて正しく、レイは外道と呼ぶべき盗賊団、汚れなき純白の面々をセトと共に皆殺しにしていたのだが、この三人がそれを知るのはもう少し後のこととなる。





「はぁっ!」

 逃げていく相手の背に向かい、エレーナはミラージュを振るう。
 長剣の間合いでは絶対に届かないだけの距離が離れていたが、ミラージュはエレーナの魔力によって長剣から鞭状に姿を変え、その間合いを飛躍的に伸ばす。

「ぎゃあっ!」

 何とかエレーナから逃げだそうとしていた盗賊は、レザーアーマー諸共に背中を斬られ、そのまま地面に倒れ伏す。
 致命傷に近い一撃ではあったが、それでも一撃で相手を殺すだけの威力はなかった為か、地面に倒れ伏した盗賊はそのまま這って逃げようとし……そのまま限界を迎えたのか、動かなくなる。

「くそっ! 逃げるな! ここで逃げれば死ぬぞ! あの女を見ろ! あんないい女で好きに遊んでみたいとは思わねえのか!」

 盗賊の一人がそう言いながら、エレーナに向かって持っていた弓で矢を射る。
 長剣や槍と違い、矢というのは同じ弓を使っていれば威力そのものは変わらない。
 勿論命中させられるかどうか、命中させられるにしてもどこを狙うのかといった場所で腕は関係してくるのだが。
 そんな盗賊の射った矢は、真っ直ぐにエレーナの胴体……ではなく、足に向かう。
 周囲の者達に叫んだ通り、エレーナ程の美女をそのまま殺すのは勿体ないと、そう思ったのだろう。
 エレーナのことを、姫将軍のことを知らないのは、田舎から出て来た盗賊だからか、それとも情報を集めるという気すらないからか。
 ともあれ、盗賊の射った矢は真っ直ぐにエレーナに向かい……

「させる訳がないでしょう!」

 叫びながら、一人の人影が姿を現すと、持っていた斧で飛んできた矢を叩き落とす。
 それは、パワー・アクスを持ったアーラだ。
 その光景を見ていた何人かの盗賊……そして矢を射った盗賊は、目を疑う。
 もしこれが、長剣や短剣のような武器で同じようなことが行われたのであれば、今回の一件も理解出来ただろう。
 この盗賊団の中にはそこまでの腕利きはいないが、それでもこのサブルスタの周辺にいる盗賊達の中には同じような真似を出来る者が決して少ないのだから。
 だが……それはあくまでも取り回しの良い長剣や短剣だからこそ出来ることであって、アーラが持っているパワー・アクスのような武器でそのような真似が出来ると言われても、普通なら信じることは出来ない。
 それでも、その光景を目の前で見た以上、信じない訳にはいかない。

「嘘だろ!?」

 信じない訳にはいかないが、だからといってそれを受け入れられるかと問われれば、盗賊達も素直に頷くことは出来ないだろう。
 そもそもの話、そのような強い相手を闘わなければならない辺り、信じたくない……というのが、正直なところだ。

「敵は二人だ! どれだけ腕が立っても、結局二人でしかないんだ! なら、最終的に俺達が勝てる筈だ!」

 盗賊団の中でも腕利きの人物がそう叫ぶが、もし実際にその言葉通りだとしても、それは逆に言えば最終的に勝つまでに倒させるだろう盗賊の数が相当のものになるということでもある。
 ……少し考えればその辺を察してもおかしくはない筈なのだが、盗賊達にはそのようなところにまで考えが及ぶ者は少ない。
 いや、だからこそ盗賊を……正確には盗賊の下っ端をやっているのだろうが。
 ともあれ、それだけに使い捨てにされることが前提の下っ端達は単純で、全員で掛かれば自分達が勝てるという言葉に従い、一気に士気を回復させる。

「随分と愉快な連中だな」
「そうですね。でも、こうして士気がすぐに上がるということは、何かあったらすぐに士気が下がるのでは?」

 パワー・アクスを構えたアーラが、エレーナにそう言葉を返す。
 盗賊の討伐という、普通であればとてもではないがアーラが行うような行為ではなかったが、それでもアーラは今の状況を心の底から楽しんでいた。
 別にアーラは、暴れるのが好きだとか、弱い相手を蹂躙したいとか、そんな願望を持っている訳ではない。
 ……何の罪もない商人や旅人達を遅う盗賊という集団に嫌悪感を抱いており、そんな盗賊を討伐するということには一種の爽快感に近いものを覚えるが……それをより上回っているのは、やはりエレーナと共に在るということだった。
 勿論エレーナがレーブルリナ国に旅立ち、アーラと別行動を取っている時は、対のオーブを使って毎晩のように会話をしてはいた。
 だが、それでもやはり対のオーブ越しに会うのと、こうして直接側にいるのとでは大きく違うのだ。
 そんなエレーナと一緒に行動出来ることが、現在のアーラに強い喜びを与えていた。
 もしレイがこの場にいれば、『テンション高っ!』と思ったのは間違いないだろう。

「とにかく、敵が逃げるのではなくこちらに向かってくるのはこちらにとっても楽でいい……なっ!」

 その鋭い声と共に鞭状になったミラージュが、長剣を手に間合いを詰めていた盗賊の頭部を切断する。
 だが、先程の大勢で掛かれば勝てると叫んだ盗賊の声が効いているのか、仲間が一撃で殺されても怯むような者は殆どいない。
 殺された盗賊の近くにいた別の盗賊は怯えるが、他の盗賊達が構わず進んでいるのを見れば、ここで自分が退けば臆病者と見られると判断し、無理に雄叫びを上げながら進む。

(こういうのを何と言うのだったか……匹夫の勇、だったか? レイの説明が正しければ、その言葉が相応しいだろう)

 そう考えながら、エレーナは近づいてくる盗賊達に向けて次々にミラージュを振るう。
 鞭状になったミラージュの間合いは、それこそ普通の長剣や槍といった武器ではどうしようもない。
 それこそ、場合によっては弓よりも長い時すらあるのだ。
 そのような武器を手にしたエレーナを相手に、ただの盗賊がどうにか出来る筈もない。
 次々に振るわれるミラージュにより、盗賊達の数は加速度的に減っていく。
 そんなエレーナを見て、それこそこの女を手に入れる為には犠牲を払ってもいいと、そう考えていた盗賊団の幹部達も考えを変えたのだろう。
 エレーナという美女は惜しいが、だからといって自分を含めた盗賊団が消滅するのと引き替えにしてもいいとは思っていない。
 そもそも、自分達が死んでしまえば女がどうこうという問題はではなくなるのだから。
 結果として、足や腕といった部分ではなく、それこそ頭部を狙っての必殺の一撃を放つも……

「させる訳はないと言ったでしょう!」

 エレーナ目がけて射られた矢は、その全てがパワー・アクスを手にしたアーラによって叩き落とされる。
 先程の一撃が偶然でもなんでもなく実力だったと、そう示してみせたアーラは、エレーナを狙った盗賊達に殺気の籠もった視線を向け、睨み付けた。
 敬愛するエレーナを傷つける存在を許せない。
 そんな思いを抱き……

「構わない。行っていい」

 アーラの思いを察したエレーナが告げると同時に、一気に地面を蹴って弓を手にした盗賊達に向かって突撃していく。
 当然そうなれば、今までアーラが防いでいた攻撃はエレーナが自分で防がなければならないのだが、そもそもの話、この程度の盗賊達がどうやっても、エレーナに傷を付けることが出来る筈はなかった。
 そういう意味では、アーラは過保護……と表現してもいいのだろう。
 もっとも、傷つかないからといって攻撃され続けるのは気分が悪いのも間違いなく、当然のように攻撃には対処するのだが。

「はああああああああああああああああっ!」

 エレーナを目指して進んでいた盗賊達だったが、その一画はアーラの振るうパワー・アクスによってあっさりと崩壊する。
 そのまま周囲の盗賊達を攻撃すれば、盗賊達の多くは死んでいたのだろうが、今回アーラが狙っているのは盗賊の幹部達だ。
 盗賊の群れを突破すると、アーラはそのまま弓を構えている盗賊達に向かって突き進む。
 当然そんなアーラを迎撃するべく攻撃をする盗賊達だったが、射られた矢は次々とパワー・アクスによって叩き落とされ……この盗賊団が全滅するまで、そう時間は掛からなかった。

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