Mobile World Congress 2018:“予想外”な場所にWebカメラ――タッチ対応薄型クラムシェルノートPC「HUAWEI MateBook X Pro」登場

» 2018年02月26日 12時20分 公開
[井上翔ITmedia]

 Huaweiは2月25日(中央ヨーロッパ時間)、スペイン・バルセロナで開催される「Mobile World Congress 2018」に合わせて新型ノートPC「HUAWEI MateBook X Pro」を発表した。ヨーロッパでの標準販売価格は1499ユーロ(約19万7000円)から1899ユーロ(約24万9000円)となる。

HUAWEI MateBook X Pro HUAWEI MateBook X Pro

 今回発表されたMateBook X Proは、3モデルある。搭載するCPUは下位・中位モデルがCore i5-8250U(1.6G~3.4GHz)、上位モデルがCore i7-8550U(1.8G~4GHz)となる。全モデルともに外部GPUとしてNVIDIAの「GeForce MX150」(メモリ2GB)を搭載しており、シーンに応じてCPU内蔵の「Intel UHD Graphics 620」と使い分けるようになっている。

 メインメモリの容量は下位・中位モデルが8GBで、上位モデルが16GB(いずれもLPDDR3)。SSD(ストレージ)の容量は下位モデルが256GB、中位・上位モデルが512GB(いずれもPCI Express接続でNVMe規格)となっている。プリインストールするOSは、今回発表されたモデルについては「Windows 10 Home(Fall Creators Update)」となっている。

 ディスプレイは3K(3000×2000ピクセル)の13.9型LTPS液晶を搭載する。この液晶はsRGBの色域を100%カバーするもので、コントラスト比は1500対1、最大輝度は1平方メートルあたり450カンデラ(450nits)という仕様だ。ディスプレイ横のフレームの厚さは4mmで、画面占有率は91%となる。また、ディスプレイには最大10点まで検出するマルチタッチセンサーも内蔵されている。

画面占有率91% 画面占有率は91%

 電源ボタンは「Windows Hello」対応の指紋センサーを兼ねており、電源オンからWindowsログインまで最短7.8秒で行えるという(同社の計測値)。

 キーボードのF6キーとF7キーの間には、100万画素のWebカメラが設置されている。普段は収納されており、使う時だけポップアップさせる仕組みだ。

指紋センサー 「MateBook X」同様、電源ボタンは指紋センサーを兼ねている。電源オン、あるいはスリープ解除からログインまでの動作がシームレスに行える
Webカメラ Webカメラはキーボードに“紛れ込んで”いる。使う時だけ押し込んでポップアップする仕組みだ。使い終わったら再び押し込めば収納できる

 ポート類はUSB 3.1 Type-C端子×2、USB 3.0端子(Type A)と3.5mmイヤフォンマイク端子を備える。USB 3.1 Type-C端子は2つとも「USB Power Delivery(USB PD)」による電源入力に対応。同端子のうち1つは「Thunderbolt 3」にも対応している。

 バッテリーはリチウムポリマーで、容量は57.4Wh。満充電からの連続稼働時間は、ビデオ再生時で最大12時間(メーカー計測値)となっている。

ポート類 ポート類。薄型ボディーながらUSB 3.0端子(Type A)も搭載している

 ボディーサイズは304(幅)×217(高さ)×4.9~14.6(奥行き)mmで、重量は1.33kgとなる。ボディーカラーはMystic SilverとSpace Greyを用意する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

- PR -

この記事が気に入ったら
ITmedia PC USER に「いいね!」しよう

今、あなたにオススメ
ITmedia PC USER
(2014年1月28日)
ITmedia PC USER
(2013年6月10日)
(2013年5月7日)
PR(マツダ株式会社)
PR(ITmedia PC USER)
ITmedia PC USER
(2013年9月17日)
ITmedia PC USER
(2012年10月30日)
PR(BeautyTV編集部)
(2013年2月13日)
ITmedia PC USER
(2013年5月24日)
ITmedia PC USER
(2013年2月21日)
PR(オトナ女子ログ)
Recommended by