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【2017-2018】冬の京都は絶景の宝庫!おすすめ観光&グルメの旅8選

2017.12.09

桜、新緑、紅葉のシーズンには多くの観光客で溢れる京都。しかし、普段見ることができない奇跡的なワンシーンを胸に刻みたいなら、冬こそ訪れるべきおすすめの季節です。京都っ子も息を呑む絶景の数々と、冬にしか食べることができない絶品グルメ、初詣に着たい人気の着物レンタルなど、京都の冬の旅にこそおすすめの楽しみ方をご紹介します。

1.雪をまとった寺社仏閣にうっとり

▲降雪後の金閣寺(鹿苑寺)。快晴の朝に見ると最高に美しい

京都の冬観光やデートで是非見ておきたいのが、雪化粧をした寺社仏閣の姿。世界遺産・金閣寺をはじめとした有名寺院の春~秋の姿は、テレビや雑誌、パンフレット等でよく目にしますよね。しかし、銀世界の中に佇む姿は、雪がめったに降らない京都の市街地では、住んでいないと見るチャンスはほとんどないと思います。
▲こちらは「清水の舞台」で有名な清水寺の雪化粧

冬の京都を訪れるなら、その少ないチャンスをものにするために週間天気予報などは逐一チェックしておきましょう。狙い目は、市内にまとまった降雪があった後の晴れの日。すっきりとした青空から眩いばかりの陽光が差し込み、寺社の屋根や木々に被さった雪の白さが際立ちます。
▲枯山水で有名な龍安寺の石庭。雪が積もると普段の砂の石庭とは違う一面を見せてくれる
▲京都三大祭のひとつ「時代祭」が行われる平安神宮の雪化粧
▲世界中の観光客を魅了する伏見稲荷大社の「朱の千本鳥居」。雪を被ると紅白のコントラストが美しい

今や外国人が選ぶ日本の観光地第一位と名高い、伏見稲荷大社では、ランチ付きの特別ガイドツアーも実施中!京都ミステリーガイドが熟知したパワースポットなどを紹介してくれますよ。
例年、京都市内に降雪が観測されるのは大寒波が訪れる1月末~2月。この時期に狙いを定めて宿を予約しておくのもいいかもしれませんね。
天候次第だからこそ、見ることができたら本当にラッキー!

2.京都の冬ならではの期間限定イベントにも注目

▲貴船神社のライトアップは冬にしか見ることができない。(写真・今宮 康博)

京都では冬の時季だけに特別のイベントを行っているスポットがたくさんあります。その中でも特におすすめなのが冬の「貴船神社」。2018年1月1日~2月28日までの2カ月間、雪の日のみ、夕暮れから20時まで特別にライトアップを行っています。ただでさえ幽玄な雰囲気の境内が、雪に反射するライトの光に包まれる姿は幻想的のひと言です!誰もが息を呑む景色を是非味わってみてください。
▲一生に一度は見ておきたい貴船神社の特別ライトアップ(写真・今宮 康博)
また2018年は、近代日本の幕開けとなった慶応4(1868)年の「明治維新」から150年の節目の年!NHKの大河ドラマは、西郷隆盛が主人公の「西郷どん」が放映されます。

京都市と京都市観光協会、JRグループが毎年共同で行っているデスティネーションキャンペーンの第52回「京の冬の旅」(2018年1月6日~3月18日)では、幕末・明治維新や西郷隆盛ゆかりの寺院など15カ所で通常非公開の文化財を特別公開!

普段は見学できない庭園や仏像、襖絵、建築などの様々な文化財が期間限定で公開されますので、この機会に是非見ておきたいですね。
▲重要文化財にも指定されている、妙心寺の三門

京都の「西の御所」とも呼び親しまれている「妙心寺」では、「京の冬の旅」と連動して、普段は非公開の「三門」や「東海庵」の特別拝観と、オリジナルメニューのランチがセットになった期間限定プランを提供。

貴重な重要文化財をゆったりと見学しつつ、贅沢なランチに心行くまで舌鼓を打つ…今冬、京都を訪れる方には是非おすすめしたい体験です。

3.寒い冬は温泉でじんわり温まりませんか?

街中散策で体が冷えたら、温泉に行くのも1つの手。人気観光エリアの嵐山には、個性豊かな温泉施設がたくさんあります。
▲露天風呂でほっと一休み

綺麗な景色を見ながら温かいお湯につかれば、また違った角度で京都の魅力を満喫できるはずです。

4.初詣も人気の着物レンタルで

せっかく京都に来たのだから、和服姿でテンションを上げたい!そんな人には、着物レンタルもおすすめ。着物を着て初詣に行ったり、自由に街中を散策したりしませんか?
着物や小物、履物、ヘアアクセサリーまで揃い、おしゃれな着こなしを提案してくれるレンタルショップがおすすめです。

5.京都にもあるんです!かやぶきの里

“雪深い地方のかやぶき民家群”といえば、岐阜県の「白川郷」が有名ですが、それに近しい風情を醸し出している地域が京都にもあります。それが南丹市美山町にある「かやぶきの里」です。
▲降雪の時期は、山村の雪景色を観ることができる

この「かやぶきの里」は、伝統的技法による建築物群を含めた歴史的景観が評価され、平成5(1993)年には国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。

古都の風情とは一味違った冬の絶景を楽しみたい方に、おすすめの観光名所です。

【美山かやぶきの里へのアクセス例】
JR山陰本線・京都駅から園部駅まで快速で約35分、園部駅から南丹市営バスで約1時間、「知見口」下車 ※日吉駅・和知駅からのバスもあります。

6.冬しか食べられない京グルメを求めて

京都の冬の食材として最も有名なのが「ブリ」。極寒の日本海を生き抜くために脂をたっぷりと溜め込んだブリは、お刺身でいただくのはもちろん、温かいしゃぶしゃぶで食べるのも楽しみのひとつ。
▲身の隅々まで“サシ”が入っている旬のブリ

土鍋のダシにしゃぶ♪しゃぶ♪と数秒くぐらせただけで、さっと霜降り色に。中がまだレアな状態で引き上げ、ポン酢をつけて食べれば、身の歯ごたえ、火が通った部分の香ばしさや旨みの濃さ、そして脂のとろける具合に思わず頬が落ちそうになりそうです!
▲幻のカニといわれる「間人(たいざ)ガニ」

また、この時季ぜひ食べていただきたいのが関西のカニ好きに支持されている「間人ガニ」。脚は北海物に比べて長くてスマート。みっしり身が詰まって重いのが特徴です。
この間人ガニ、日本海に面した京丹後市間人の数隻の小型船でしか収穫しておらず、漁獲量が少ないため“幻のカニ”と呼ばれています。

間人はブリの産地としても有名なので、京都の冬の定番ブリと、幻のカニを味わいに北部を旅してみるのもいいかもしれませんね。

【間人へのアクセス例】
JR山陰本線・京都駅から福知山駅まで普通電車で約70分(特急もあり)。福知山駅で京都丹後鉄道特急たんごリレーに乗り換えて網野駅下車(約60分)

7.舟屋が立ち並ぶ漁村に訪れる冬の空気

京都府北部にある与謝(よさ)郡伊根町は、海辺ぎりぎりに立ち並ぶ舟屋群が有名です。

舟屋とは、1階部分が船のガレージのようになっていて、漁師たちが生活する2階の居間からそのまま漁船に乗り込める建物のこと。その姿は、まるで海に浮かんでいるかの様です。
▲寒村の風情が観光人気を呼んでいる

日本海の入り江にひっそりと佇むこの漁村にも、もちろん冬の厳しさが訪れます。しかし、風雪にさらされた舟屋の風景は、都会で暮らす人々の和心をくすぐるのです。

観光名所となった現在では、舟屋を改装した宿泊施設などが充実しており、冬でも快適に観光を楽しめるよう整えられています。一年を通して観光客が訪れるエリアですが、風情のある一枚を収めに、あえて冬に行く!というのもおすすめです。

【伊根へのアクセス例】
JR京都駅から特急で約150分、宮津駅で下車し路線バス約60分、経ヶ岬、蒲入、伊根郵便局前などで下車
また、京都北部に行くのなら、手織り体験もおすすめ。冬の旅の思い出に、本格手織り物を作ってみませんか?

8.宮津湾に昇る幻雪の飛龍

日本三景のひとつ「天橋立(あまのはしだて)」は京都北部の宮津湾と阿蘇海を隔てる自然の砂州です。「日本の名松百選」や「日本の白砂青松百選」、「日本の渚百選」など数多の日本百選に選出されており、一年を通して多くの観光客が訪れています。

おすすめのビューポイントは「天橋立ビューランド」。JR天橋立駅を出てすぐのところにある観光リフトに乗って、簡単に行くことができる代表的な展望名所です。この場所で頭を逆さまにして自分の股ごしに天橋立を眺めることを「股のぞき」と言い、天と地が逆さになることで、龍が天へ舞い上がる様が観られることから「飛龍観(ひりゅうかん)」と呼ばれています。
この飛龍観、冬の積雪がある時期の姿は「幻雪の飛龍」と呼ばれ、ファンの間では奇跡の絶景として語られています。
古来より多くの日本人の琴線をふるわせた壮大な景観の雪化粧。その目で見たくはありませんか?

【天橋立へのアクセス例】
JR山陰本線・京都駅から天橋立駅まで特急はしだて号で約120分 ※直通バスもあります。
京都の冬の魅力の数々、いかがでしたか?お寺や神社、懐石料理などのイメージを持っていた人には、少し意外に映ったのではないでしょうか?

最新の気象庁の発表によると、2017年12月~2018年2月までの近畿地方の気象予報は、気温が「例年並みから低い」確率が40%。降水量が「例年並みから低い」確率が40%となっています(2016年12月8日現在)。
まずまず降雪が期待できる状況ではないでしょうか。

この冬の旅はカメラを片手に、奇跡のような白銀の世界を収めに行ってみませんか?
ぐるたび編集部

ぐるたび編集部

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