2016年9月の「iPhone 7」発売に先立ち、アップルが取得した特許「US 9,411,451 B2」を根拠として側面ディスプレイ付きiPhoneの登場を予想したが外れてしまった。しかし、アップルはこのアイデアを死蔵させないつもりらしい。
アップルは同特許をベースにして、側面ディスプレイをより多彩に活用するための技術を考案。この技術を米国特許商標庁(USPTO)へ出願したところ、米国時間2月22日に「ELECTRONIC DEVICES WITH SIDEWALL DISPLAYS」(公開特許番号「US 2018/0052540 A1」)として公開された。出願日は2017年10月13日。
この特許は、スマートフォンの横側面や下側面を各種操作可能なディスプレイとする技術、US 9,411,451 B2に加え、側面ディスプレイなどに指で押した力の計測が可能なセンサを追加したもの。以前紹介した特許では、側面ディスプレイに情報表示とタッチ操作、触覚フィードバックといった機能を付加していたが、今回の特許は押す力に応じて操作の内容を変化させられるようにするわけだ。
側面ディスプレイの用途としては、頻繁に確認したい情報の表示、使用頻度の高いアプリや操作用ボタンの表示で、以前の特許と変わらない。ただし、操作する際の力のかけ具合を制御に利用する。つまり、今回の特許は、スマートフォンの側面ディスプレイにも「Force Touch」的な操作性を付与することになる。
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